5歳からできる自立を促すコツ。サポート方法と注意点を知ろう

2019,12,22 更新

睡眠の質は子どもの心に大きな影響を与える

「寝る子は育つ」という言葉をよく耳にします。この言葉のとおり、睡眠は子どもの発育に重要なものですが、実は体だけでなく心にも大きく影響するといわれています。

人間の脳が正しく発達するには、質のよい眠りをたっぷりとることが必要です。睡眠が十分でなければ、自律神経が乱れて情緒不安定になりやすいとされています。そのため、イライラしたり不安感が強くなったりして、自立心を育みにくくなるのです。

そこで大切なことは、早寝早起きを心掛けることです。手始めに「早く起きる」ことを意識するとよいですよ。早く起きて太陽の光を浴びれば乱れた体内時計がリセットされますし、日中にたっぷり活動できるため夜は自然と早寝ができるでしょう。

ママ自身が自立しているか振り返ってみよう

子どもは親の姿を見て、真似をしながら学習していきます。子どもの自立を促すならば、真似をされてもよいように、まずはママ自身が自立できているかどうかを振り返ってみることが大切です。

ママ自身が我慢することを学んでいなかったり、自立を促されてこなかったりした場合は、子どもにも同じように接するため自立できない子どもを育ててしまう可能性があるといわれています。

自分が育ってきた環境をベースとして育児をしていると、意識していなくても子どもの自立を阻むようなことをしているかもしれません。心当たりがあるのであれば、子どもの自立を促すため、まずはママが自立のお手本を見せられるように日々の言動を改めていきたいですね。

まとめ

できることが増えてくる5歳児ですが、親に甘えることもまだまだ必要な年齢でもあります。甘えを受け入れてもらうことによって自立心を育んでいく面もあるため、必要に応じて子どもがたっぷりと甘えられるようにするのも大切なことですね。

また、自立を促すためには親も一緒に目標設定をし、やり方やコツを教えながら、たくさんの成功体験を積み重ねるようサポートをしていきましょう。このとき、たとえ失敗しても大丈夫だということも教えると、それが自信に繋がり自立心が育まれていきますよ。