赤ちゃんの寝ぐずりが悪化した!原因や解消する方法について
赤ちゃんの寝ぐずりはママとの体力勝負な一面があります。何をしても泣きっぱなしでなかなか寝ない赤ちゃんの姿を見ると、新米ママはどうしたらよいのか分からず途方に暮れてしまうこともありますよね。この記事ではそんなママの悩みに答えるべく、寝ぐずりの原因や解消する方法についてご紹介します。
ママを困らせる赤ちゃんの寝ぐずりとは
寝る前にグズグズしてしまうこと
寝ぐずりを起こすと、たいていの赤ちゃんはおむつを替えたり授乳をしたりしても効果がありません。気分が落ち着くまで大声で泣き続けたり、不機嫌な状態が続いたりすることもあるでしょう。大好きであるはずのママに抱っこされても、機嫌が治らないこともあるそうです。
どうしたら治るのかははっきりと解明されておらず、対応に困ってしまうママもいますよね。今の時期だけだと割り切って対応しているうちに、いつの間にか寝ぐずりをしなくなっていたケースもあるそうですよ。
生後6カ月ごろから見られる
また個人差がありますが、たいていの赤ちゃんは生後6カ月ごろから寝ぐずりが始まるようです。この時期は、離乳食が始まって授乳回数が減ってくるころですよね。赤ちゃん自身も体力がついてきてお昼寝の時間が短くなったり、夜にまとまって眠ったりすることが多いでしょう。
生後6カ月ごろだと、朝に起きて日中は活動し夜はゆっくり眠るという生活リズムが整い始めますので、生活リズムが乱れると寝ぐずりに繋がることもあるそうですよ。
根気強く対応していくことが大切
どう対処しても泣きやまない赤ちゃんに、ついイライラしてしまうこともあるでしょう。赤ちゃんの寝ぐずりが始まったら、根気強く対応することが大切です。寝ぐずりが終わる時期は赤ちゃんによって異なるので、はっきりといつまでに終わるとは言い切れません。
1カ月や2カ月だったり、半年以上続いたりする赤ちゃんもいるそうです。一般的に2歳までには終わるといわれていますので、そのあたりまでは粘り強い対応を心がけましょう。
寝ぐずりが悪化してしまう理由は?
不快感を感じて眠れないから
ここでの不快感とは、「お腹が減っている」「おむつが濡れて気持ち悪い」「室温が暑すぎたり寒すぎたりする」「体調が悪い」などがあげられます。眠りにつくコンディションが整っておらず、泣いてママに改善してほしいと訴えているのかもしれません。
お腹が減っていれば授乳をしたり、おむつが汚れていれば替えてみたり、室温のチェックも忘れずに行ったりしましょう。普段と様子が異なる場合は、赤ちゃんの体に異変が起きていることもありますので、こまめに様子を確認するとよいでしょう。
赤ちゃんが自我を表現するため
「体は疲れて眠いけれど、本当はまだまだママと遊びたい」という気持ちを泣いて表現しているのかもしれません。もしくは、寝起きでママに甘えたいけれど上手に言葉で伝えることができなくて、泣いてママにかまってもらおうとしているのかもしれません。
寝ぐずりをすることでママに何かを訴えかけていると考えれば、ママのイライラも少しは落ち着くのではないでしょうか。「寝ぐずり=悪いこと」と捉えないようにして、赤ちゃんの成長に欠かせない一つの通過点だと思って見守るとよいでしょう。
寝つけない不安感があるから
そして月齢が低ければ低いほど、赤ちゃんは「眠ること=怖いこと」と認識するといわれています。これは目を閉じて眠ると、大好きなママと離れてしまうと思う気持ちが強いからだそうです。睡眠は赤ちゃんにとって、ママとの一時的なお別れなのかもしれません。
赤ちゃんが起きているときでも、ママと離れると泣いてしまいますよね。寝ぐずりをするときも同じで、眠ることに不安を感じて寝つけないのかもしれません。