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幼児の自立を上手に促したい!気持ちに寄り添いながらサポートしよう

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親は必要以上に手や口を出さずに見守る

親が、いつまでも子どもについて回るのは無理な話ですね。いつかは、パパやママが完全に手を離す時期がきます。幼児期は、それを始める第一歩のときです。

赤ちゃんのときは、何もかもママがするのが普通でした。しかし、いつまでも赤ちゃんではなく、だんだん大きくなり、すべてのサポートが必要ではなくなっていくのです。親はいつまでも我が子はかわいいものですから、手を出したくなりますし、助けたくなります。

ところがそれでは小学校、中学、高校、大学と進み、社会人になったときに困ることになるでしょう。親はいつまでも面倒を見ることができませんから「自分で考え、動く力」、また「発想力」「解決力」を養うために必要以上の口出しや手出しをせずに見守ることが大切ですよ。

子どもの話を最後まで聞くように心がけて

ついつい「それはダメ」と阻止してしまうことはないでしょうか。ママにとってはしてほしくないことであっても、子どもにとっては理由があってしようとしていることもあります。そのときに、理由を聞かずに頭ごなしに止めさせることを繰り返していると、気力を失ったり、ママに決めてもらおうと考えたりする子どもになってしまうでしょう。

たとえママがしてほしくないことであっても、一度きちんと最後まで子どもの話を聞いてみましょう。すぐに話してくれる子どももいれば、なかなか言葉では表現できない子どももきっといるでしょう。

しかし、これを言葉にできるのも自立の第一歩ですし、言えたならママとの信頼関係があるということです。焦らず、ゆっくり子どもの話を聞くように心がけてくださいね。

まとめ

「じりつ」には「自立」と「自律」の二通りがあります。このうち、幼少期から身につけてもらうのは「ほかの人の助けなどなしに自分で物事を行う」意味の自立です。

毎日子どもに接しているママにとっては、手を離していくのが難しいと感じるかもしれません。しかし、子どもの将来のために助けたい気持ちを抑えて、やりたい気持ちを応援することが自立に繋がるのです。

最初は上手にできず、ママにとってはもどかしい日が続きます。しかし、それを乗り越えれば、自分でできることが増えた我が子を頼もしく思う日がくるでしょう。
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