つわりでもアルバイトの仕事はできる?仕事を続ける方法と注意点
つわりがひどくても、正社員であれば復帰のことも考えて仕事を続けようと思う人も多いと思います。しかし、アルバイトやパートの場合、仕事を続けたくても難しく感じますよね。ここではつわりの症状があるとき、パートやアルバイトなどの仕事をどのように向き合えばよいかを考えていきます。
つわりの期間と一般的な症状は?
つわり期間は5週から16週の間が一般的
つわりがまったくなかったという先輩ママもいれば、つわりがひどく、妊娠したら体重が減ったという先輩ママもいました。つわりが始まった時期や、つわりの症状の強さには個人差がありますが、つわりを経験した先輩ママのほとんどが、おおよそ16週につわりが落ち着いてきたといっています。
多くの先輩ママが妊娠16週頃でつわりが落ち着いてくるのは、未熟だった胎盤が妊娠16週頃に完成するので、ホルモンのバランスが安定してくるためだといわれています。
吐きづわり、食べづわりなど症状はさまざま
まずは、においを嗅ぐと気持ちが悪くなる「においつわり」です。妊娠前はまったく気にならなかった香水のにおいや、炊きたてのご飯のにおいなどを嗅ぐと気分が悪くなってしまいます。
次に、食事を摂ると気持ちが悪くなる「吐きづわり」です。何かを口にするだけで吐き気がしてしまいます。つわりと聞くとこの症状を思い浮かべる人が多いと思います。
そして、空腹になると気持ちが悪くなる「食べづわり」です。こちらはよく「吐きつわり」と勘違いされてしまうこともあります。症状は真逆で、食べていないと気分が悪くなってしまいます。
期間や症状の現れ方には個人差がある
ほかにも、つわりの期間は長くても症状が軽い人もいれば、期間が短くてもとても症状が重い人、期間も長く症状も重い人など本当にさまざまです。
一般的に赤ちゃんができるとつわりが始まるというイメージは広く知られていますが、実際にはその期間や症状には個人差があるので、つわりを周りの人に理解してもらったり、つわり自体を乗り越えたりする方法も人によって異なります。
つわりがあるときのアルバイトはどうする?
負担のない働き方ができるか上司に相談
妊娠してもつわりがないからと安心していても、つわりはいつやってくるか分かりません。つわりの症状がひどくなってしまってから上司に相談するよりは、妊娠したときに今後つわりが起こるかもしれないことを事前に上司に伝えておいた方が、会社も対応しやすくなります。
また、仕事内容や労働時間など、妊娠中の体に負担のないような働き方ができるかを上司に相談してみるのもよいと思います。
症状や仕事によっては辞めるという選択肢も
自分が急に辞めることで、職場の方たちに迷惑をかけてしまうと不安を感じることもあると思います。職種によっては、繁忙期とつわりがひどい時期が重なってしまうこともあると思います。
なかなか思いきって決断するのは難しいですが、赤ちゃんをお腹の中で育て、無事に出産することは、ほかの誰かが代われることではありません。仕事を辞める決断をすることは、赤ちゃんを守ることにもなると考えてみてください。
迷ったら赤ちゃんを第一に考えた決断を
しかし、パートを始めて2カ月で妊娠していることが分かりましたが、人数の少ない職場で人手が不足していたこともあり、なかなか上司に相談できなかったそうです。日に日につわりが重くなり、悪寒がして動けなくなってしまったのでパートを辞めることにしたそうです。
その先輩ママは辞めた後に脱水症状になってしまい2週間入院したそうです。手遅れになる前に赤ちゃんを第一に考えた決断をすることも大切だと思います。
働く妊婦さんが知っておきたい情報と注意点
妊娠したら必ず上司に報告しよう
思いがけないことが起こってから上司に伝えても、すぐに対応してもらえないことがあるので、何かが起こってしまう前に妊娠を報告しておくと安心です。上司に報告する際には、妊娠したという事実だけ伝えるのではなく、自分が今後どのように働いていきたいかも伝えるとよいでしょう。
また、妊娠を上司に報告するタイミングですが、赤ちゃんの心拍が確認できてからの妊娠10週くらいまでにする人が多いようです。