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 音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

音楽が脳の発達に与える影響とは?

自律神経の発達を促してくれる

子どもはまだ自律神経が未発達で、ストレスや不安などの負担がかかると大人より容易に乱れてしまうことがあります。

自律神経が乱れてしまうと、赤ちゃんには「眠りが浅い・目覚めが悪い」という症状が現れることが多く、夜泣きに悩まされているママも少なくありません。

「寝かしつけるときに音楽を聞かせたら、夜泣きが改善された」ということを聞いたことはありませんか。質のよい睡眠は自律神経に係わっています。

リラックスできる音楽や好きと感じられる音楽は自律神経を整え、発達を促す作用があるといわれています。

音楽でストレスを取り除き自律神経の発達を促すと、寝つきがよくなる、ミルクの飲みがよくなるなどの効果が期待できます。

言語能力の向上、想像力UP効果

音楽も言語もたくさんの音が組み合わさってできています。たくさんの音を聞くことと言葉を聞くことには同じ効果があります。

赤ちゃんのころから音楽に親しみ様々な音楽を聞いていると、音に対する感受性が高まります。メロディを覚えたり、音の聞き分けができるようになると、外国語を含めた言葉を聞き分けることが得意になり、言葉の処理能力が高くなることが期待できます。

脳の成長が著しい幼年期に、音楽で脳に刺激を受けると、新しい神経経路が発達し、想像力や空間的知能の能力を促進することができます。

小さいころから音楽を聞かせたり、歌ったりが好きな子どもは、高い想像力を持っていると考えられています。 音楽は感情表現を豊かにし、想像力が膨らむことに繋がります。

身体の能力の向上、集中力UP効果

小さな子どもの音楽に合わせて手を叩く、体を揺らして踊るような仕草は可愛いですよね。音楽に合わせて体を動かすにも能力や経験が必要なのです。

赤ちゃんのときは音楽のテンポに合わせてママやパパが、トントンと赤ちゃんの背中や肩をやさしく叩いてみましょう。

音楽を通じて、ダンスしたり、ジャンプしたりアクティビティを経験することは、子どもたちの様々な能力向上にもよい影響があるそうです。

音楽に合わせ体を動かそうとすることで、自然に音楽のリズムや、手足など体を動かすことに神経を集中させています。

また、音楽を聞きながら勉強や何かに取り組むと、集中力が高まる、集中力を長引かせることができる、疲れにくくなるといわれています。

音楽教育で身につく絶対音感とは?

絶対音感とそのメリット

音楽に詳しいママなら「絶対音感」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。絶対音感は著名な音楽家や指揮者などが多く持っていることでも知られています。

絶対音感を持つ人は、正確な音階が瞬時にわかり、初めて聞いた曲でもすぐに再現できるなど音楽に携わる場合に有利なことが多くあります。ほかにも、各言語特有の音や高さにも簡単に適応できるので、言語の習得も早いといわれています。

絶対音感は生まれつきのものであると思われがちですが、訓練によって養われる場合もあり、早期に絶対音感を養うためなどの音楽教育を受けた子どもは集中力が高くなることが分かっています。将来音楽大学などを目指す場合も、絶対音感があるとメリットが高いといえるでしょう。

絶対音感にはデメリットもある 

絶対音感があると有利なことが多いと思われがちですが、日常生活にはデメリットもあるようです。誰にも心地よい音と、不快な音があるものですが、絶対音感がある人というのはこの不快な音に非常に敏感になります。

日常の何気ない雑音も音階として頭に入ってきてしまうので、普通の人にはなんでもない音が雑音以上に不快なものとなってしまうこともあるのです。私たちの周りには音楽以上に音があふれています。それらの一つ一つが音階として頭に入ってくるので煩わしいと感じる人もいるようです。

また、絶対音感を養うための過度な音楽教育や親の期待も、子どもの大きなストレスとなってしまうことがあります。そして、ようやく身につけた絶対音感によって日常の生活音にもストレスを感じるのです。

