新生児の五感はどうなっているの?赤ちゃんの五感の不思議
子どもの五感の発達に大切なこと
親子のスキンシップを楽しむ
例えば、ベビーマッサージやベビーダンスなど、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむこともその一つです。赤ちゃんは、肌の刺激が直接脳の刺激になります。ママに触れることで安心感を感じることができ、自己肯定感などへも繋がるといわれています。市民センターなどの公共施設で開催している講座のほか、教室も多いので一度体験にいってみてもいいですね。
もちろん特別なことをしなくても、子どもに積極的に語りかける、たくさん触れてあげる、時間ができた時に絵本や手遊びなどを一緒にするなどもよいでしょう。無理なく楽しくスキンシップするだけで、触覚なども育ちます。
五感を育てるおもちゃで遊ぶ
色、形、感触など、いろいろな種類のおもちゃがあると、見た目の違い、感触の違いなど感じることができ、指先や手で持ったり、掴んだりしているうちに、体の運動機能もバランスよく育っていきますよ。
なんでも口に入れてしまうので、天然素材で作られている、洗濯や手洗いができて清潔を保てるなど、安全面・衛生面もチェックしておきましょう。
いろんなものを食べ、出かける
また、赤ちゃんの「嗅覚」は、動物ほどではないですが、大人以上だといわれています。人工的な匂いより、花や木など自然の匂いに触れる機会をつくるとよいでしょう。いつもの散歩もコースを変えるだけで、いろんな匂いに出会うことができます。
様々な体験が、赤ちゃんの五感にとって良い刺激になるため、いろいろな味、匂いを感じる機会を作ってあげたいですね。
まとめ
想像力を豊かにし、視野を広く持てるようになる、感情が豊かになり、自分の気持ち、直感に気がつきやすくなる、自分を表現できるなど、いずれ社会で生きていくために必要な力に繋がります。
脳の土台を作ろうと強く意識する必要はありませんが、子どもの生きる力を育むためにも、普段の生活の中に少しだけ「五感」を意識して、子どもと過ごしてみるといいかもしれません。