子どものリップケアはどうする?乾燥の原因やおすすめリップケア
寒い季節になると、きれいな子どもの肌でも乾燥でカサついてきますよね。特に唇が乾燥すると、子どもが泣いたり笑ったりするたびに割れたり、口の周りまで荒れたりしてしまった経験はありませんか?こうなると、痛々しい唇がなかなか治らず親も悩みますよね。そこで、乾燥の原因とその対処法をご紹介します。
子どもの唇のカサカサの原因や対処方
子どもの唇は荒れやすい
乾燥すると皮膚のバリア機能が低下して、食べ物や歯磨き粉などでも刺激を受けて荒れてしまいます。子どもは食事をした後に自分で口を拭かないこともよくあるので、ますます荒れてしまうようです。
また、口呼吸も乾燥をおこす原因の一つです。口呼吸は口腔内を乾燥させてしまうので、その影響で唇も乾燥するそうです。子どもはもともと口呼吸が多いのですが、それに加えて風邪をひきやすいということもあり、鼻づまりから口呼吸になって荒れやすくなってしまうようですね。
唇がカサカサになる原因
ほかにも、唇がカサカサしてしまう原因として栄養不足や水分不足もあげられます。野菜などに含まれるビタミンは肌のうるおいをキープしてくれたり、肌のバリア機能を高めてくれたりする効果があるとされています。これらが不足すると荒れる原因になってしまいます。
子どもは、好き嫌いが多く栄養が偏ってしまいがちなのですが、食生活を見直すことも大切ですね。
カサカサになったときの対処法
汚れた場合は、ぬるま湯で湿らせたガーゼを使って、押さえる程度に優しく拭き取ります。あまりゴシゴシすると唇を傷めて出血してしまう可能性があるので、気をつけましょう。
乾燥したときに、最も重要なのはこまめな保湿です。洗顔後や寝る前だけではなく、気がついたときにできるだけ、こまめに保湿するようにしましょう。また、室内を加湿することも大切です。湿度が約50%を下回ると肌が乾燥してきてしまいますので、加湿器などを使って室内の湿度を上げるようにしましょう。
子どもの唇におすすめのリップ
赤ちゃんにも安心「ワセリン」
しかし、リップクリームとして使う場合だと、口の中に入ってしまう可能性があるので、体内に入っても安全なものか気になりますよね。このワセリンは口内炎の薬に入っていたり、歯科などで処置をする際にも唇が切れないように使用されたりするものなので、子どもの唇に安心して使うことができます。
また、ドラッグストアなどでも販売されているので、手軽に手に入れることができて便利ですよね。
炎症を抑える作用もある「馬油」
この馬油は無害で副作用もないため、赤ちゃんや子どもにも使うことができます。新生児の授乳で、ママの乳首が切れて炎症を起こしてしまった場合でも、馬油を乳首に塗ったまま新生児に授乳することができるのです。新生児の口に入っても問題ないくらい安全性が高いものなので、安心して子どもの唇にも塗ることができますよね。
また、馬油には炎症を抑える作用があるので、用途も様々です。手荒れやかかとのひび割れ、火傷や痔などにも効果的なので、家族みんなで使うことができますよ。
食用でも使える「オリーブオイル」
つけ方は、オリーブオイルを少し綿棒につけて、子どもの唇になぞるように塗っていきます。普段、オリーブオイルを料理に使っている家庭なら、身近にあるもので試してみることができて嬉しいですよね。
ただ、赤ちゃんや子どもの肌に合わず刺激となる場合もあるので、使用する前に一度肌に少しつけてみて、荒れることがないかパッチテストを行ってから使用してくださいね。