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乳児の体重の目安とは?月齢別体重と増減が気になるときの対処法

乳児の体重の目安とは?月齢別体重と増減が気になるときの対処法

赤ちゃんの成長がママにとっては何よりも嬉しいことですが、その中でも体重が順調に増えているかは気になることの一つでしょう。赤ちゃんの体重が増えすぎたり、増えなかったりしたら心配になりますよね。月齢別の赤ちゃんの成長と体重の変化、増減が気になるときの対処法をまとめました。

0カ月~6カ月までの成長と体重の変化

生まれたときの2倍に!0カ月~2カ月

赤ちゃんは生まれて3、4日は母乳やミルクを飲む量よりもおしっこやうんち、汗の量の方が多いので体重は減ってしまいます。この現象は「生理的体重減少」といわれ、どの赤ちゃんにもあるものです。

生まれてから1週間もすると母乳やミルクを飲む量も増えて、生まれたときの体重に戻るでしょう。その後は、1日35~45gずつ増えていきます。

2カ月もすると体重は生まれたときの約2倍になり、お肉もついてポチャッとした赤ちゃんらしい体型になってきます。生まれたときの平均体重が男の子2,980g、女の子は2,910gだったのが、生後2カ月では平均で男の子は5,830g、女の子は5,420gになるのです。急激に大きくなる時期ですね。

少し成長が落ち着く3カ月~4カ月

3カ月になると赤ちゃんも母乳やミルクの飲み方が安定し、体重増加もゆるやかになってきます。ママも赤ちゃんの生活リズムが少しずつ分かってきて、楽になるころですね。

赤ちゃんの首もすわり始め、自分で手足を動かすようになり、筋力も少しずつついてきます。身長が伸びるのも落ち着いてきて、体がしっかりとしてくるのですね。

この時期の平均体重は男の子で6,630g、女の子で6,160gになります。目もはっきりと見えるようになり、自分の手を確認するように目の前に持ってきて遊んだり、泣くこと以外にも声を出したりするようになります。

表情も少しずつ豊かになってきますので、ママも赤ちゃんと一緒にいるのがより一層楽しくなりますね。

寝返りが始まる5カ月~6カ月

赤ちゃんの首がすわってきて背骨がしっかりとしはじめてきます。寝返りをする子も出てきて、動く量も多くなってくる時期です。

母乳やミルクを飲む量も多少は増えますが、動く量も増えるので体重の増加はゆるやかになるでしょう。このころから離乳食を始める子がほとんどですので、体重の増減もそれに影響されて個人差がよりはっきりとしそうです。

寝返りがうまくなり、支えがあれば座る子も出てきます。よく動く子とあまり動かない子、母乳やミルクを飲む子と飲まない子などの個人差がはっきりしてきます。

体重増加は1日8~12gと少しずつの増加になり、身長は1カ月で1cmほど伸びる子もいれば、ほとんど変わらない子もいます。平均体重が男の子で7,670g、女の子で7,170gになります。

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7カ月~1歳までの成長と体重の変化

お座りやハイハイをする7カ月~8カ月

支えがあれば座っていられる状態だったのが、支えがなくても座っていられるようになります。お座りが上手にできれば、両手が自由になりますので、手を使って遊ぶことも増えますね。

お座りからハイハイやつかまり立ちをする子も出てきますので、運動量はさらに多くなります。この時期は、1カ月で300gほど増えていれば問題ないようです。

運動量が増えることで、離乳食の量が増える子もいますし、なかなか離乳食を食べずに体重が減少する子もいるかもしれません。体重が多少減少しても、きちんと排泄していて、元気でご機嫌がよければ心配することはないでしょう。この時期の平均体重は、男の子8,300g、女の子7,790gになっています。

つたい歩きをする9カ月~10カ月

9カ月になると伝い歩きをする子もでてきますが、ハイハイで色々なところに行こうとする子も多くいる時期です。今まであまり使うことのなかった上半身、腕などを使うことも多くなりますので、全身が鍛えられるようになるでしょう。

