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乳児が心地よく過ごせる環境とは?生活環境を整えるポイント

乳児が心地よく過ごせる環境とは?生活環境を整えるポイント

赤ちゃんは色々な面で未熟な所があります。生活する上でどのようなことに注意をすれば、赤ちゃんは心地よく過ごせるのでしょうか。部屋の温度やアレルゲンなど、生活環境の観点からもご紹介していきますね。大切な乳児期の生活環境を整えて、快適に過ごせるようにしましょう。

乳児の生活環境を考える前に知っておこう

乳児は自分で体温調節するのが苦手

赤ちゃんは話せないので、暑い・寒いも言えません。そして、体温調節も苦手です。では、ママはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。

赤ちゃんの暑い・寒いは、お腹や背中で判断をします。お腹や背中が冷たければ寒く、汗ばんでいれば暑いという判断でよいでしょう。赤ちゃんは手足で体温調節を行うので、夏は裸足で大丈夫ですが、エアコンのかかっているお店では冷えないように靴下を履かせましょう。

季節によって肌着も変えるとよいですね。「赤ちゃんは大人よりも着る服の枚数は少なめ」と聞きますが、それは赤ちゃん次第でもあります。ハイハイをし始めるころから体温調節ができるようになるので、それまではパパ・ママが注意して着替えや室温を整えてくださいね。

乳児は抵抗力が弱くアレルゲンが天敵

出産後に、赤ちゃんに疾患やアレルギーがないか心配になりますよね。身近なものでいうと、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、様々なアレルギーに関わるアレルゲンといえばダニです。

赤ちゃんは抵抗力が弱く体が未発達なので、ハウスダストやダニなどのアレルゲンの影響を受けやすいです。赤ちゃんのアレルギーの根本的な原因の多くは、抵抗力が理由です。生後1カ月ころから外気浴が始まりますが、最近は紫外線や日焼けを避けるために日光浴をしないママが増えています。日光浴をしないまま成長すると、風邪やウイルスにも弱くなってアレルギー体質になりやすいですよ。

赤ちゃんのうちから抵抗力を高めるために、「予防接種・栄養・お散歩・睡眠」を心がけてみましょう。

乳児にも適度な刺激は必要

「赤ちゃんが色々な経験をして夜泣きをしたらどうしよう?」と思っていませんか?赤ちゃんの脳の発達には刺激が必要不可欠であり、刺激のない生活の方がよくないことなのです。

「刺激がない環境」と「与えない環境」は、0~3歳児には避けてもらいたい環境です。なぜなら、0~3歳までは脳がスポンジのように吸収力が高いため、適度な刺激を与え色々な経験を積むのに最適な時期なのです。

「難しい」「まだ早い」という大人の判断は、子どもには通用しません。やってみたら数日後にはできた、なんてこともよくある話です。たくさん動き、たくさん考えると赤ちゃんなりに刺激を全身で感じるでしょう。そのおかげで夜の眠りが深くなるなどの効果もありますよ。

乳児が心地よく過ごせる生活環境を整えよう

快適な部屋の温度と湿度について

1年を通して、どの季節でも赤ちゃんには快適に過ごしてもらいたいとママは思いますよね。では、大人でも難しい部屋の温度と湿度の調整についてご紹介します。

赤ちゃんが快適に過ごせる温度は、「夏は27℃前後、冬は22℃前後」といわれています。赤ちゃんは自分で体温調節ができず、すぐ低体温になったり汗ばんだりするので、赤ちゃんの様子を見て調節をしましょう。

快適に過ごすには温度だけでなく、湿度も重要な役割を持っています。温度が少し高くても湿度を1~2℃下げるだけで空気の感じが変わり、過ごしやすくなりますよ。エアコン利用時は冷房と除湿機能を上手に使い分け、冬場は加湿器の使用で湿度40~60%に保ってくださいね。

適度な音と明るさについて

赤ちゃんが生活していく上で、音と明るさは非常に大切になります。では赤ちゃんにとって、適度な音とはどういうものなのでしょうか。どの程度の明るさが過ごしやすいのか見ていきましょう。

赤ちゃんがいるからとシーンとした空間にしたり、お昼寝時に真っ暗にしたりすることはありません。昼夜の区別がはっきりするためにも、お昼寝時は適度な明るさのままにして、音も起きてしまうような大きな音でなければ大丈夫です。生活リズムの崩れの原因となりますので、あまり気を使わずに過ごしてくださいね。

では、夜はどうでしょうか?寝て30分くらいは豆電球でよいですが、それ以降は真っ暗にして音も寝る前は大きい音や激しい映像は控えましょう。寝てからは静かな環境を保つのが大切ですよ。

乳児の安全対策について

赤ちゃんの安全対策は沢山ありますが、どれも重要ですよね。どのようなものがあるのかご紹介します。

【ベビーベットのガード】転落防止
【コンセント穴塞ぎ】指を入れないように
【コーナーガード】ぶつけたときのケガ防止
【階段ガード】1人で登り降りしないように
【キッチンガード】危ないもの・熱いものへの接触防止
【引き出し止め】手挟み防止

安全対策で特に重要なものをご紹介しましたが、家の造りで気をつけたい箇所がほかにもありますよね。赤ちゃんが成長をしていくにつれ危険も増すので、その都度安全対策を見直しましょう。

赤ちゃんの危険を事前に察知し対策を考えるのは、赤ちゃんを守ることにつながります。それはパパ・ママにしかできないので、早めの対策をしてくださいね。
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