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 音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

音楽が赤ちゃんの脳に与える影響。おすすめの音楽や知育について

妊婦さんや赤ちゃん向けのコンサートがあるほど、音楽には赤ちゃんによい影響がたくさんあるといわれています。赤ちゃんの脳の発達のために音楽教育を早くから取り入れたいママやパパも多いのではないでしょうか?赤ちゃんにおすすめの音楽や一緒に楽しめる知育方法を紹介します。

目次

赤ちゃんにとっての音楽経験とは?

日常生活にあふれている音楽

日常生活の中は音楽で溢れています。家ではテレビから流れてくる音楽やママやパパがCDなどで音楽を聴くこともあるでしょう。ママやパパが歌ってくれたり、おもちゃやメリーから流れる音楽など様々です。

またお出かけすれば、スーパーやお店では音楽が流れていることがほとんどですし、電車がくるときにまで音楽が流れます。車でお出かけすればラジオやCDを聞くでしょう。

とにかく自然にたくさんの音楽が耳に入ってくる環境の中で、赤ちゃんはたくさんの刺激を受けています。

音楽にはよい影響が期待でき、赤ちゃんはテンポがよく高音の音楽を好みますが、たまにはオルゴールなど優しい音楽を聞かせ落ち着く時間を作りましょう。

ママやパパが歌う子守唄

ママやパパが愛情を込めて歌ってくれる子守歌は赤ちゃんにとって最高の音楽で、これに勝る音楽はないのではないでしょうか。

最近では昔ながらの子守歌ではなく、ヒット曲や好きなアーティストの歌を歌うことが大半だそうです。ママやパパが好きな歌を楽しく歌えば、それが赤ちゃんにも伝わり、赤ちゃんが感情豊かになる効果が期待できます。

また、子守歌は赤ちゃんを寝かしつける目的に歌うことが多いですが、子守歌は赤ちゃんが安心でき、心が落ち着く作用があります。また赤ちゃんだけではなく、ママやパパの精神安定にも繫がるといわれています。

赤ちゃんを抱っこしたり添い寝したりしながら子守歌を歌うことは、赤ちゃんと親両方にたくさんのよい効果が期待できます。

おもちゃから流れる音楽

赤ちゃんは音のでるおもちゃが大好きですよね。夢中で見たり触ったり、音楽が流れると手足をバタバタして喜びます。

少し大きくなってくると、おもちゃから流れる音楽に合わせて体を動かしたり、声を出すようになるでしょう。自分がボタンを押すと音楽が流れるということも面白く、何度も繰り返して遊びます。

おもちゃから流れる音楽は聞きなれた身近な音楽になっていきます。赤ちゃんが喜ぶテンポのよい音楽、クラシックやディズニーの音楽など、お母さんやお父さんが赤ちゃんに聞かせたい音楽が流れるものを選んでくださいね。

色々な楽器の音に切り替えられるおもちゃは、音楽性を養うのにピッタリの知育玩具として人気があります。

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音楽を赤ちゃんに聞かせるのはいつから?

お腹にいるときから聞こえてる

赤ちゃんがお腹にいる20週目には音が聞こえているといわれています。そして赤ちゃんの耳に届く音は、ママの声、ママの体が生み出す音、外界の音になります。

ママの声は外から聞こえているだけでなく、母体の振動として直接赤ちゃんに伝わり三つの音の中で1番よく聞こえているので、赤ちゃんに向かってやさしく歌を歌ってみてはどうでしょう。

外からの音は、ママのお腹・子宮・羊水を通して赤ちゃんの耳へと届くので、ママの声やママの体の音に比べると小さくなりますが、聞こえています。

お腹の赤ちゃんにも聞かせようと音楽を選ぶ時間や、聞いてるときに胎動を感じると、なんだか赤ちゃんも一緒に聞いているようで嬉しい気持ちになりますね。

音楽に反応するのは生後5カ月ごろから

お腹にいるときから音は聞こえていますが、音楽を聞いて反応を見せるのは生後5~6カ月ごろが目安になります。最初は音楽が鳴っている方へ顔を向けたり、泣いていたのに音楽に注意をひかれ泣き止んだりします。

