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新生児の五感はどうなっているの?赤ちゃんの五感の不思議

新生児の五感はどうなっているの?赤ちゃんの五感の不思議

子どもの五感の発達に大切なこと

親子のスキンシップを楽しむ

早期教育を行わなくても、子どもの五感は様々なことで育てることができます。

例えば、ベビーマッサージやベビーダンスなど、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむこともその一つです。赤ちゃんは、肌の刺激が直接脳の刺激になります。ママに触れることで安心感を感じることができ、自己肯定感などへも繋がるといわれています。市民センターなどの公共施設で開催している講座のほか、教室も多いので一度体験にいってみてもいいですね。

もちろん特別なことをしなくても、子どもに積極的に語りかける、たくさん触れてあげる、時間ができた時に絵本や手遊びなどを一緒にするなどもよいでしょう。無理なく楽しくスキンシップするだけで、触覚なども育ちます。

五感を育てるおもちゃで遊ぶ

新生児の場合、目もよく見えておらず、体も十分に動かすことはできません。ただ、耳は発達しているため、「音」が出るおもちゃで遊んであげると、音に反応し好奇心を示します。生後2〜3カ月もすれば、視覚も発達してくるため、ベッドメリーや音の出るモビールなど、ベットに吊るしておくのもいいですね。

色、形、感触など、いろいろな種類のおもちゃがあると、見た目の違い、感触の違いなど感じることができ、指先や手で持ったり、掴んだりしているうちに、体の運動機能もバランスよく育っていきますよ。

なんでも口に入れてしまうので、天然素材で作られている、洗濯や手洗いができて清潔を保てるなど、安全面・衛生面もチェックしておきましょう。

いろんなものを食べ、出かける

生活習慣に影響を与え健康にも繋がる「味覚」は、いろいろな食べ物を味わった経験で育ちます。例えば「旨味」は、離乳食で出汁を使うことが多い日本人が、成長の中で覚えた感覚です。小さい頃から、いろいろな素材そのものを食べ、味わうことは、様々な味覚を知り、幅を広げることで、安心な食生活に繋がります。

また、赤ちゃんの「嗅覚」は、動物ほどではないですが、大人以上だといわれています。人工的な匂いより、花や木など自然の匂いに触れる機会をつくるとよいでしょう。いつもの散歩もコースを変えるだけで、いろんな匂いに出会うことができます。

様々な体験が、赤ちゃんの五感にとって良い刺激になるため、いろいろな味、匂いを感じる機会を作ってあげたいですね。

まとめ

「五感」は、人が生きるために必要な力の基礎となります。

想像力を豊かにし、視野を広く持てるようになる、感情が豊かになり、自分の気持ち、直感に気がつきやすくなる、自分を表現できるなど、いずれ社会で生きていくために必要な力に繋がります。

脳の土台を作ろうと強く意識する必要はありませんが、子どもの生きる力を育むためにも、普段の生活の中に少しだけ「五感」を意識して、子どもと過ごしてみるといいかもしれません。
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