子どものいるママの仕事復帰はいつから?年齢別にみるタイミング
仕事復帰後に訪れる予想以上に大変なこと
ちょっとしたことでも夫婦喧嘩に
不満が溜まって、今まではお互いに気にならなかった些細なことにもイライラすることが増えるでしょう。例えば、パパが食器を片づけない、ママが子どものお世話をしているときにパパが寝ているなど、心に余裕があれば気にならないことでもイライラするものです。
一方パパも、ママが自分に構ってくれない、料理が手抜きになったなどの不満が溜まってくると、ママに嫌な態度を取ったり言葉遣いが悪くなったりして喧嘩に発展することもあります。
保育園からの呼び出しが多い
こういった話はよく耳にする話なのですが、意外に「うちの子は一度も病院に行ったことがないし大丈夫だろう」という根拠のない自信を持っているママもいるでしょう。
家での生活と子どもたちがたくさんいる場所での生活はまったく違います。「また熱が出た」というようなケースは多くのママが経験することです。それと同時に家族にも感染する可能性が高くなります。
保育園に通い始めたからといって、すぐにバリバリ働けると思わないほうがよいでしょう。
思いどおりにはかどらず疲れる
しかし、子どもが買い物に行きたがらない、熱が出たから病院に連れて行かないといけないなど、予定外のことが起こり思いどおりにできないときもたくさんあります。精神的にも体力的にも疲れることが多くなりますが、そういう状況になるかもしれないということを想定しておくとダメージが少なくなるかもしれません。
また、できないことで頑張りすぎると負担が大きくなるので「仕方ない」と考える気持ちも必要です。
仕事を始める前に確認しておくこと
家族や周囲の理解やサポートの確保
ママが仕事をするには、家族や周囲の理解が必須です。仕事を始める前にパパとしっかり話し合い、可能ならお互いの実家にも協力を仰ぐようにしましょう。もしくはベビーシッターや地域のファミリーサポートセンターに相談したりして、協力者を増やすことが大切です。
職場には、万が一子どもが病気になった場合のことについても事前に相談しておくと安心です。
1日のタイムスケジュールを決める
仕事から帰るとママも疲れて家事が進めにくくなるので、できれば少し早起きをして出勤前に夕飯の下ごしらえや簡単な掃除などをしておくと、帰ってから気持ちに余裕も生まれます。子どもとのコミュニケーションの時間も忘れずにタイムスケジュールに入れておきましょう。
ついでにパパと共有しておくと、お互い勘違いもなくて安心です。スマートフォンのアプリに夫婦でスケジュールを共有できるものもあるので、利用してみてもよいですね。
自分の中で優先順位を決める
例えば、一番大切なのが子どもとのコミュニケーションの時間なら、その日の掃除が多少滞ってもその時間を大切にしてください。その分、週末に掃除を回すなど、どこかでカバーすることも必要です。すべてをこなそうと思っても、限られた時間の中ではできないこともあります。
事前に優先順位を決めておけば、「これは今日できなくてもよいかな」と自分の中で諦めもつきやすく、肩の力を抜くこともできますよ。無理して体を壊しては、元も子もないので、何ごとも無理しないことが大切です。可能なときはパパの助けも借りるようにしましょう。
まとめ
仕事を始める時期は、子どもの年齢や預け先の有無などの生活環境によって変わってきますが、一番大切なのはママが「仕事をしたい!」と思ったときだと思います。そのときに備え、早めから準備をし、無事に再就職ができるとよいですね。
仕事を始めてからは、できるだけパパや周りにも頼るようにし、ママ一人で頑張りすぎないように心がけましょう。