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 6歳の子どもがする家庭学習。嫌いを克服し遊びながら学ぶ

6歳の子どもがする家庭学習。嫌いを克服し遊びながら学ぶ

6歳という年齢は、小学校入学が近づき「勉強の習慣を付けさせなくてはいけない」とママが心配してしまう時期でもあります。でもママが勉強させようとすればするほど子どもが勉強嫌いになっていくことも。ここでは家庭で遊びながら学んで勉強嫌いを克服する方法や、この時期のしつけなどについて考えます。

6歳の子どもが勉強嫌い!家での克服法は?

子どもと一緒に勉強をする

子どもが勉強嫌いになる理由のひとつに「勉強が分からない」というものがあります。ママが子どもの分かっていない点をみつけて、助けてあげましょう。

そのためには、ママが子どもの横に座り一緒に勉強します。子どもの様子を見ていると、どこが分からず、手が止まってしまっているのか気がつきますね。分かりやすく説明してあげて、よく似た問題をいくつか一緒に解いてみれば、子どもも理解しやすいでしょう。

「勉強しなさい」と命令されて勉強嫌いになっている子もいるので、ママが「一緒に勉強しよう」と言うと、その気持ちも変化するでしょう。

問題が解けるようになったら「よくできたね!」と褒めてあげます。子どもにやる気がでますし、達成感があり、勉強が楽しくなるきっかけになるでしょう。

時間を決めて勉強する

嫌な勉強をダラダラ続けるよりも「やることだけをやれば終わる!」という方針で、さっさと勉強を終わらせるようにします。6歳くらいなら、まだ集中力が長続きしないので、10~20分勉強ができれば十分でしょう。

最初に今日何を勉強するのか、10分程度でできそうなことを決めておきます。たくさん勉強するのではなく、ポイントになっている問題を選び、それを中心に勉強します。できればきっちり勉強タイムを終了させます。

そうしているうちに、子どもは勉強に慣れ、勉強している時間が苦痛でなくなります。勉強しているうちに自然に湧いてきた疑問が興味に変わり、自らすすんで時間を超過してでも問題を解きたくなれば、勉強嫌いを克服したといえますね。

できない部分よりできる部分に注目する

どの子にも得意なことと不得意なことがあるでしょう。得意なことは無理しなくてもどんどんできるようになっていきます。まずは得意なことをみつけてあげて、それを伸して、学ぶことの楽しさを教えてあげましょう。

例えば本を読むのが好きな子には、どんどん本を読ませてあげます。足し算が苦手でもそれはまず置いておいて、先に読む力をつけて自信を持たせます。自信を付けた子は、不得意なものにも挑戦する前向きな気持ちが起きやすいです。足し算だってやればできると感じることができるでしょう。

勉強は国語や算数、理科などに分けられていますが、どこかでつながっています。例えば算数の文章問題を解くには読解力も必要です。得意な分野でまず力をのばすことでほかの分野でも力が伸びるでしょう。

つまらない勉強より遊びながら学ぶ

「考える」を育てるパズル遊び

遊びながら学べる知育玩具のひとつに、パズルがあります。パズルは柄や色、形を頼りに正確なピースを見つけ出す遊びで、物を見て考える力を育ててくれます。

パズルには、たった数ピースだけの簡単なものから、10ピース、100ピース、それ以上のものまで販売されていますので、その子にあったレベルのパズルを選ぶことができます。考える力を育てるには、ちょっとだけ難しいレベルのパズルをするといいようです。レベルが低すぎれば、簡単で飽きてしまいますし、難しすぎると、完成できずにやる気をなくしてしまうようですよ。

子どもの好きな柄やキャラクターのパズルにしてあげると、喜んでくれるでしょう。車好きな子には車柄、恐竜が好きな子には恐竜のパズルを渡してあげるといいですね。

「想像力」を育てる粘土遊びと図画工作

子どもは想像力豊かで、小さな頭の中でいっぱい、いろんなことを考えています。頭の中にあるものを絵にしたり、粘土で作って、外に向けて表現させてみましょう。

想像したものを表現する、物を作り出すという能力は、昔から人が必要としてきた能力ですよね。今は便利な時代になり、何でもお店で買えるようになりましたが、昔は、すべて自分たちで作る必要があり、生活の知恵でもありました。

子どもに粘土遊びさせると「こんなことを考えていたんだ」とママが驚くような物を作ってくれたりもします。粘土がなくても、お菓子の空箱やトイレットペーパーの芯など、捨てるような物でも、子どもの想像力をかき立てる材料はたくさんあります。子どもに自由に発想させて作らせてみてはどうでしょうか。

「記憶力」を育てるトランプとかるた遊び

6歳にもなると、ちょっとしたルールのある遊びが楽しめるようになります。トランプでは、ババ抜きや神経衰弱を始める子もいますね。神経衰弱は、同じ数字のカードを覚える遊びですので記憶力が育ちます。

この頃の子どもは、記憶力が急速に育っています。家族で神経衰弱をすると、前はパパが簡単に勝っていたのに、子どもに負けるようになってきます。嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになる人もいるみたいですよ。子どもはパパに勝ったらテンションが上がって、もっと神経衰弱好きになるみたいです。

かるた遊びも、遊びながら学べます。耳で聞いたひらがなの音と同じかるたを見つける遊びは、同じ年ごろの子どもたちと競争しながら学べます。読み手になれば、ひらがなを読む勉強にもなりますね。
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