精神面もかなり発達してきますので、ママの後をハイハイしてついてくることもありますよ。伝い歩きをするようになれば、お座りから立つことや、ハイハイから伝い歩きをするのも安定してできるようになってきますので、行動範囲もかなり広がります。

離乳食も3食になりますが、体重はそれほど増加しませんので、成長曲線にそって体重が変化していれば十分でしょう。この時期の平均体重は、男の子が8,730g、女の子が8,200gになります。

生まれたときの3倍!11カ月~12カ月

11カ月になると、支えがなくても立つことができたり、早いスピードで伝い歩きができたりするようになります。

この時期は、栄養の約70%を離乳食から摂るといわれていますので、食べる量や必要な栄養を摂れているか意識していく必要が出てきます。体重が増加するかを心配するよりも、何を食べるかが大切になるのです。

1歳を迎えるころになると伝い歩きから一人で歩くようになる子もでてきます。歩く時期は個人差が大きいですので、その子のペースを大切にしましょう。

1歳では身長は生まれたときの1.5倍に、体重は3倍になりますから、増加が緩やかとはいえ、成長しているのがわかりますね。この時期の平均体重は、男の子で9,280g、女の子で8,710gになります。

うちの子の体重増えすぎ?原因と対策

体重が増えすぎてしまう原因

赤ちゃんがまわりの赤ちゃんよりも大きかったり、体重が成長曲線の線からはみ出したりしていたら「体重が増えすぎている?」と心配になりますね。生後6カ月までの赤ちゃんであれば、運動量が少ないので、体重増加しやすく、増えすぎているのではと勘違いしやすい時期です。

この時期に増えすぎていると心配していても、ハイハイしたり歩き始めたりでエネルギーが消費されますので、自然と体重も増えなくなるでしょう。

ミルクで育てている場合、ミルクは母乳よりも高タンパクで栄養が豊富であり、「酵素」が含まれていないのでうんちが出にくいといわれています。そのため、ミルクの方が栄養が豊富で太りやすく、うんちも出にくいので体重が増えてしまう可能性もありますね。

混合育児から完全母乳にしてみる

体重が増加しすぎではないかと心配な場合で、母乳とミルクの混合育児をしているようであれば、ミルクをやめてみてはどうでしょう。母乳を赤ちゃんが欲しがる分だけ飲ませて、ミルクを足さずに様子をみてみましょう。

母乳だけを飲んだ状態でご機嫌であれば、ミルクを足さなくてもお腹いっぱいになっているということでしょう。赤ちゃんが泣いたとしても、抱っこしてあやしたり、外に出かけたりして気をそらして泣きやんだとしたらそのままでも大丈夫ですよ。

完全母乳にして、子どもの体重も減らずに、おしっこやうんちもしっかりとして、元気であれば完全母乳にしてみてはどうでしょう。念のため、助産師さんや小児科の先生に相談してみれば、より安心ですね。

粉ミルクの量や間隔を変える

ミルクを作ったら作った分すべてを飲んでもらおうとしていませんか?ミルクを飲んでいる赤ちゃんをみていて途中で休憩したり、遊び始めていたら、ミルクの量が少し多いのかもしれません。

途中でミルクをやめてもご機嫌でいたら、飲む量は十分でしょう。次回から少しミルクの量を減らしてみましょう。

1回のミルクを減らすのではなく、ミルクを飲む回数を少なくするという方法もあります。1日3回ミルクを飲んでいたとしたら、2回にして様子をみてみるのです。

離乳食が始まっていたら、ミルクを今までと同じように飲んでいたら栄養の摂りすぎになってしまいますので、ミルクは減らしましょう。ミルクの量を減らしても、赤ちゃんの体重が減らなければ大丈夫ですよ。
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