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3歳児の言葉の遅れが気になる。発達の目安や言葉を促す方法とは?

3歳児の言葉の遅れが気になる。発達の目安や言葉を促す方法とは?

楽しく遊びながら言葉の発達を促そう

会話が広がる「おしゃべりしりとり」

遊びの延長線上で発達を促すと、より高い効果が得られるといわれています。ここからは3歳の子どもにおすすめの言葉遊びをご紹介します。まず紹介するのは、「おしゃべりしりとり」です。

これはその名のとおり、日常の会話をしりとりでやり取りするというものです。例えば…

ママ「今日のお昼ご飯は何がいい?」
子ども「いっぱいチーズののったハンバーグ」
ママ「ぐー、お腹が空いてきたね」
子ども「ねえ、早く作ってママ!」

最初は好きな言葉からでOK。会話が続かなくなったり、通常のしりとりと同じように最後に「ん」がきたら終わりです。会話が広がるきっかけになり、準備するものもないので手軽にできます。普段何気なくしている会話も、しりとりにすると難しいものですよ。

想像力も膨らむ「音当てクイズ」

擬音語や擬態語など、音が好きな子どもは多いですよね。「音当てクイズ」は身近にある音をクイズにして出題し、当てる遊びです。出題された音からそれが何かを考えることで、想像力も膨らみます。

遊び方は「ピカピカピカピカ何の音?」と問いかけ、何の音か子どもに答えてもらいます。「雷が光っている音」「窓がきれいになった音」「おじいちゃんの頭みたいな音」など、答えが一つではないのもこの遊びの魅力です。「ほかには?」と問いかけて、想像をさらに膨らませましょう。

音楽やリズムに合わせて問いかけても楽しそうですね。また、子ども自身に出題者になってもらうのもよいでしょう。お互いにクイズを出し合って、音を楽しんでくださいね。

新たな発見がある「回文遊び」

子どものころに「回文遊び」をして遊んでいたママもいるのではないでしょか?回文とは、上から読んでも、下から読んでも同じ音になる言葉のことです。代表的なものとして、「トマト」「しんぶんし」などがありますよね。まずは回文になっている単語はないか探してみましょう。

慣れてきたら文字数を増やして、難易度をあげていきます。「たけやぶやけた」「イルカはかるい」「たいやきやいた」など、回文で短い文章が作れるとよいですね。

知っている言葉を下から読むだけでも、思考力を高める効果が期待できます。回文を見つけることは子どもにとって新たな発見となり、言葉への興味を引き出すことに繋がりますよ。楽しく遊びながら言葉の発達を促してくださいね。
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