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乳児が心地よく過ごせる環境とは?生活環境を整えるポイント

乳児が心地よく過ごせる環境とは?生活環境を整えるポイント

乳児の環境整備の重要ポイントは掃除!

寝具やカーペットはアレルゲンの温床

毎日使う寝具やカーペットには、目には見えませんがアレルゲンの原因となるものが沢山潜んでいます。いずれも熱がこもりやすいので、ダニが好む環境であり発生しやすいのです。では、どのようなことをしたらアレルゲンの原因を減らせるのでしょうか。

布団やカーペットは洗濯や天日干しをしても限界があるので、ダニの繁殖を減らせる「防ダニ加工の商品」を使用することをおすすめします。「防ダニ加工商品」は、全日本寝具寝装品協会が決めた基準で加工されたもので、この記載があれば安全性に問題がないと思って大丈夫です。

毎日使うものだからこそ、知らないうちに痒みや湿疹が出ては赤ちゃんがかわいそうですね。アレルゲン対応カーペットの販売もあるので、対策をきちんとしましょう。

換気で室内の空気をきれいにしよう

気候がよい季節は窓を開けて、室内の空気の入れ替えができるでしょう。しかし、冬は寒くて窓を開けるのも苦になりますよね。でも冬の暖かい日に窓を開けると、スゥーと心地よくなりませんか?実は冬の方が暖房用品を使うので換気が大切です。

冬に換気をするときは、窓を開けっぱなしにしておくと気温と湿度が下がってしまうので、1時間おきに5~10分と時間を決めて換気をすると効果があります。

換気をしてすべてのホコリが出て行くわけではありませんが、見えないチリや小さなホコリが出て行くことでスッキリします。室内の空気を入れ替えるのは換気しかありませので、使っていない部屋から換気をし始め、暖かい時間に赤ちゃんのいる部屋の換気をするなど、工夫してみましょう。

毎日掃除して心地よい環境にしよう

毎日掃除をしていても、食べかす・ほこり・おもちゃの片付づけ忘れなどがありますよね。

ほこりは歩いただけで空気中を舞うので、赤ちゃんが呼吸と同時に吸ってしまう可能性があります。食べかすに関しては、動くようになった赤ちゃんだと目線がフローリングに近いので、見つけて口に運んでしまうことがあります。おもちゃについては、大きいものなら大丈夫でも小さなものだと誤飲の原因になりますよね。

部屋がきれいなことも大事ですが、赤ちゃんのちょっとしたトラブルや衛生面を考えて掃除するとよいですね。毎日忙しくて隅々まで掃除するのは大変だと思いますが、赤ちゃんがよく使う部屋だけでも毎日掃除し、心地よい環境にできると安心です。

忙しいママは便利家電で環境を整えよう

天候が悪いときでも布団乾燥機があれば安心

赤ちゃんを育てながら、毎日部屋の隅々まで掃除をしたり、布団を干したりするのは大変でしょう。「赤ちゃんのお世話と料理などで1日が終わり、布団を干す時間がない」「疲れているとなかなか布団を干す気になれない」など、毎日家族分の布団やマットを天日干しするのは難しいと感じるママも多いようです。

ダニの繁殖を防ぐために、忙しいママには布団乾燥機の活用がおすすめです。布団に熱を送ってダニの繁殖を予防するだけでなく、ダニの死骸や花粉などをフィルターでキャッチしてくれるものもありますよ。

布団乾燥機ならベランダに出て干す手間が省け、好きな時間に活用することができます。赤ちゃんのお世話で忙しいママにはぴったりかもしれませんね。

お掃除ロボットで常に床を清潔に

赤ちゃんがハイハイをするようになると、行動範囲が広がっていきますよね。赤ちゃんのために常に床を清潔に保ちたいと思っても、育児の忙しさから掃除が行き届かないと悩むママも多いでしょう。

赤ちゃんが成長するにつれて、食べかすが散らかったり、ホコリが立ったりなど、汚れが気になるものです。毎日掃除機をするのが負担のママは、お掃除ロボットの導入を考えてみませんか?

お掃除ロボットがあれば、掃除機の手間や時間を短縮できますよね。カーペットの隙間に落ちている小さなゴミもしっかりキャッチするので、赤ちゃんが間違ってゴミや食べかすを口に入れる心配も減るでしょう。

お掃除ロボットに興味を持つ赤ちゃんもいるため、お出かけ中に起動すると効率的ですよ。

空気清浄機できれいな空間を

赤ちゃんは大人に比べると小さく頭の位置が低いため、ハウスダストや床の上にあるホコリを吸い込む可能性が高いです。先ほどご紹介したように赤ちゃんは抵抗力が弱いため、ハウスダストやホコリからアレルギー反応を起こして体調を崩すかもしれません。

赤ちゃんが安心して家庭で過ごせるように、空気清浄機も活用しましょう。特に冬場や夏の暑い時期は窓を開けて換気をするのが厳しい日もあるので、空気がこもりやすい状態です。

空気清浄機があれば常にきれいな空間で過ごすことができるので、ハイハイや床にゴロゴロしても安心ですね。空気清浄機は加湿機能がついたもの、イオン機能が備わったものなど、種類が豊富なので最適なものを選びましょう。

まとめ

赤ちゃんとの生活が始まると、「できるだけ菌から避けて過ごしたい」と思うのは赤ちゃんを守りたいというママの愛情の表れでもあると思います。しかし、赤ちゃんがこの先生きていくために、多少の菌や刺激は必要なのですね。

体温調節や掃除・換気、安全対策は家族にしかできないので、赤ちゃんのためにできることはやり、赤ちゃんを守りましょう。

赤ちゃんが心地よく過ごせることは、家族にとっても幸せです。元気でたくさんの可愛い笑顔が見られるように、赤ちゃんを優先にした生活環境作りをしてはいかがでしょうか。
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