妊婦さんはなぜ味覚が変化するの?妊娠中の味覚変化の原因と対処法
妊娠中の味覚変化への上手な対処法
あまり気にせず食べられるものを食べる
ただ味覚が変化する時期は限定的であることが多く、つわりが終わると味覚が戻ってくるママがほとんどです。栄養も大切ですが、それ以上に辛い時期を少しでも楽に乗り越えられるような工夫をしましょう。
大切なのは「食べられるものを食べる」ことです。「塩辛ければ食べられる」なら、割り切ってこの時期だけ塩辛いものを中心に食事をしましょう。
また「水はダメだけど炭酸水なら飲めた」というママもいるようです。飲みやすい、食べやすいものを口にして、乗り切ってください。
亜鉛不足にならないように心掛ける
亜鉛を多く含む食品には
・牡蠣
・煮干し
・するめ
・のり
・牛肉
・卵黄
・ごま
・きな粉
などがあります。
味覚変化で食べにくい食品もあると思いますが、食べられる範囲で積極的に摂取してください。ただし一つの食品に偏ったり、むやみにサプリメントで補ったりするとよくないので、偏った食べ方には注意しましょう。
亜鉛はストレスとも関係しています。ストレスを感じることで、亜鉛が消費されてしまうのです。妊娠中は味覚変化などストレスが溜まることも多いですが、ゆったりした気持ちで過ごすことも大切です。
不安を感じた場合は悩まずに病院に相談を
一方で味覚変化が長期間におよぶママもいます。長期間になるとまともに食事ができない期間も長くなりがちです。長期間食事がまともにできない、また味覚障害があまりにもひどい症状であれば、栄養不足や極端な体重減少が起こることも考えられます。
栄養不足や大幅な体重減少は、やはり心配ですね。そうなる前に「まともに食事ができない」状態が続いたときにはかかりつけの産婦人科に相談しましょう。
ストレスを溜めないのは大切なことです。お医者さんに相談して、楽しい気持ちで食事を味わえるようになるとよいですね。
まとめ
味覚の変化のしかたもママにより様々です。特定の味ばかりを食べたくなったり味覚障害になったりするママもいます。
対策は食べられるときに食べる、亜鉛の多い食品を積極的に摂るなどですが、なにも食べられなかったり栄養不足になったりしそうなときは産婦人科に相談しましょう。
ストレスを溜めないことも大切です。楽しい気分で食事ができるよう工夫をしてくださいね。