そのほかにも、息を荒くして興奮する子、嬉しそうにする子、また手足をバタつかせる子など、赤ちゃんによって反応の仕方は様々です。

またママやパパが好きな音楽を聞いてリラックスしたり、楽しい気持ちになっていると、それが赤ちゃんにも伝わり、コミュニケーション能力の発達や精神的によい影響を与えます。

赤ちゃんによって興味を示すものや、成長のペースが違うので6カ月で音楽にあまり反応を見せなくても心配しないでくださいね。

音楽に合わせて動くのは1歳から

お座りができるようになるころには、音楽が聞こえると手を叩こうとしたり、体を横に振り動かしたりする赤ちゃんもいます。このころはまだ音楽に合わせるというよりは、音楽につられてついつい体を動かすという感じでしょうか。

実際に音楽に合わせて体を動かそうとするのは、歩きだし、自分で体をコントロールできるようになる1歳を過ぎたころからです。1歳前半で音楽をちゃんと聞き、その音楽に合わせて踊るような動きをします。

2歳になるころには、音楽に合わせて歌いながら、体を動かせるようになります。

ママとパパが赤ちゃんの手を取り一緒に踊れば、家族で楽しい時間が持て、まだ上手にお話しできなくてもコミュニケーションを取ることができますね。

聞かせる音楽で成長に違いが出てくる?

「クラッシックが脳によい」はもう古い

「モーツアルトは胎教によい」「クラシック音楽は頭をよくする」という話を聞いたことはありませんか。

1990年代にモーツアルト効果が有名になり、クラシックを子どもに聞かせる親が増えました。しかし、「クラシックは脳によい」ということを証明することはできませんでした。

今でもモーツアルト効果の神話は残っていますが、近ごろのママやパパはあまりそういうことにこだわらず、流行りの曲や好きな音楽を聞かせています。ある調査では、クラシックを聞かせる親が15%、後の85%は音楽の種類にこだわらないという結果が出たほどです。

しかし、綺麗な音色で聞きやすいクラシックは心が落ち着いたり、安眠効果が期待できますので、クラシック好きなママやパパは赤ちゃんと楽しみましょう。

一緒に歌える音楽が効果的!

赤ちゃんは、テンポがよくリズミカルな音楽が好きです。CDやテレビで音楽を流しっぱなしにするより、サビの部分だけでもママが歌ってくれると赤ちゃんは反応し喜びます。

お腹の中にいたころから聞いていたママの声で歌う歌は、赤ちゃんにとって馴染みやすくお気に入りの曲になるでしょう。

クーイングを始めた赤ちゃんはママの歌を真似して音を発しようとします。これは、コミュニケーション能力や言語発達によい影響を与えます。

クーイングする赤ちゃんの目を見ながら歌を歌えば、会話をしているのと同じ効果があり、抱っこをしながら歌えばリズムが感じられ音楽が楽しいものだと認識します。

そのような時間を過ごすことで、親子の絆が深まり大切な時間になるでしょう。

激しい音楽を聞かせても大丈夫

赤ちゃんには静かな音楽や子ども向けの楽しい音楽がよいと思われがちですが、意外と激しい音楽でも大丈夫なんだそうです。

もちろん、赤ちゃんをびっくりさせたり、聴覚に影響を及ぼしたりするような大きい音や耳の近くで音楽をかけることは禁物ですよ。

ママが好きなのがちょっと激しいロックでも、音量を調節し長い時間でなければ楽しんで聞きましょう。

大切なのはママが好きな音楽を楽しんで聞くこと。赤ちゃんによい影響があるからと苦手な音楽を聞くより、好きな音楽を聞くことの方がストレス発散に繋がります。

赤ちゃんにママが楽しそうにしていたり、ストレスを感じていないことが伝わると、赤ちゃんは安心することができます。
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