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 音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

音楽を使って知育を始めてみよう

CDやDVDを上手に使えば手軽

音楽で知育というと楽器を使ったりクラシック音楽を聞いたりするイメージで難しく感じてしまうママやパパもいるかもしれませんが、CDやDVDを使って手軽に始めることができます。

音楽だけではなく、ひらがな英語、数字を教えてくれるCDやDVD、また体操やダンス、見ながら一緒に体を動かせるDVDもたくさんあります。

アンパンマンやディズニー、乗り物シリーズなど、色々なキャラクターが使われていますので、子どもの好きなキャラクターのものを選んでみるとよいですね。

もちろん実際に楽器を弾いているものや、クラシック音楽を基本としているCDやDVDもありますので、いくつかの種類を用意して楽しむのはどうでしょうか。

しかけ絵本で遊びながら音楽に触れる

音楽が流れたり、小さなキーボードや太鼓がついていて自分で音楽を奏でることができるような、沢山の知育絵本がでています。ボタンを押すと音楽が変わったり、音が出たりするのが楽しくて、夢中になります。

・ピカピカひかるピアノ けんばんが光るガイド付き (光る・音でる知育絵本)
7種類の音、童謡やクラシックが21曲が入っていて、光るけんばんが子どもに人気の絵本です。

・光る・音でる・知育絵本 リズムにのってぽんぽんたいこ (光る・音でる知育絵本)
叩くと音がでるたいこシリーズも人気です。

・うたって たたこう! わくわく リズムあそびどうようえほん (音の出る絵本)
14曲の童謡が入っています。童謡のメロディが子どもは大好きです。

英語の歌は語学学習にも

言語能力が著しく発達する幼児期に英語を聞かせると、スポンジのように吸収します。小さいうちから音楽として聞き慣れ親しむと、難しい発音の聞きわけ、発音能力が高くなることが期待できます。

遊びに取り入れ、英語を楽しいと感じられる幼児期から、英語に触れる機会を増やしましょう。下のような幼児向けの英語DVDもたくさんありますよ。

・ハイハイ英語
0歳児から楽しく学べるように工夫されています。

・ベイビーイングリッシュDVD 1-5巻セット
アルファベット・数字・色と形・発音・基本的な単語など、初めて英語を学ぶのにぴったりです。

・それいけ!アンパンマン えいごであそぼうDVD4巻セット
幼児に人気のアンパンマンと一緒に楽しく英語が学べます。

リトミックとは?その効果がすごい

体も一緒に動かすリトミック教育

リトミックはスイスの音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズという人が開発した教育法です。「音楽を体で感じ、自由に体を動かしたり表現したりすること」を基本にしています。

色々な試練に耐えられるだけの基礎能力の掘り起こし、それらの能力がバランスよく成長できるよう、音楽を使って、身体的、知的、感覚的に優れた子どもたちの育成を目的としています。

音楽に合わせて手遊びをしたり体を動かしたり、楽器や身近なもので音を鳴らすなどして、音楽そのものと、感じたことを表現します。大きくなれば歌を歌ったり、音符を読むことを習っていきます。

