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出産祝いに絵本をプレゼント!選ぶポイントやオリジナル絵本を紹介

出産祝いに絵本をプレゼント!選ぶポイントやオリジナル絵本を紹介

出産のお知らせは、聞いた人みんながうれしくなるものですね。出産祝いに絵本を贈るという方も多くいらっしゃるようです。でもいざ本屋に行ってみて、「赤ちゃんが喜ぶような絵本ってどれかしら?」と悩む方も少なくないようです。今回は出産祝いにピッタリの絵本を選ぶポイントを考えてみましょう。

赤ちゃんにとって分かりやすい絵本は?

コントラストのはっきりした本

生後間もない赤ちゃんの視覚はまだまだ未発達です。ですから、赤ちゃんにとって分かりやすい絵本かどうかを考慮しながら選ぶと、赤ちゃんの喜ぶ1冊が見つかるかもしれません。

分かりやすい絵本の一つ目のポイントは、コントラストがはっきりしていることです。白と黒のようなコントラストの強い色の組み合わせは、赤ちゃんの未発達の視覚でも認識しやすいといわれています。さらにシンプルな図形、例えば丸や三角や四角なども同じく、赤ちゃんの目に認識しやすいようです。

生後間もない赤ちゃんも楽しめるようにデザインされた絵本には、この一つ目のポイントを盛り込んだものが多くあります。プレゼントを贈る側も楽しみながら選べるでしょう。

リズム感のある文章の本

二つ目のポイントは、リズミカルな文やテンポのよい音の繰り返しがあることです。

赤ちゃんにとってリズミカルな文章は、耳に心地よく興味を引くようです。風のビュービューという音、水のジャージャーと流れる音、物がコロンコロン転がる音、ドッシーンと落ちる音などは、子どもの絵本にもよく使われていますね。さらに響きの似ている言葉を組み合わせた文や、韻を踏んでいる文も面白がってくれます。

絵本はまず読み聞かせから始まります。リズム感のある楽しい文章を大好きなママの声で聞けたら赤ちゃんは大喜びでしょう。お気に入りの絵本として何回も聞きたがるようになったら、親子の楽しいふれあいの時間も自然と増えていきますね。

手に持ちやすい大きさの本

三つ目のポイントは、持ちやすい大きさの本を選ぶことです。赤ちゃんが手に取りやすいサイズがおすすめです。

赤ちゃんはお出かけが大好きです。手に持ちやすい大きさの絵本なら赤ちゃんとお出かけするときも本を持って行くことができます。ママのバッグにも入れやすいですし、赤ちゃんが読みたいときにさっと出すことができます。

公園のベンチでひなたぼっこしながら、赤ちゃんがお気に入りの本を読んだり眺めたりできたら楽しいでしょう。また病院などで飽きてしまったときも、ママが読み聞かせてあげることができますね。

今は、持ち運びしやすいお出かけ版やミニサイズの絵本もたくさん出ているので、赤ちゃんの好きそうな絵本が数冊あるとお出かけのとき役に立ちますよ。

赤ちゃんにとって安全な絵本とは?

とがりがなく、角が丸い物

さらに、絵本を選ぶときに考慮すると喜ばれるのは安全性です。まず本の角を見てみましょう。とがっていないものや角が丸くしてあるものを選ぶことをおすすめします。

赤ちゃんの体の動きや手つきはおぼつかないことが多く、力のコントロールもまだうまくできません。手に持ったつもりの絵本を落としたり、何かの拍子で顔や体に本の角をぶつけたり、落としたりすることもよくあることでしょう。そんなことが起こったら、角が丸くなっている絵本でも多少痛い思いはするでしょうが、大きなケガにつながる危険性は低くすることができますね。

プレゼントするときは、赤ちゃんやママを思いやりながら、安全性を考慮して選んだ本を贈ると喜ばれますよ。

しっかり厚地の紙を使用していること

厚地の紙でできている絵本を選ぶことも安全対策になります。

実際に本屋で絵本を探してみると、普通の紙の本と、かなり厚めの紙の本とがあることにお気づきになるでしょう。厚めの紙でできている絵本は、生後間もない赤ちゃんも安心して読めるようにデザインされたものです。

赤ちゃんは視力だけでなく筋力もまだ未発達なので、手や指の細かい動きも練習中です。ページをめくる手に力を込めすぎたり、ページ部分だけをつかんで動き回ろうとして本を破いて落としたりすることもよくありますね。

でも、しっかりとした厚地の紙を使用している絵本ならそう簡単には破れませんから、安心して赤ちゃんに絵本を持たせてあげられるでしょう。

また、薄い紙で指を切るということもないですね。

口に入れても安全な素材

口に入れても安全な素材でできているかどうかを考えることも大切です。

赤ちゃんは、とにかく何でもかんでも口に入れます。これは好奇心や興味の表れなので、自然な行動なのですが、危険なものを口にしていないかどうかは心配になりますね。

手にした絵本を赤ちゃんが噛んだりなめたりすることもよくあります。興味と関心の表れですから、お気に入りの絵本ほど口に入れるかもしれません。後で気づいて「大丈夫かしら?」と不安になるより、安全な素材でできている本なら、安心して赤ちゃんのそばに置けますね。絵本をなめていることに気づいても、慌てることなく笑顔で「ちょうだい」と取り上げる心の余裕も生まれます。

赤ちゃんに芽生えた好奇心と興味の種を守ることもできるでしょう。

少し先の年齢対象の絵本でも嬉しい

ちょっと長い目で 知育本

「知育本」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょう。「教育本」とか「勉強になる本」でしょうか。「知育」という字は「知識を育てる」と書きますが、読み書きを覚えることや足し算引き算のような計算ができることを指しているわけではないようです。

思考力や発想力、連想力や創造力など、「自分の頭で考える力」を育むことが知育の目的です。そのため知育本には、形や色を探したり、布やフェルトなどをさし絵に貼り付けて手の触感を刺激したり、数字や動物が隠し絵になっていたりと様々な工夫がされています。

書店には、年齢に合わせた知育本がたくさんあります。0歳児用ばかりでなく、1~2歳になっても楽しめるものを贈るのもよいかもしれませんね。
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