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赤ちゃんはいつからお座りする?練習方法と注意点をご紹介

赤ちゃんはいつからお座りする?練習方法と注意点をご紹介

「早く寝返りしないかな」「お座りしないかな」と、赤ちゃんの成長を楽しみにしているパパやママは多いですよね。新生児の骨の多くはまだ未発達です。成長とともに骨がしっかりし、できることが増えますよ。では、いつごろからお座りの練習をするとよいのでしょうか。今回は、お座りの練習方法と注意点をご紹介します。

赤ちゃんがお座りを始める時期とは

赤ちゃんがお座りできるまでの過程

新生児の骨は軟骨が多く体がとても柔らかいです。生後3〜4カ月ごろになると首の骨がすわってきます。首がすわると次は寝返りです。生後5〜6カ月ごろには、寝返りができるようになるでしょう。

寝返りができるようになると、天井ばかりを見ていた赤ちゃんの視野が横に広がります。興味を持つものが増え、寝返りで移動します。それにより、お腹や腰の筋肉が強くなります。

腕の力で上半身を起こせるようになると、縦の視界も広がります。高いところに興味を持ち、頭を上げようとします。ここまでできると、お座りの練習ができるようになります。

腰骨が安定するのは8〜10カ月ごろといわれています。それまでは前傾姿勢のお座りですが、徐々に手を離し、頭を起こせるようになりますよ。

一般的には6カ月ごろが目安

母子手帳などには「6〜7カ月から、お座りができるようになります」と、記載されています。個人差がありますので、お座りができる目安にするとよいですよ。

首がすわってくると、パパやママの膝に座るような体勢で抱えてもらうことができます。今まで見たことがなかった高さから周囲が見えるようになり、お座りの体勢に興味を持ち始めます。

赤ちゃんが「高いところのものを見たり触ったりしたい」と、体を起こすようになったら、少しずつお座りの練習を始めましょう。高いところが周囲が見えると分かり、寝ているのを嫌がるようになる赤ちゃんもいますよ。

しかし、すべての赤ちゃんがお座りに興味を示すわけではありません。お座りを嫌がるときは、無理をしないことが大切ですよ。

10カ月を過ぎてもしなければ練習を

お座りできるということは、背骨を支える筋肉や神経が発達し、骨盤で体のバランスが取れるようになった証です。運動機能が発達していると分かる基準になります。10カ月を過ぎてもお座りを始める様子が見られない場合は、練習を始めましょう。

お座りに興味を示していない場合は、パパやママの膝の上に座って遊ぶなどして座ることの楽しさを伝えてみましょう。お座りの体勢で赤ちゃんが手で取れるところに、好きなものを置いてみるのもよいですよ。赤ちゃんが自分で手に取ることで、お座りで色々なことが増えることを覚えていきます。

お座りを嫌がる赤ちゃんは、バランスが取れず怖いと感じているかもしれません。布団やソファなど、倒れても痛くない柔らかい場所で練習してみましょう。

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お座りの練習方法と補助器具

腰や両脇を支えてお座りの体勢に

赤ちゃんにお座りへの興味を持ってもらえるかが大切です。赤ちゃんが楽しいと感じられるようにパパやママがサポートしましょう。

首がすわったころを目安に、お座りの練習を始めるとよいですよ。お座りの体勢を取れるようにはなりますが、まだ腰がすわっていません。赤ちゃんは、倒れやすいのでしっかりと腰や両脇を支えましょう。

腰がすわってくると、骨盤でバランスを取るのが上手になります。赤ちゃんがバランスを取れるようになってきたら、支える時間を減らしていきましょう。赤ちゃんのお座りのバランスが崩れて倒れそうになったら支える、また体勢を整えて1人で座るということを繰り返しながら練習するとよいですよ。

パパやママが近くで見守っていると赤ちゃんも嬉しいですね。

パパやママと遊びながら練習する

赤ちゃんは、パパやママと一緒だと、よりお座りの練習を楽しめるでしょう。

床に座っているパパやママの膝の間に赤ちゃんが座るとします。赤ちゃんが手を伸ばすと簡単におもちゃが取れる場所におもちゃを置いてみると、お座りを楽しく感じるかもしれませんよ。一緒にお座りをしたまま、短時間テレビを観るのもよいですね。

また、パパとママが向かい合って座り、どちらかの膝の間に座った赤ちゃんに向かってボールを転がすのも喜びます。赤ちゃんは動くものに興味を示します。ボールが自分のところに転がってくるだけでも赤ちゃんは楽しめますよ。

ボールが小さいと、取ろうとして前かがみになり倒れてしまう可能性があります。お座りをした赤ちゃんが抱えられるくらいの大きさがよいですよ。

お座り用の市販クッションを使う

市販のクッションでお座りの補助をしながら遊んでみましょう。パパやママと対面したり普段とは視点が違ったりして、赤ちゃんは周囲に興味を持ちますよ。

お座りの練習用として市販されているもの以外に、授乳クッションなども代用できます。授乳クッションは、形によってはお座りの練習に使えます。半月型の包み込むような形になっているものや、細長い抱き枕のような形のものは、お座りをした赤ちゃんを後ろから包み込めるので適していますよ。

離乳食を食べる際に使うようなお座りの補助になる椅子も練習に使えます。しっかりと腰まわりを支えてくれるので、お座りの体勢が取りやすいのです。頭が重くて後ろに倒れてしまうことがあるので、目を離さないようにしましょう。
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