出産前に部屋の模様替えは必要?快適な部屋作りのポイントと注意点
我が家に赤ちゃんがやってくることになったとき、できるだけ居心地のよい部屋で迎えたいとパパやママは思うものです。そうすると「模様替えが必要なのでは?」と考えるのではないでしょうか。そこで、赤ちゃんにとって快適でお世話しやすい部屋を作るポイントや便利グッズ、安全対策についてご紹介します。
目次
- 出産後に赤ちゃんを迎えるための部屋作り
- 妊娠したらいつごろから模様替えを始める?
- 赤ちゃんが居心地のよいレイアウトとは
- 部屋の中に赤ちゃんスペースを確保する
- 出産後に快適に過ごせる部屋作りのコツ
- 赤ちゃんのお世話グッズは取りやすい場所に
- 細かいものはすべてしまって掃除しやすく
- 赤ちゃんは敏感。温度湿度には気を使って
- 妊娠後の部屋作りにあると便利なアイテム
- お昼寝にも使えるバウンサーを準備して
- 冬のウイルス対策にも。空気清浄機
- 出産後すぐから幼児期まで活躍するマット
- 赤ちゃんの成長に合わせた安全対策
- 電源コードやテーブルの角などに注意
- 鍵のない網戸からの転落に注意
- 赤ちゃん目線で安全対策をしよう
- まとめ
出産後に赤ちゃんを迎えるための部屋作り
妊娠したらいつごろから模様替えを始める?
しかし、妊娠中はつわりや体調を崩しやすいなど、長時間動くのがつらいですよね。体に負担がかからないようにするためにも、早めに模様替えをはじめ、少しずつ進めていくのがよいでしょう。
妊娠16週ごろ(妊娠5カ月ごろ)になると安定期に入り、つわりもおさまってくるママも多く、模様替えを始めやすい時期です。臨月までに完了するように「やることリスト」を作ってみると進めやすいです。
子育てをシミュレーションしながら「やることリスト」に項目を追加していくと、後からやり直しということがなさそうですね。
赤ちゃんが居心地のよいレイアウトとは
赤ちゃんは多くの時間をベビー布団の上で過ごすので、眠るスペースはママの目の届きやすいところがよいでしょう。寝室だけではなくリビングにも、赤ちゃんのスペースを確保しておくと生活しやすいです。
また、赤ちゃんのスペースは直射日光やエアコンの風が直接あたらず、転倒や落下の可能性がある家具がない場所にしましょう。
赤ちゃんが長い時間を過ごす部屋は、家具や物を最小限にしておくのがおすすめです。家具や物が多いとほこりがたまりやすく、赤ちゃんに影響があったりママの掃除が大変になったりする可能性があります。
部屋の中に赤ちゃんスペースを確保する
毎日おこなう赤ちゃんのお世話は、寝かしつけ・授乳・おむつ替え・お風呂などです。そのお世話のシーンをシミュレーションし、ママが手際よく進められるように、赤ちゃんのスペースを考えていくとよいでしょう。
まず、ママがどこにいても赤ちゃんが見えるようにすることと、危険性がないことを確認し、赤ちゃんのスペースを決めます。育児用品はまとめて置いておく場所を作ると散らかりにくく、お世話もしやすいでしょう。
出産後に快適に過ごせる部屋作りのコツ
赤ちゃんのお世話グッズは取りやすい場所に
頻回授乳の時期は、粉ミルク、ガーゼ、おむつなどの使用頻度が多いお世話グッズをすぐに手にとれる場所に置くようにするとよいでしょう。リビングや寝室などに一つずつ、育児用品がまとめて置ける場所を確保しておくのもおすすめです。
また、夜間はママが一番疲れている時間帯です。寝室ですぐに調乳できるように、タッチライトと保温ポット、粉ミルクや哺乳瓶などを置くようにしているママもいます。
細かいものはすべてしまって掃除しやすく
掃除がしやすい部屋とは、「掃除の回数が少なくて済む、汚れにくい部屋」です。そのために一番大切なことは、細かい物を床に置かずに収納に入れ、ほこりが溜まりにくく掃除用具を使いやすい部屋にすることです。
物自体を減らすために、断捨離をするとよりよいでしょう。部屋をすっきりとさせても育児用品が増えていきますが、専用の収納に入れるようにすると、掃除のしやすい部屋が保てます。
育児用品の収納は、取り出すときやしまうときにアクションが少なくて済む、持ち運びできる大きめのカゴや、小さいチェストなどがおすすめです。
赤ちゃんは敏感。温度湿度には気を使って
【春】
春は室温が25℃前後であると過ごしやすいといわれています。日差しが強いので直射日光があたらないようにすると安心です。
【夏】
夏は外気温から4~5℃低くすることが推奨されています。室温を23~27℃ほどで保ち、エアコンの風が当たらないようにしましょう。
【秋】
秋に丁度よい温度は22~25℃といわれています。気温の変化が激しい季節なので、調節ができる衣類を用意すると便利です。
【冬】
冬に適した室温は22~23℃といわれています。着せすぎると汗をかいてしまうので、赤ちゃんの肌をこまめに確認しましょう。
湿度は40~60%の中で調節すると心地よく過ごせます。