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中国と日本の幼児教育はどう違う?中国の教育制度と方向性

中国と日本の幼児教育はどう違う?中国の教育制度と方向性

13~15歳までの初級中学教育

13~15歳までの子どもは初等中学になり義務教育です。基本的には3年制ですが、小学校が5年制の場合は初等中学が4年制になります。

日本と違う点として、留年や飛び級があります。これは小学校も同じです。また、卒業には試験があります。学校単位ではなく、一定地域で統一したもので、初等中学の卒業試験だけでなく、高等中学などへの入学試験も兼ねるものです。いくつかの志望する学校を記入した市願書を提出し、この試験の結果で進学先が決定されます。

学習している科目は一般科目として、言語、文学、数学、英語、物理、化学、生物、歴史、地理、政治、体育、音楽、美術、情報技術などがあります。最近は日本語や日本の文化を学ぶこともあるようです。

義務教育後の教育のシステム

義務教育後の進学先として、普通高等中学、中等専門学校、技術労働者学校、職業中学があります。約60%が普通高等中学に通います。

その先に大学があります。本科大学、専科大学、職業大学、民弁大学などです。学士が取得できるのは、本科大学の卒業生のみです。専科大学は日本の専門学校や短期大学にあたるものです。民弁大学は、企業や社会団体が運営をしている私立大学です。

さらにその先に大学院もあります。本科大学卒業生で、全国研究生入学テストに合格した者のみが入学できます。

また、成人教育もあります。労働者や農民などが対象となっており、通信制や夜間、テレビ放送などいろいろな方法で学ぶことができます。内容も識字訓練から大学レベルとさまざまです。

まとめ

義務教育の年齢など、日本と近い教育システムの中国ですが、日本よりも競争が激しい社会ということもあり、教育にとても力をいれていることが分かりました。

これからお仕事の関係などで中国へ引っ越すことが考えられるかたもいらっしゃるかもしれません。中国の教育方針・日本の教育方針それぞれに大切にしている部分があります。自分の子どもにはどういう教育が一番あうのか、またどういう教育機関があるのかなどの参考になればと思います。
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