相対音感を鍛えることも大事

ドアをノックする音の音階をズバリと当てる能力がある絶対音感の持ち主ですが、音楽を生業としたり学んだりするために必須というわけではないようです。この絶対音感よりも大事だといわれているのが「相対音感」と呼ばれる能力です。

絶対音感がズバリと音階を当てるのに対し、相対音感はある音よりも高いか低いかを比較判断することができます。難しく感じますが、好きな歌を何度も聞いていると、その歌を覚えて歌えるようになりますよね。キーが変わっても歌えるのは、そこで相対音感が使われているからです。

相対音感を鍛えると楽器の耳コピやハモリなどもできるようになります。幼少期に身につく絶対音感と違い、相対音感はトレーニングによって何歳からでも精度を高めることができます。

赤ちゃんと一緒に聞きたい音楽

おすすめ音楽アプリ5選!

スマホにアプリをいくつかダウンロードしておくと、どこでもすぐに聞かせることができて便利ですよね。タイマー機能があるアプリも多いので、寝かしつけにも使えますよ。

【泣きピタ】
たまひよのアプリです。赤ちゃんが泣きやむ効果のある音や、オリジナルの音楽が収録されています。
iphone:https://goo.gl/j52nxs
andloid:https://goo.gl/k2QHhr

【泣かないで私の赤ちゃん】
子守歌・動物の鳴き声・おもちゃの音・動物の鳴き声など、種類が豊富。
andloid:https://goo.gl/wvx34Y

【胎教の音楽・モーツアルト効果】
妊娠中から生後まで、赤ちゃんとママにリラックスを与えます。
iphone:https://goo.gl/uuJqLu
andloid:https://goo.gl/Boro2w

【赤ちゃんの睡眠のためのサウンド】
オルゴールやホワイトノイズなど赤ちゃんが落ち着く音が収録されています。
andloid:https://goo.gl/SjtVZD

【癒しの音楽】
波や雨の音、鳥のさえずりなど約20種類から選べます。
iphone:https://goo.gl/VZ4a7j

赤ちゃんが泣き止む音楽

Youtubeなどで赤ちゃんが泣き止む、寝るといわれている音楽がたくさん紹介されています。それだけ、悩んでいるママがいるということではないでしょうか。

綺麗なオルゴールや優しいピアノの音楽なら、赤ちゃんを落ち着かせてくれそうです。こちらのYoutubeの音楽の中ではママも知っている歌がみつかるはずです。

ぜひ赤ちゃんと一緒に聞いてリラックスしたり、コミュニケーションをとったりしてくださいね。

・ディズニー・オルゴールメドレー

・スタジオジブリ・ピアノメドレー

・赤ちゃんが寝るための眠れる クラシック音楽 「ピアノ子守唄BGM」

・赤ちゃんの睡眠音楽

・赤ちゃん&乳児&幼児の寝かしつけ ゆりかごのうた(オルゴール)+寝息の音

寝かしつけにおすすめの子守唄

近ごろは寝かしつけには子守歌にこだわらず、自分が好きな歌などを歌うママやパパが多いことは前にも書きました。

もちろんそれでもよいのですが、子守歌は赤ちゃんが好む高めの音、リズムやメロディなどのパターンが繰り返されることで、赤ちゃんの情緒を安定させるといわれています。

たまには昔ながらの子守歌を歌ってみてはどうでしょう?おすすめの子守歌はこちらです。

・ねんねんころりよ おころりよ
伝統的な日本の子守歌です。日本的な音階で懐かしさを感じさせます。

・ゆりかごのうた
高音でゆったりしたメロディは赤ちゃんも歌っているママもゆったりとした気持ちになれそうです。

・七つの子
夕暮れを思わせる「七つの子」を寝かしつけに歌うママは多いようです。
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