挨拶も家庭での大事な教育方針の一環!必要な理由と身につける方法
家庭で重視している教育方針について聞くと、多くのママからは「挨拶」という意見が挙げられました。挨拶は最低限の礼儀であり、大人になっても続く大切な習慣です。挨拶ができないと、相手からよくない印象を持たれることもあります。小さなころから挨拶を心がけて、社会性を身につけましょう。
夫婦で「我が家の教育方針」を決めよう
こんな子どもに育ってほしい!を教育方針に
教育方針と聞くと堅苦しいものだと感じてしまうママもいますよね。難しく考える必要はなく、「こんな子どもに育ってほしい」という思いを教育方針にするとよいですよ。自分の可愛い子どもがどのように育ってほしいのかを考えてみましょう。
「誰に対しても優しくて、思いやりのある子になってほしい」「人や物を大切にする子になってほしい」「挨拶がしっかりできる子になってほしい」などが挙げられますよね。その願いを叶えるための手段を簡潔に定義したものが、家庭での教育方針となりますよ。
夫婦で同じビジョンを持つと子どもは伸びる
正反対の教育方針だったり、育児の責任をどちらかに押しつけていたりすると、子どもに悪い影響を与えることもあるそうですよ。
育児に関する考え方の違いから、夫婦仲が悪くなってしまうこともありますので注意しましょう。子どもはママやパパの表情や気持ちの変化に敏感に反応します。夫婦でいがみ合っていると、子どもの成長に悪い影響を与えてしまいますよ。
一般的に同じビジョンを持っている夫婦のもとで暮らす子どもは、情緒が安定し伸び伸びと子どもらしく育つといわれています。夫婦で考えを共有することが大切ですね。
家庭で大事にしたい教育方針1位は「挨拶」
実際に子育て中のママに家庭で大事にしている教育方針について聞いたところ、「挨拶をすること」という意見が最も多く挙げられました。誰に対しても挨拶やお礼、返事がしっかりできていると、ほかの人から見ても気持ちがよいですよね。
挨拶ができることは社会人としては当然のマナーですが、最近は自分から挨拶をすることが苦手な大人も少なからず存在しています。小さなころから挨拶をするように心がけていると、自然と挨拶が身につくのではないでしょうか。
身につけてほしいと思う挨拶が大事な理由
挨拶は最低限の礼儀だから
大きな声で挨拶をすると、挨拶をした本人だけでなくパパやママなど周りの人も気持ちがよいですよね。可愛い子どもに挨拶をされると、嬉しくてすぐに挨拶を返したくなるでしょう。反対に、挨拶をされて嫌な気分になることは滅多にないのではないでしょうか。
このように挨拶は社会を生き抜くために大切な習慣です。小さなころから意識して行うことで、大人になっても自然と挨拶ができるようになるでしょう。
相手によい印象を与え人間関係もスムーズに
気持ちよく挨拶をしたのに返事がなかったり無視されたりすると、嫌な気持ちになりますよね。挨拶ができない相手に対しては、その後においてもよい印象を抱くことは少ないかと思います。
反対に挨拶を返してくれたり、自ら挨拶をしてくれたりする相手に対してはよい印象を持ちますよね。挨拶は笑顔ですることが多いので、より好意的に思うでしょう。このように挨拶をすると相手によい印象を与えることができ、人間関係がスムーズにいくのではないでしょうか。
コミュニケーションを図るきっかけになる
保育園や幼稚園などでは、日常的に挨拶が繰り広げられています。登園の際には「おはようございます」帰るときには「さようなら」、食事の時間では「いただきます」「ごちそうさまでした」など、先生や友だちに対してその場に合った挨拶をする必要がありますよね。
挨拶の習慣が身につけば、相手に対して親しみをこめた挨拶ができるようになるでしょう。挨拶がきっかけで会話に繋がることもありますし、挨拶は大切なコミュニケーションの一つだといえるでしょう。
子どもが自然に挨拶ができるように導くには
挨拶を遊びの中に取り入れよう
例えばお店屋さんごっこをするときは、「いらっしゃいませ」「こんにちは」などの日常的な挨拶だけではなく、「ありがとうございました」と感謝を表す挨拶も使いますよね。その場に適した挨拶を遊びながら楽しく覚えることができますよ。
お店屋さんごっこだけではなく、お医者さんごっこや電車ごっこなど、様々な遊びの中に挨拶を取り入れてみましょう。実際の場面に遭遇したときに、ごっこ遊びで覚えた挨拶が自然とできるかもしれませんよ。