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子どものいるママの仕事復帰はいつから?年齢別にみるタイミング

子どものいるママの仕事復帰はいつから?年齢別にみるタイミング

そろそろ子育てにも慣れてきたし、仕事復帰のタイミングを考え始めたママもいることでしょう。子どもが何歳から仕事を始めても大丈夫?自分や子どもに負担にならない時期はいつ?と疑問を抱えているママもいると思います。今回は、ママの仕事復帰についての時期や就職活動のポイント、始める前の準備についてお話しします。

子どもの年齢別にみる仕事復帰の時期

1歳前後の保育園に入園する前

一般的に、産休や育休を取った人が仕事復帰するのは保育園に入園可能な生後6カ月と1歳のときが多いようです。1歳を過ぎてしまうと、保育園探しが難航してしまいがちなので、保育園に入れる場合は1歳になる手前がよいタイミングです。

子どもの成長のタイミングをみても、6カ月ぐらいから離乳食が始まり、1歳前後には卒乳できるので授乳の心配もなく保育園に預けることができます。また、1歳前後は環境への適応能力にも優れているので、保育園にもすぐ馴染むことでしょう。

ママとしても、休職期間のブランクが少なくて済むので、仕事に復帰してもすぐに慣れることができます。ただ、まだ赤ちゃん期なので、帰宅してからの家事と育児の両立が少し大変かもしれません。

子どもが幼稚園に入園する前

子どもが幼稚園に入るとママにも少し自由時間ができるので、幼稚園に入る前後から仕事開始を検討しているママもいるかもしれません。しかしここで留意しておきたいのは、幼稚園は保育園と違い「保育目的の施設ではない」ということです。

保育園と違い午後のお迎え時間も早く、親参加必須の園行事も平日にある場合があります。延長保育があっても保育園のそれよりも短いか、保育園よりも費用が高いことが多いです。

さらに、夏休みや振り替え休日で平日幼稚園が休みの場合もあるので、その期間はベビーシッターを雇うか祖父母に預けるか、事前に対策を考えねばなりません。このように、子どもが一度幼稚園に入ってしまうと、日中少し空き時間はできるものの、勤務時間はかなり限られてしまいます。

子どもが小学校に入学する前

子どもが小学校に入るまでは、子どもの体調が安定しなかったり、帰る時間が早めだったりしますよね。小学校に入学すれば生活サイクルがパターン化してくるので、その時期に仕事を始めるのもおすすめです。小学校に入って少し経つと、授業後の学童や放課後教室も利用できますし、子どももひとりでお留守番ができるようになってきます。

そうなると、ママの時間にも融通がつきやすくなり、仕事がしやすくなってくるといわれています。ただ、このタイミングだと仕事のブランクがかなり開いてしまうので、復職後は感覚を取り戻すのに最初は戸惑ってしまうかもしれません。

ただ、一般的に多くのママ達が、子どもが小学校に入った時期に仕事を始めているので、必要以上に不安に思う必要はないでしょう。

子育てママの就職活動のポイントは?

求人が多くなる月を狙う

就職活動をする際は、求人が多くなる4月を狙いましょう。4月は正社員の異動や産休に入る人、また退職する人もいるので求人が一気に増える傾向にあります。

最低でも1~2カ月前から就職活動を始め、チャンスを逃さないことが大切です。履歴書や面接に着て行くスーツなど事前に用意し、万全の態勢で臨みましょう。

認可保育園の空きを待っている場合は、年長の園児たちが卒園し定員に空きが出やすい4月が狙い目です。また、子どもの年齢の関係で4月は難しい場合、一般的に10月にも求人が増える傾向にあります。

10月は、4月ほどではありませんが、企業内での体制の切り替わりなどがよくあり、それにともない求人数が増えるので要チェックです。

専業主婦の期間は短いほど有利

再就職の際、専業主婦の期間は短いほど有利だといわれています。それには大きく二つ理由があります。

理由の一つは、仕事から離れていたブランクが長ければ長いほど、過去の仕事のキャリアがほとんど「白紙」に近いものになってしまうからです。すぐに役立つ特定の資格などでない限り、一般的なキャリアでは10年のブランクがあると即戦力にはなりにくいと判断されてしまいます。

二つ目の理由は、ママ自身が再就職への一歩を足踏みしてしまうということです。あまり長く仕事から離れていると「果たしてやっていけるだろうか」と自問自答し、自信をなくしてしまうこともしばしば。

「再就職には少し早いかな?」と思っても、「仕事をしたい!」と思ったときがタイミングかもしれません。

準備期間と考え資格取得もあり

子どもが小さいうちは、やっぱり再就職への一歩を踏み出すのが難しいとママが感じる場合、無理にこの期間に再就職をせず、思い切って資格取得を目指してみるのも一案です。資格を取るために学校に通う時間がない場合、通信教育を利用してみてもよいでしょう。

通信教育の場合、家事や育児の隙間時間に自宅で試験対策もできるほか、郵送で添削などもあるので便利です。資格の中には、主婦ならではの経験を生かせる資格もありますので、自分の興味のある分野について勉強してみてはいかがですか。

資格が取れれば、子どもが小学校に上がって落ち着いてから、その資格を生かしたビジネスチャンスがあるかもしれません。資格によっては、企業に就職しなくとも自分で事業を立ち上げることも検討できますよ。
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