授乳中に食欲がなくなるのはなぜ?母乳育児中の症状と改善方法とは
授乳中に食欲がなくなったときの改善方法
お水や栄養価の高いお茶などで水分補給
このとき一気に水分を摂ろうとせず、体の水分量を保つようこまめに摂るようにしましょうね。ママが飲んだものが赤ちゃんに影響することもあるので、なるべくカフェインレスのものを選びましょう。
麦茶にはミネラルや食物繊維が多く含まれているので、食欲がないときでもおすすめです。ほかにも貧血予防にはローズヒップ、カルシウムやマグネシウムを多く摂るにはルイボスティー、血液の巡りをよくするにはごぼう茶などがありますよ。
薄味で水分の多い食べ物を口にしてみる
薄味で水分が多いものだと、食欲がなくても口にしやすいかもしれません。おかゆや雑炊、具だくさんのお味噌汁がおすすめです。ミキサーがあるご家庭なら、野菜や果物を使ったスムージーも手軽でよいでしょう。
冬場であれば、水炊きや白菜と豚肉のミルフィーユ鍋などもおすすめです。しっかりと食材を煮こむことで柔らかくなり、食欲がなくても食べやすいです。また野菜の栄養も鍋のスープに凝縮されているので、スープからも栄養を摂ることができますよ。
ミルクに変えたり休養できる環境づくりを
毎日家事を完璧にこなす必要はありません。赤ちゃんが寝たらママも一緒に横になったりして、体を休める時間を作りましょう。
また母乳育児にこだわりすぎず、ミルク育児に替えてみるのも一つのストレス軽減の方法ですよ。ミルク育児に切り替えるとパパやほかの家族でも授乳ができるので、ママの体への負担が減ります。ストレスが軽減されると、自然と食欲が回復してくるでしょう。
まとめ
授乳中に食欲がなくなる原因には、ママのストレスが関係していることが多いです。たまには家事を手抜きしたり、パパやほかの家族に協力してもらったりしましょう。
ストレスを感じないよう育児の考え方を変えたり、自分の時間を作ったりして、ゆっくりと休養することも大切ですよ。またどうしても改善のきざしが見られない場合は、医療機関を受診してみましょう。