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ドイツは幼児教育の先進国?ドイツ生まれの玩具メーカーをチェック!

ドイツは幼児教育の先進国?ドイツ生まれの玩具メーカーをチェック!

ドイツ発祥のおもちゃメーカー4選

くまのシャボン玉「プステフィクス」

ドイツの科学者ロルフヘイン(ロルフハイン)氏によって開発された、世界一美しいとされるプステフィクス社のジャボン玉。その七色に光り輝くシャボン玉で、子どもたちの未来に希望を与えようと考え、1948年に「プステフィクス社」を立ち上げました。

現在はヨーロッパから世界へ広がり続けています。もっとも有名なクマの容器に入ったシャボン玉は、一度は見たことがあるのではないでしょうか。シャボンの吹き出し口は、クマの中に入っていて、帽子を取ってお腹を押すと、吹き出し口が体から押し出されます。

弾力性があるのに、薄く、空中で長く形を保つことができ、なおかつCEマーク、DIN規格、ISOなど世界の安全基準を満たしている安心感が、世界中のママに長く愛されている理由でしょう。

みつろうクレヨン「シュトックマー」

「シュトックマー社」は1922年ドイツ北部の町、カルテンキルヒェンで設立されました。

創業者のハンス・シュトックマーがドイツからニュージーランドへ移住し養蜂業を営む中、シュタイナー学校の先生だった兄が弟のシュトックマーにクレヨンの開発を相談したことがきっかけでみつろうクレヨンを生み出しました。

みつろうクレヨンだけでなく、みつろう粘土、透明水彩絵の具などが発売されていますが、幼児期におすすめなのはおしゃれな缶に入ったブロック型のクレヨンです。高い透明感と美しい発色で、べたべたしたり、色が濁ることがないので、何色もの重ね塗りに適しています。

ブロックタイプなので、まだうまくスティックが持てない子どもでも、握りやすく折れにくいのもうれしいですね。

プラステンで有名な「ニック社」

ドイツの木製玩具メーカー「ニック社」は、会社の規模は小さいですが、手作業にこだわったすばらしいおもちゃを生み出し続けています。

特に有名なのは「プラステン」です。赤、青、黄、緑、白に色づけされた直径4cmほどのドーナツ型のピース50個と、五つの棒が刺さった台座、サイコロと紐がセットになっています。

このおもちゃは遊び方が幅広いところが魅力です。赤ちゃんのころは紐にピースを通して音をカラカラ鳴らして遊ぶ「ラトル」にもできますし、2歳ごろになったら台座の棒に一つ一つピースを刺して遊べます。色を揃えたり、ばらつかせたり、並べて絵を作ったりしても楽しいです。

見立て遊びができるようになったらおままごとの材料や、お買い物ごっこのお金代わりにもなりますよ。

クーゲルバーンが人気な「ベック社」

1946年設立のドイツの老舗玩具メーカー「ベック社」の一番の特徴は、転がる仕掛けのおもちゃを作り続けているという点です。

ベストセラーに「シロフォン付玉の塔(クーゲルバーン)」がありますが、「クーゲル」は玉、「バーン」は道を意味するので、いわゆる玉の道のおもちゃ。上の穴から玉を落とすと、シロフォンの階段を通るときに美しい音色が出ます。

玉は、万が一飲み込んでしまっても安全なものでできていて、シンプルかつ安全なのが長く愛されている理由です。

ねんねの赤ちゃんから幼児期まで長い間遊べるので、出産のお祝いやプレゼントにもよく選ばれていますよ。

まとめ

昔から幼児教育に熱心なヨーロッパですが、今回は特にドイツの老舗玩具メーカーのおもちゃをご紹介しました。

我が子に与えるには、ちゃんと遊んでくれて、しかも知育につながるものを選びたいからこそ、ドイツの老舗玩具メーカーはチェックしておきたいところです。

調べれば調べるほど、奥が深いドイツのおもちゃですので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
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