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幼児期からのフィンランド教育って?フィンランドの教育の特徴を紹介

幼児期からのフィンランド教育って?フィンランドの教育の特徴を紹介

国際学力調査でいつも成績上位にいるのはフィンランドの子どもたちで、学力が世界一だといわれていますが実際にどのような教育の特徴があるのでしょうか。日本とは違う自由なイメージのフィンランドの気になる教育方法や学校の仕組み、噂の真相などをご紹介していきます。

幼児期からのフィンランド教育の羨ましいところ

フィンランドは教師の質が高い

フィンランドでは大学修士号を取得した人だけが教師になることができますので、教師の学力が高く質も良いといわれています。教員資格を取得するには、大学の教育学部に入り教育学について5年間勉強しなければなりません。

在学中は勉強だけでなく1年生の時から3~4週間の教育実習があり、子どもたちと実際に触れ合いながら教育学を学んでいきます。さらに、5年生になると1カ月間の教育実習が2回と、教員資格を取得する前から子どもたちへの指導の実践経験を積んでいます。

また、教員は学校ごとに採用されており、契約期間が3~5年と決められています。授業内容が分かりにくかったり、真面目に働かない教師は契約が更新されませんので、優秀な人材が残るという仕組みになっています。

小学生~大学生までの授業料が無料

フィンランドでは国家や自治体の予算から教育費が当てられていますので、小学生~大学生までの授業料が無料になっているようです。日本でも授業料の無償化は進んでいますが、フィンランドでは授業料だけではなく、教科書や給食、文房具、遠くから通う子どもたちの交通費なども無償になっています。

天然資源がなく小さな国だからということで、人材を大事にしていて子どもも大事な人材だと考えられています。すべての子どもたちが公平、平等に教育を受けられることを目標に、家庭環境や財力に関係なく無償でみんなが勉強できる環境があります。

学びたい意欲のある子どもたちは学力レベルが上がり、将来やりたい仕事や勉強の選択肢が増える可能性が高くなります。

幼児期からの読書量も多い

フィンランドは図書館の利用率が世界一だといわれていて、幼少期のころから本を読む機会が日本人に比べて多いです。また、フィンランド人の多くが1日1時間は本を読んでいると言われるぐらい、読書好きで自然と読解力が身に付くようです。

読解力が身に付けば、国語の勉強だけでなく算数や理科などの他の教科でも読むことで理解することができ、学習能力の向上に繋がると考えられています。学校でも本を読むことを重視していますので、テストを記述式にして本から学んだ知識を自分なりに上手にまとめて書けるような問題にしています。

本を読んでもらうことも大好きで、学校や図書館での読み聞かせをよくやっていますし、家庭での読み聞かせも習慣になっていて本に関わる時間がたくさんあります。

フィンランド教育のウソとホント

フィンランドは宿題があるの?

フィンランドの学校では宿題がないという話を聞くことがありますが、全くないということはなく宿題はあるようです。フィンランドは子どもの自由な時間を大切にしていますが、国際的に見ると授業時間が少ないので、家で宿題をして復習する時間が多少あったほうがよいのではないかと考えられています。

フィンランドの小学校に通っていた友人は、学校から家に帰ってきたら遊ぶ時間がなく「毎日宿題をしていたような気がする」と話していました。学校によって毎日宿題があったり、量が多かったりするということもあるようです。

夏休みの長期休暇には宿題がないので、そのことがインターネット上で間違った情報になって「宿題がない」というように広まったのではないかと考えられています。

フィンランドではテストがないの?

フィンランドではテストがないという噂がありますがテストはあります。テストの結果だけが成績に反映されるのではなく、テストの目的はどこまで理解できているかを継続的に確認し、個人に合わせた教育をできるように行っているものです。

子どもたちには平等な教育を行い学力に差がつかないことを重視しており、みんなと比べて学力の遅れをとっているような場合は、そのまま進学せず留年して学ぶことが普通にあります。

高校の入学には試験がなく、小学生から中学生までのテストの成績を参考にして合否が決まり、希望の高校を選んで成績がよい人から順番に希望校に進学していきます。高校に入ると1~2カ月おきにテストがあり、個人の状況に合わせて勉強を進めていくようです。

先生の勤務時間が短いって本当?

フィンランドの中学校の授業は朝8時頃から午後2時半頃までで、高校でも朝8時頃から午後3時頃には終わるようですので、日本と比べても授業時間が短いということはありません。

放課後は次の授業の計画を考えたり、他の先生と話をしたりして5時頃に帰る先生もいれば、授業計画やテストの採点は家でやるので授業が終わったらすぐ帰る準備をして帰る先生も多いようです。3時頃に学校を出る先生が多く、学校での滞在時間は7時間ぐらいが平均で、日本の学校の先生に比べると1日の勤務時間が短いです。

また、フィンランドの学校では放課後のクラブ活動や委員会活動がありませんので、帰りが遅くなったり休日にクラブ活動に時間が割かれたりということがありません。

フィンランド教育のすごいところ

シンプルな学習環境で身に付く

フィンランドは普段の生活を通して、生きていく方法を自然と身につけられるようなシンプルなサポート体制が整っています。

例えば「育児パッケージ」といわれる出産前の母親に配布される手当てがあります。これは、実際の子育てに役立つアイテムでマットレスや布団、ベビー服、オムツ、子どものおもちゃなどが箱の中に入っていて、箱もベビーベッドとして使えるようになっています。

他にも「自然享受権」というものがあり、すべての人が自然の中を自由に散策できる権利で、誰かの所有地でも自由に入って自然を楽しむことができます。子どもの頃から森に入って植物や虫などの自然と触れ合うことで、遊んでいるうちに自然環境に興味を持つようになります。
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teniteo WEB編集部

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