子育てしながら勉強もしたい。スキマ時間の作り方と勉強方法
スキマ時間を有効に活用できる勉強方法
必要な専門用語の覚え方
育児と勉強の両立は体力的に大変なことです。無理して夜遅くまで勉強をし、体調をこわしてしまってはいけません。きちんと睡眠時間を確保しながら毎日勉強する習慣をつけ、ささやかでもよいので達成感を得るようにしましょう。
専門用語を紙に書き出し、トイレや洗面所、キッチンやテレビの上などに貼り付けて「毎日5ワードずつ覚える」と目標を立て、家事をしながら口に出して唱えるという「ながら勉強」もおすすめですよ。
「今日は◯◯の項目を理解できた」「◯◯のところを暗記した」と自分の成長を感じることがモチベーションのアップにつながるのです。
お買い物や移動中も無駄にしない
テキストの内容を自分でレコーダーや録音アプリに入れておく、参考書や問題集に付属のCDを利用するなどして、耳からも覚えることは可能ですよ。特に英語などの語学系の資格は、実際に単語や会話表現を聞き取る練習も大切ですよね。何度も繰り返して聞くことで自然と勉強する習慣がつきますよ。
乳幼児を抱えたママの毎日は目の回るような忙しさですよね。それでも「子どもが小さくて自分のひとり時間なんてもてないけど、なんとか資格を取得したい」と限られた時間をやりくりして勉強時間をひねり出すためには、移動時間も無駄にせずスキルアップを目指しましょう。
ときには通信講座も使ってみる
通信講座やスクールはそれなりに費用がかかるというデメリットがありますが、受験のノウハウが手っ取り早くわかる、効率よく勉強するために試験に出やすいポイントを知れる、受験までのスケジュールを立ててもらえる、などのメリットもありますよ。授業料の元を取ろうとやる気が出る場合もあるかもしれませんよね。
比較的低料金だったり毎日数十分ほどで学習できるよう工夫されていたりと、取り入れやすい通信講座も最近では多くあります。独学では何から手をつけていいかわからない、家事や子育てのスキマ時間に効率よく学習したい、という場合におすすめですよ。
勉強するスキマ時間を作るための工夫
子どもの行動パターンを観察してみる
赤ちゃんのころは勉強時間がとりやすいけれど、体力がついて昼寝もしてくれない2〜3歳のころには勉強時間の確保が難しいこともありますよね。あまり昼寝をしなくなってきた子、昼寝をすると夜になかなか寝ない子、お風呂も夕食も早めにしたら早く寝る子、など子どもにより様々です。
子どもの生活リズムを早めることで「早めに寝かしつけて勉強時間を確保する」ことができればよいのですが、無理な場合には、昼寝やスキマ時間など、できるときに少しずつやるようにしましょう。
家事を手抜きや短縮してみる
毎日献立を考えてから買い物にいくと、無駄に時間がかかってしまいます。料理は1週間の献立をあらかじめ考えておき週末にまとめ買いをする、買い物後に作り置きを作ったり食材を切り刻んで冷凍しておく、などできる範囲で時短の工夫をするといいですよ。
副菜を作り置きするとお弁当やお昼ごはんの用意の手間が減りますし、食材を切り刻んでおくだけで冷凍のまま加えて調理できて便利ですよ。素早くできる定番メニューもあると献立を考える手間が減りますよね。
日替わりで場所を決めて掃除をする、毎日雑巾がけまでしないで家族が寝ている間にドライシートでさっと終わらせる、などと手抜きも大切ですよ。
周りの協力は惜しみなく頼る
パパが休日に子どもを外遊びに連れ出してくれたり、お姑さんが預かってくれたりするかもしれません。ママにべったりの子どもだと難しいかもしれませんが、ほかの人と関わるチャンスでもあるので、ぜひお願いしてみましょう。
身内の協力が得にくい場合には、保育園の一時保育、ファミリーサポート、未就園児向けの親子分離の習い事なども活用することができます。各自治体で子育て支援のための制度が設けられていないか確認してみるといいですよ。
まとめ
子育てが忙しいからといって一念発起したことを簡単にあきらめるのではなく、時間をつくるための工夫をして効率よく勉強をし、周りの応援も糧にしながら、ぜひ資格取得を目指していってくださいね。
この記事を、子育てと勉強を両立することに少しでも役立てていただけたのであれば嬉しいです。