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2歳児の指しゃぶりはどうしたらいい?指しゃぶりの疑問点と解決法

2歳児の指しゃぶりはどうしたらいい?指しゃぶりの疑問点と解決法

赤ちゃんの愛らしい仕草の一つである「指しゃぶり」。しかし2歳頃になると「そろそろやめさせたほうがいいかも?」と思うママが増えてきます。当たり前のように始まった指しゃぶりですが、そもそもなぜ指を吸うのかご存知でしょうか?今回はそんな指しゃぶりについて、お伝えしたいと思います。

子どもが指しゃぶりをする原因とは?

愛情不足ではなく心の安定剤

赤ちゃんは生まれてすぐ、誰に教わったわけでもなく、母乳やミルクを吸い付いて飲むことができます。これは「吸てつ反応」といわれる本能によるものです。「指しゃぶり」の始まりは、この赤ちゃんが生まれ持った本能から起こる現象といえるでしょう。

2歳頃の場合は、精神安定の意味が強いといわれています。昔は、指しゃぶりをする子は「愛情不足」といわれていたこともあるようです。しかし現在ではこの意見は否定されつつあり、愛情不足ではなく、指しゃぶりをすることで気持ちを落ち着かせたり、安心したりできるため、と考えられています。

1歳頃までは生理的な指しゃぶり、2歳頃は精神安定的な指しゃぶり、そして3歳以降になると多くが自然と消滅するといわれています。

寝る前や暇なときに指をしゃぶる

指しゃぶりをするのは、寝る前や暇なときだったりしませんか?寝る前に指しゃぶりをする気持ちは、なんとなく想像がつきますよね。

これは赤ちゃんの頃、ママのおっぱいを吸いながら眠りについた、あの安心した気持ちを感じられるからなのです。指しゃぶりをしない子でも、「必ずこれを持って寝る」など入眠アイテムがあったりしますよね。指しゃぶりする子にとっては、指をしゃぶることが安心して眠りに付ける精神安定剤の役割をしているのでしょう。

また暇になると、ふと寂しくなったり不安になったりする子どももいます。ママの温もりが欲しくなってしまったのかもしれません。こういった不安や不満な状態から、安心感を得るために指しゃぶりをするのです。

断乳や卒乳で突然始まることがある

小さい赤ちゃんのうちから、指しゃぶりが始まる子もいれば、断乳や卒乳で突然始まる子もいます。「お腹が減って指しゃぶりをしているのかな?」と思いがちですが、空腹とは関係ないことがほとんどだそうです。

赤ちゃんにとって、おっぱいやミルクを飲むことは、とても落ち着くことなのです。断乳や卒乳でなくなってしまったこの安心感を、代わりに指をしゃぶることで得ようとしているといえます。

先に述べたように精神安定剤の役割を果たしているので、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。断乳などのタイミングで指しゃぶりが始まった場合は、癖になる前に気を紛らわして指しゃぶりしないようにすると、あんがい早くやめることができるともいわれています。

指しゃぶりが続くと心配なことや影響

指にたこができてしまう

指しゃぶりの頻度が高く、長く続く場合は、体に影響がでることがあります。まずは、指にたこができてしまうという点です。

「たこ」とは皮膚の防御反応で起こるもので、角質化が進み皮膚が部分的に厚くなる症状をいいます。指しゃぶりをするときは、決まった指を吸いますよね。長時間の指しゃぶりや吸う力が強いとき、また生え始めた歯に指の同じ場所が当たることで、できてしまうのです。

指しゃぶりによるタコは指しゃぶりが治れば、自然と消えていきます。しかしたこに傷ができ、たまたま雑菌が入って化膿することも考えられるのです。化膿した指をしゃぶることは、膿や雑菌を口から体の中に入れてしまうことにつながります。たこが化膿した場合などは、早めに病院に行きましょう。

歯並びや出っ歯の心配

もう一つは、「歯並び」に影響が出るという点です。指しゃぶりは、特に前歯に強い力がかかります。子どもの吸う力は思いのほか強く、頻繁になると歯に影響が出てきてしまうのです。

例えば前歯に力が加わることで、前歯が突出する「出っ歯」や、歯をかみ合わせたときに上下の前歯に隙間が空いてしまう「開咬・かいこう」、奥歯のかみ合わせがずれてしまう「交叉咬合・こうさこうごう」などがあります。

