フリーランスでも保育園に入れる!ママが行う手続きやランクを確認
働くママが保育園を利用するときは「就労証明書」などで働いていることを証明する必要があります。正社員やパートの場合、勤め先で証明書を発行してもらうことができますが、フリーランスではどのような手続きをすればよいのでしょうか。今回はフリーランスのママが保育園を利用する方法を紹介します。
フリーランスは認可保育園に入りにくい?
フリーランスとは企業に属さず自由な働き方
例えば、ドラマに登場する「フリーライター」は個人で書いた記事を出版社などに直接売り込むことで収入を得ています。このような「特定の企業に属さず、仕事を契約して収入を得る働き方」がフリーランスです。
フリーランスの仕事はライターだけではなく、デザイナーやカメラマン、税理士、弁護士などさまざまな分野が存在します。近年人気が高まっている「在宅ワーク」の多くもフリーランスです。
企業に属さないため、「いつ働くか」「どこで働くか」を自由に決めることができます。仕事内容によっては、子育てや家事と両立しやすい働き方といえるでしょう。
居宅内勤務は外で働くママより不利な場合も
仕事を理由に認可保育園を利用する場合、重要になるのが就業日数と就業時間数です。例えば「月20日以上、1日8時間以上」が20点だとすると、「月16日以上、1日4時間以上」は14点というように、日数と時間数が少ないほどポイントが低くなります。
また、家の外で働いている「居宅外労働」と、自宅で働いている「居宅内労働」では点数が違う自治体もあります。「月20日以上、1日8時間以上」の居宅外労働は20点、居宅内労働は18点という形です。
忙しさは同じなのに、働き方が違うだけで不利になるのはなんだか理不尽ですね。
フリーランスという働き方に理解が少ない
なかでも多いのが、「自宅で働いているのだから子どもの世話もできるだろう」というものです。
しかし実際は、働く場所が自宅であるというだけで、仕事量や内容は正社員と同じというケースもあります。子連れ出勤で働くのが難しいように、自宅で働きながら育児をするのは簡単ではありません。
また、就業日数や時間がはっきりしないことから「実際は働いていないのではないか」と疑われることもあります。さらに、フリーランスは「片手間でできる仕事」と考えている人も多く、役員などを押し付けられたママもいます。
保育園に申し込みするための手順は?
まずは税務署に開業届を提出しよう
しかし、自分で書類を作成するということは、内容をごまかすことができるということです。そのため、自治体によっては働いていることを保証する書類として「開業届」の提出を求めることがあります。
「開業届」というと起業したときやお店を開いたときに提出するというイメージがありますが、フリーランスも「個人事業主」に当てはまるため、開業届を提出することができますよ。
開業届は保活に利用できるだけではなく、確定申告で「青色申告」が利用できるなどのメリットがあります。税務署で手続きできますので、まずは開業届を提出しましょう。
就労状況申告書で仕事実績をアピール
就労状況申告書は自治体によって様式や記入方法が異なります。待機児童が少ない自治体は、就業している曜日と大まかな就労時間を記入する程度ということが多いようです。
一方、保育園激戦区と呼ばれる自治体では、家事や育児の時間も含んだ1日のタイムスケジュールを細かく記入しなくてはならないこともあります。事前にスケジュールを記録しておくとよいですよ。
ただし、忙しさをアピールするために仕事実績をオーバーに書くのはやめましょう。就労状況と収入がアンバランスだと判断された場合、不正とみなされる可能性があります。
業務や収入に関わる書類は保管しておく
例えば、直近3カ月分の請求書や発注書、業務委託契約書のほか、デザイナーやライターの場合は実際に作成した作品や記事のコピーなどが証明に使えることもあります。業務に関わる書類はすべて保管しておきましょう。
また、収入を証明する書類も保管しておきましょう。昨年度の確定申告書をコピーしたものや領収書のコピー、報酬の入金がある通帳のコピーがあるとよいですね。
保育園激戦区の場合、提出を求められなくても提出しておくのがおすすめです。しっかり働いていること、忙しいことをアピールすることができますよ。
認可保育園入園の確率を上げる方法を紹介
無認可や認証保育園の利用でランクアップ
しかし、働いているママ自身が必要性を感じているから保育園の利用を申し込んでいるわけです。「必要性がない」と一方的に判断されては困りますよね。
認可保育園の入園を決めるポイントの一つに「託児実績」があります。これは、「無認可や認証保育園などの利用実績があるか」というもので、利用実績があると点数が加算されて優先順位が高くなります。
また、託児実績があると「託児しなければ働くことができない」という証明にもなるため、保育の必要ありと判断されやすくなります。コストはかかりますが実績を積んでランクアップを目指しましょう。