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乳児が苦しそうにきばるのはどうして?原因や対処方法を紹介

乳児が苦しそうにきばるのはどうして?原因や対処方法を紹介

乳児のきばり、こんな時はどう対処する?

きばりながら「泣き出して」しまったら?

夜中に突然目を覚まし、顔を赤らめてきばり、大声で泣き出す赤ちゃんもいます。生後1カ月頃の赤ちゃんは、きばって泣いた時に、ヘソに腸がはみ出てしまう「臍ヘルニア(でべそ)」になる効能性もゼロではありません。きばり過ぎて赤ちゃんが泣きだした時は、すぐに抱っこして落ち着かせてあげてください。

腹筋が発達する1~2歳頃になると、自然と治ることがほとんどと言われています。しかし、泣く度にヘソが赤くなるなどの症状が現れた時は、小児科に相談することをおすすめします。

原因がひどい便秘の時は、小児科で浣腸などの治療を施してくれることもあるようです。赤ちゃんの健康には十分注意し、心配な時は医師に相談することをおすすめします。

きばりながら「汗」を掻いていたら?

寒くなると風邪を心配して、室温を必要以上に暖めてしまうママも多いようです。そのうえ、赤ちゃんに厚着をさせてしまっては、さすがの赤ちゃんも暑くて苦しいはずです。

赤ちゃんの基礎体温は高く、体温調節機能も未熟なので、暖かくしたらその分ぐんぐん体温も上がってしまいます。あまりに暑いと赤ちゃんも嫌がるので、きばることでママにそれを伝えようとすることもあるようです。赤ちゃんは手足が冷たくても、身体の中心が温かければ、大丈夫。様子を見て苦しそうにしていなければ、適温と見てよいでしょう。

夏なら26~28度、冬なら22~23度くらいの室温が赤ちゃんにとってベストと言えます。後は乾燥しないように、加湿器をつけるくらいでよいでしょう。

便秘などの理由以外で大きな声を出す時は?

赤ちゃんがきばるのは、ゲップが上手に出ない、お腹にガスが溜まって苦しい、便秘で苦しいなどの理由がほとんどですが、ごく稀に言葉遊びのひとつとしてきばる赤ちゃんもいるようです。

聴覚が徐々に発達してくる生後5カ月頃は、自分の声が聞こえることを不思議に思うこともあり、色んな声を出して遊び始めることでしょう。その過程できばり、奇声を上げる赤ちゃんもいるようです。

きばっているのに赤ちゃんが全く苦しそうにしていない、顔も真っ赤にしていなくて楽しそうにしていたら、特に心配することはありません。自分の声が聞こえることが嬉しいと感じているだけなので、自由に遊ばせて問題ありません。突然の声にびっくりしてしまいますが、おおらかに見守ってあげましょう。

まとめ

赤ちゃんがきばる原因や対処方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。赤ちゃんがきばる原因には、様々なことが関係しているので、様子を見ながら丁寧に対処しましょう。

まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって「きばる」という行為は、ママに身体の状態を伝える大切なメッセージのひとつです。赤ちゃんが何を伝えたがっているのか、見守ってあげてください。

赤ちゃんが必死にきばる様子を見て、何とかしてあげたいママは多いはず。しかし、時期が来たら徐々におさまりますので、必要以上に心配しなくても大丈夫ですよ。
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