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家庭でできる教育について知ろう!幼児からの学習方法について

家庭でできる教育について知ろう!幼児からの学習方法について

子どもへの教育は、いつから、どのように行えばよいのか悩みますよね。早ければ早いほどよいのか、家庭でするのがよいのか、それとも外部に委託した方がよいのか。幼児教育には、色々な選択肢があります。家庭で行うメリットやデメリットなどを交えて紹介していきたいと思います。

幼児教育の種類やポイントについて

幼児教育ってどんなこと?

幼児教育とは、簡単に言ってしまうと「この先、生きていくために必要な力を学ぶこと」です。幼児期とは、1歳~6歳の小学校入学前までの子どものことをいいます。色々な体験を通して、生活する上でのルールや物の使い方、人との関わり方を学んでいきます。

一番最初の幼児教育は、親からのしつけではないでしょうか。食べるときには、スプーンやフォークなどの道具を使うこと、アイロンややかんに触るとやけどをしてしまうこと、おしっこやうんちはトイレですること、おはようやいただきますなど、基本的な挨拶をすることなどです。

「教育」といっても机に向かってする勉強ではなく、幼児期の教育は五感(見る、聞く、かぐ、味わう、触れる)をフル稼働して学んでいくのです。

たくさんある幼児教育の種類

幼児教育には、たくさんの種類があります。家庭で行うしつけだけでなく、ママやパパとの遊びも幼児教育です。絵本の読み聞かせやボール遊び、ブロックなどもそうです。

家庭での教育の補助的な役割として、習いごとが挙げられます。スイミングスクールや体操教室などの運動系の習いごとや英語やそろばんなどの知育教室、ピアノやお絵かき教室などの芸術系など様々な習いごとがあります。

子どものやりたいという気持ちが一番大事です。体験教室から始めると、子どもが興味を持てるのかどうかわかってよいですね。

また、公園や児童館など公共の場での遊びもそうです。お友だちとの関わり方やみんなで使うものの扱い方、順番の待ち方など様々なことが幼児教育の一つです。

幼児教育で気をつけなければならないこと

子どもの「やりたい」という気持ちを大事にすること、そして「やりたくない」ことを無理強いしないことです。

親としては、子どもに色々な経験をさせたい気持ちが強いと思います。しかし、子どもが興味を持てないことでは、楽しい気持ちも生まれてきません。そのような状態では、上達も難しいでしょう。

子どものやりたいという自主性を大事にしましょう。チャレンジして「できた」という達成感をともに喜び、そしてたくさん褒めるようにしましょう。その達成感が、次の挑戦へと繋がるのです。

また、ときには失敗し悲しむこともあると思います。そんなときは、子どもを励まし、どうして失敗してしまったのか一緒に考えるとよいでしょう。

家庭で行う教育のメリットとデメリット

家庭で行うことのメリットとは

家庭で行うことのメリットは、ママやパパとのスキンシップが増え、親子の絆が深まることです。ママやパパが主導となり、子どもとともに遊び、学び、体験することなので、必然的に親子のコミュニケーションが増します。

そして、成功や失敗も共有できるため、子どもの気持ちに寄り添うことができます。子どもの興味の移り変わりにも素早く対処でき、子どもの「やりたい」という気持ちを大事にできます。同時に、挑戦する力を育むことができるでしょう。

また、家庭で行うことによって、経済的負担や時間の制約も軽減できます。習いごとをすると、一つ一つ料金がかかります。習いごとにもよりますが、大体5,000円~数万円くらいみたほうがよいでしょう。

時間も決められているため、その時間に合わせて行動しなくてはなりません。子どもが小さいうちは、お昼寝の時間やおやつの時間などをうまく調整しなければいけませんよね。家事や育児をしながら、習いごともとなるとママは大変です。

家庭で行うことによって費用をあまりかけず、親子で学ぶことができるのです。

家庭で行うことのデメリットとは

家庭で行うことのデメリットは、ママへの時間的負担が大きくなることです。自分の子どもへの教育となると、もっとできるのではないか、もっとやらせたいという気持ちが大きくなりがちです。

子どもへの愛情が強いがゆえに、厳しく指導してしまったり、叱ってしまったりすることもあるでしょう。感情が悪い方向に出てしまうと、ママも子どもも辛いですよね。

また、子どもがピアノやスイミングなど専門性の高いものに興味を持った場合、家庭の教育では不十分である可能性があります。サッカーなど集団で行うスポーツでは、仲間とのコミュニケーションや人に合わせるという協調性を学ぶことができます。

お友だちと一緒に習うことによって、教えてもらったり逆に教えたりなど社会性を身につけることができます。お友だちができていることができなかった場合、できるようになりたいという競争心も養えるでしょう。

教育を家庭で行うことで、ほかの人との関わりをなくしてしまうので協調性や社会性を育むことが難しいのです。子どもの「やりたい」ものが、専門性の高いもの場合、やはり限界があるでしょう。

【先輩ママに聞きました】何歳から幼児教育を始めましたか?

先輩ママたちに子どもが何歳のときに幼児教育を始めたのか、またどんな幼児教育を取り入れたのかを聞いてみました。※テニテオ調査(n=100)

「自宅での幼児教育を取り入れていない」と回答したママの体験談

  • 教材を使っての教育はしていませんが、生活の中で数字やひらがなを意識して使うようにしています。知育の絵本も何冊か購入し本人の気が向いたときだけ一緒に読むようにしています。
  • 赤ちゃんのころは、「頭をよくすることよりも、心を育てたい」という思いがあったので、子どもと手遊び歌をしたり、絵本を読んだり、散歩に出かけたりしていました。

「0歳」と回答したママの体験談

  • こどもちゃれんじを6カ月のときに始め、手遊びや音楽、映像での教育を利用しました。月齢にあった教材が毎月届くので、どれも興味を示し親も助けられました。
  • 周りで使っているお子さんが多かったので、「こどもちゃれんじbaby」を0歳~1歳ごろまで利用しました。絵本など活躍しましたが、おもちゃを必要としなくなったため退会しました。

「1歳」と回答したママの体験談

  • イクウェルという本田姉妹がCMをしている塾に通い始めました。自分では何をしたらよいか分からなかったので少し月謝は高めですがプロに任せました。英語はディズニーの英語教材を取り寄せました。
  • ちょうど1歳になるときに、ベネッセのこどもちゃれんじを定期購入しました。 毎月、赤ちゃんの月齢に応じて絵本やおもちゃを送っていただきました。始めるまでは、絵本を破くなど興味なさそうでしたが月齢に応じた絵本だったからなのか、一緒に読んでくれました。動物の名称や日用品の使い方など、少しずつ覚えてくれていたので、始めてよかったと思っています。

■編集部コメント

意外にも幼児教育を取り入れていないというママが半数を占めました。子どもが小さいころは教育というよりも遊びからの学びを大切にしたいママが多いようです。

読み聞かせや外遊びなど、日常の生活の中で親子で楽しくできる家庭教育はたくさんあります。次のコーナーでは、そういった家庭教育から多くのママが気になっている通信教育などについて紹介していきます。
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