2時間でスピード出産する人の特徴は?出産までの流れやリスクを紹介
できることならなるべく痛みは少なく、スピード出産をしたいと願うママが多いのではないでしょうか。出産にかかる時間は一人ひとり違いますが、なかには2時間でスピード出産したという先輩ママもいます。そこで今回はスピード出産になりやすい人の特徴や出産までの流れ、スピード出産ならではのリスクなどをご紹介します。
目次
- 2時間で出産!スピード出産の人の特徴は
- 第2子以降の出産の人
- もともと切迫早産気味の人
- 標準的な体型で体力のある人
- 2時間で出産になる場合はどんな流れ?
- 破水から出産が始まる場合
- 陣痛から出産が始まる場合
- 健診で出産の兆候を指摘される場合
- 2時間で出産!スピード出産のリスクとは
- 病院に到着する前に生まれてしまうこと
- 家族が出産に立会えなくなることに
- お産の傷が残る可能性があること
- スピード出産の万が一に備えておこう
- 入院セットや連絡先は早めに用意
- 慌てないためのイメージトレーニング
- 夜中でも遠慮せず病院に行く
- まとめ
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2時間で出産!スピード出産の人の特徴は
第2子以降の出産の人
では、初産婦さんと経産婦さんとではどこが違うのでしょうか?まず、一度出産を経験しているママは、子宮口や産道が柔らかくスムーズに開きやすくなっています。
また、子宮が収縮しやすく陣痛の力が強くなるので、2人目以降はお産の進行が早くなり、分娩時間が短くなるようです。しかし、出産までの陣痛の時間は短くなるものの、その分痛みを強く感じるママも多いのだとか。
もともと切迫早産気味の人
そもそも切迫早産とは「早産になる一歩手前」の状態のことを示します。これは、正産期に入っていないにもかかわらず、子宮の収縮が頻繁に起こったり子宮口が開きはじめたりしている状態で、今にも赤ちゃんが出てきてしまう可能性があることです。
また、子宮の収縮が起きると子宮頚管が短くなるため、赤ちゃんが下りやすくなります。このようなことから、切迫早産気味のママは陣痛が始まると進行が早くなり、スピード出産になる傾向が強いのです。
標準的な体型で体力のある人
たとえば、痩せすぎのママは赤ちゃんも低体重児になりやすく、産後のリスクが高まります。一方、太りすぎの場合は赤ちゃんも巨大児になってしまい、出産の進行が遅れることもあるのだとか。
また、いずれの体型も出産時に必要な体力がともなわない場合は、長丁場になることも多いようです。そのため、標準的な体型で体力のあるママの方が、より安産になりやすいのです。
よく、妊娠中は適度な運動とバランスのよい食事を心がけましょう、といわれるのはこのためですね。
2時間で出産になる場合はどんな流れ?
破水から出産が始まる場合
まずは「破水」から始まる場合です。破水後は、できるだけ早く出産した方が赤ちゃんへのリスクも少なくなるのですが、なかには破水してから2時間程度の超スピード出産を経験したママもいるようです。
そのママの体験談としては「内診中に破水してしまい、強烈な痛みとともに子宮口がどんどん開き、あっという間に全開大になってしまった」というもの。突然のことに心の準備も追いつかず、赤ちゃんが産道を通るまでの回転すら追いついていなかったそうです。
このようなこともあるので、破水をしたらとにかく早く病院に行ってくださいね!
陣痛から出産が始まる場合
そのママは「なんとなくお腹が痛いな…と思ったら、すでに痛みは5分間隔に!急いで病院に向かうやいなや、そのまま分娩台に上がり、次の陣痛でポーンと生まれた!」ということです。しかし、あまりにも早すぎてかなりの大量出血だったそうです。
早すぎる出産は大量出血になりやすく、通常の2倍や4倍の出血量になる場合もあるのだとか。
陣痛の時間が短いと、痛みに耐える時間が短いので楽だと思われがちですが、じつはリスクととなり合せでもあるのです。
健診で出産の兆候を指摘される場合
そのようなママはもうすぐ出産になる可能性があるので、いつ分娩になっても対応できるように、しっかりと入院の準備をしておきましょう。もちろん個人差があるので、そのような指摘を受けたとしても、予定日を超過する場合もあります。
しかし、前項でもお伝えしているように、破水や陣痛が起きてから短時間で赤ちゃんが生まれてくる可能性は大いにあります。どのようなタイミングでも慌てず対応できるように、ママは心の準備もしておくとよいですね。