しかし2歳頃では、そこまで心配しなくて大丈夫です。歯並びに影響が出始めるのは3~4歳頃。5歳以降まで続く場合は、あごの成長にも影響が出てくることがあります。この時期になっても長時間の指しゃぶりがある場合は、小児科や小児歯科などで相談してみましょうね。

口内が乾燥し虫歯や風邪をひきやすくなる

最後は、虫歯や風邪をひきやすくなるという点です。これは先に述べたように、指しゃぶりにより歯並びが悪くなった場合、普段から口が開きやすい状態になります。

実は唾液には、初期の虫歯を修復してくれる力があるのです。しかし口が開いたままですと、口の中の唾液が蒸発してしまい、唾液が減ります。その結果、虫歯が進行してしまう可能性が高くなるのです。

また口から直接空気を取り込むことは、空気中のウイルスなども体内に取り入れてしまい、風邪などをひきやすくなります。人間はもともと、鼻呼吸をするようにできているのです。鼻毛や鼻の粘膜は、ほこりやウイルスを除去するフィルターの役目をしています。そのため、できるだけ鼻呼吸を習慣づけましょう。

指しゃぶりはやめさせる方がいい?

3歳くらいまでは様子を見てみよう

場合によっては、体に悪影響を及ぼす指しゃぶり。やはり今すぐやめた方がよいのでしょうか?しかし一方で指しゃぶりには、心の安定を保つ精神的な効果もあります。歯やタコの影響が出始めない3歳くらいまでは、様子を見てみましょう。

3歳までの時期は、体だけでなく心の発達もめざましいときです。自分の気持ちを表せるようになり、自己主張が強くなります。また社会性も芽生え、お友達など人との関わり合いが増えることでしょう。また探求心も旺盛になり、なんでもやりたがるのです。

この中で葛藤や失敗など、ストレスを感じることもあるでしょう。心の動きが活発な時期であるからこそ、指しゃぶりをして、自らバランスを取ろうとしているのではないでしょうか。

叱らずにしゃぶらなかったら褒めてあげよう

もし指しゃぶりをやめさせたいと思うなら叱るのではなく、指しゃぶりをしなかったときに褒めることを意識してみましょう。

子どもは、ママに褒めてもらうことが大好きです。指しゃぶりをしていないときを見つけたら「偉いね」と褒めてみましょう。叱ってしまうと、子どもは悲しく不安になるものです。そして気持ちを落ち着かせるために指しゃぶりをしてしまう、という悪循環になってしまいますよ。

また「自分でできるもん!」という自立心が芽生える時期であれば、指しゃぶりをしなかったことを褒めてあげると、「できた!」という満足感が得られることでしょう。この満足感は精神を安定させることができ、指しゃぶりをする頻度が減るかもしれませんよ。

どうしても気になるなら

そうはいっても「早く指しゃぶりをやめないかな」と思うのがママの本音ではないでしょうか。どうしても気になる場合は、やめるためのちょっとした工夫をしてみましょう。

寝るときに指しゃぶりをするなら、ママと一緒に手をつないで寝てみましょう。つないだ手を頬などに触れるように置いてあげると、より安心しますよ。またママといっぱいスキンシップを取り、精神的に満足させてあげましょう。絵本の時間に、指しゃぶりに関係した本を読むのもよいかもしれませんね。

さらに指しゃぶり防止として、市販のものを利用するのも一つの手です。爪や指に苦み成分を直接塗るものだったり、手袋のような布製カバーだったりと色々な物があります。子どもにあった物を選んでみましょう。

まとめ

2歳児の指しゃぶりには、精神を安定させる効果が大きいことがわかりましたね。指しゃぶりそのものだけにとらわれず、子どもの心の動きに目を向けてみましょう。あまり神経質になり過ぎず、大らかに見守ることも大切です。

子どもの成長には個人差があるので、「〇歳になったから絶対にやめなくてはいけない」というものではありません。大きくなると恥じらいから、自発的に指しゃぶりをしなくなることも多いものです。指しゃぶりが自発的に卒業できるように、やめやすい環境を作るなど、ママはサポートに徹してみましょう。

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teniteo WEB編集部

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