年齢に合った活動を行い、その時期に伸びるであろう能力を引き出していきます。

リトミックの五つの効果

リトミックの代表的な五つの効果は以下になります。

・音感やリズム感を育む
音や音楽を使った活動は音楽教育にぴったりです。

・心身のバランスがとれる
音楽に合わせて体を使った活動をし、曲によって悲しい、楽しいと感じることで情緒の発達を促します。

・協調性や社会性を育む
グループで活動し、友だちが発する音を注意して聞くことで協調性や社会性が生まれます。

・集中力がつく
音楽を聞くことに集中して体を動かすことで、集中力がつきます。

・運動能力が高くなる
スポーツにはリズム感が重要で、リズム感を養うと基礎的な運動能力が上がるといわれています。

ほかにも、想像力・表現力や自己肯定感が高くなるなどの効果がたくさんあります。

リトミックを行っているおすすめ音楽教室

たくさんのリトミック教室がありますが、0歳から小学校入学前までの年齢の子が通える教室がほとんどのようです。0~2歳までは親子教室が中心になります。

全国的に展開していて人気があるのが、

【カワイリトミック教室】
ピアノメーカーのカワイが運営しているリトミック教室です。こちらは1~4歳までの親子教室です。ピアノメーカーだけあり、生のピアノ演奏で活動します。3歳になると読譜のカリキュラムも始まり、4歳になるとキーボードを使います。早くから音楽教育を始めたいママやパパにはぴったりの教室です。

【特定非営利活動法人・リトミック研究センター】
こちらのサイトではリトミックに関する情報に加え、日本全国のリトミック教室が探せるようになっています。

赤ちゃんと音楽を楽しむコツとは?

歌を歌いながらスキンシップをしてみよう!

妊娠中からお腹をなでながら歌を歌うことで、赤ちゃんとスキンシップをとることができます。歌を聞くと赤ちゃんが動くことも多く、生まれる前から赤ちゃんをより身近に感じるのではないでしょうか。

出産後も、赤ちゃんを抱っこや添い寝をしながらなど、たくさんの場面で歌を歌うことができますね。

その際に手遊び歌も歌ってみましょう。実際に手遊びができるようになるのは少し大きくなってからですが、赤ちゃんはじっとママを見つめたり、手足をバタつかせたりして反応します。手遊び歌に合わせて体を動かすことは、成長発達を促す知育遊びの1つです。

言葉が出るようになったら、一緒に歌い体を動かして楽しみましょう。親子の絆が深まるだけではなく、ストレス発散にもなりますよ。

おもちゃや楽器を使って聞かせてる

CDやDVDのようにスピーカーを通して聞く音楽だけではなく、楽器などから直接出る音を聞かせることはとても大切なことです。

特にママやパパが実際に楽器を触って音を出す、自分が触れて音がでることが理解できると、楽器によってそれぞれ出てくる音の違い、その一つ一つの音がメロディを作ることが分かるでしょう。

高価な楽器を揃えることはありません。カスタネットやハーモニカなど、手軽な値段で扱いやすい楽器でも十分ですよ。

また、おもちゃでも色々な音や音楽が出るものがたくさんあります。昔ながらのガラガラも音に触れる立派なおもちゃです。

今は音楽の知育玩具も豊富で、色々な楽器が一つにまとまっている複合楽器タイプのものが人気があります。

大人もときには好きな音楽を楽しもう!

赤ちゃんのためにと童謡やクラシックばかり聞いていると、楽しめなくなったり、疲れたりしてしまうことがあるかもしれません。

ママも自分の好きな音楽を楽しむ時間を持ちましょう。大きめの音で聞きたい、ちょっと激しい音楽を思いっきり楽しみたいけれど、赤ちゃんへの影響が心配というときは、パパに赤ちゃんを散歩に連れていってもらうなどして1人で安心して聞きましょう。

また、車を持っていれば1人で好きな音楽を聞きながらドライブに行ってみてはどうでしょうか。この方法なら近所迷惑になる心配もありません。

たまには好きなアーティストのライブやコンサートに行くのもよいですね。思いっきり楽しんでストレス発散ができれば、赤ちゃんとの時間もより充実した時間になるかもしれません。

まとめ

少し意識してみると、音楽は常に身の回りに溢れています。好きと思える音楽、そうではない音楽が自然と耳に入ってくるでしょう。

子どもが大きくなるにつれお気に入りの曲や好きな音楽が出てくるでしょうし、ママとパパが好きな音楽を一緒に聞いているうちに好きになるかもしれません。

大切なのは、「好き」と思えて、音楽を「楽しむ」こと。赤ちゃんのころから音楽に触れる機会を作り、バランスよく様々な音楽を生活に取り入れながら、健やかな子どもの成長を促せるとよいですね。
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