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出産前に引っ越しするタイミング。出産前後のメリットやデメリット

出産前に引っ越しするタイミング。出産前後のメリットやデメリット

新しい家族を迎え入れる前に、子育てのスペースを確保できるお家に引っ越しを予定しているご家庭も多いのでは。引っ越しは体力の必要な作業です。妊婦さんにとってはなおさら、体に負担をかけるようなことは避けたいものですね。出産前の引っ越しのタイミングや出産前後の引っ越しのメリットとデメリットをまとめました。

引っ越しにかかる費用はどれくらい?

家族が多いと費用がかかる

新しい環境での生活のスタートさせる前に必要なのが引っ越しです。そこで気になるのが引っ越しにどのくらい費用がかかるのかな?という点ではないでしょうか。

引っ越しは、家族の人数が多いと費用がかかる傾向にあります。2人家族と3人家族の引っ越し費用の相場を見てみましょう。

同一の都道府県内で半径50km程度までの場合で、2人家族の引っ越し費用の相場は5~7万円程度、3人家族の引っ越し費用の相場は6~8万円程度となり、家族の人数が増えるほど費用がかかってきます。

金額が上がっていく理由は、家庭にある荷物の量です。家族の人数が多いほど、どうしても荷物は増えますよね。ただ、同じ人数の家族でも荷物が少ないと費用を抑えられる可能性はあります。

3月や4月の繁忙期は価格が高い

年間を通じていつでも引っ越しは可能ですが、引っ越し業界には通常期と繁忙期の2シーズンがあります。

新しい生活のスタートをする人が多くなる春先(3~4月)には、引っ越し業者は繁忙期となり、それにともなって引っ越し費用も高騰していきます。先ほどご紹介した2人家族の引っ越し費用の5~7万円は通常期の相場で、繁忙期には6~9万円ほどかかることもあります。

移動距離や荷物量が同じでも5~2月の通常期の引っ越しの方が、費用を安く抑えることができます。時期を選ぶことができる場合は、通常期での引っ越しがおすすめです。

出産前となると引っ越しの時期も限られてくるので、繁忙期になる場合は引っ越し代の節約をするのがおすすめです。

早めの準備で引っ越し代を節約

引っ越し時期が繁忙期に入ると費用がかさんでしまいますし、通常期の引っ越し代でも、安く抑えるに越したことはないですよね。

引っ越し代の節約の方法として最初にしておきたいのが不用品の処分です。自宅にある荷物が少ない方が費用も抑えられるので、不用品の処分を早めに済ますと効果的です。

また、多くの業者の見積もりを受け、料金の比較をするのも引っ越し代の節約に繋がります。3~5社の見積もりを受けて希望する業者を決めていきましょう。

引っ越しの曜日や時間帯もポイントです。土日祝日よりも平日、午前中より夕方の引っ越しの方が費用は安く抑えられますし、早い時期に申し込みをすると割引になったり、ネットで見積もりをすると割引になるサービスもあります。

他県に越しても母子手帳はそのまま使える

母子手帳の手続きは不要

妊娠中の引っ越しとなると母子手帳についても気になることがありませんか。引っ越しをして居住する都道府県が変わった場合など、母子手帳になにかしらの手続きが必要だったりするのかな?と思う方はとても多いのではないでしょうか。

実は母子手帳は居住する都道府県が変わっても、これといった手続きは必要ありません。妊娠の記録やお腹の赤ちゃんの成長過程などは、これから通う病院でも必要なデータとなりますので、そのまま使用してOKです。

ママは母子手帳の表紙の内側にある、住所や電話番号などの変更箇所を記入し直しておきましょう。新たに通う病院でも住所や電話番号を記入したりするので、まず母子手帳に記入して置くと参照しながら記入できるので安心ですね。

妊婦健診の補助券は手続きが必要

母子手帳自体は都道府県を超えた引っ越し先でも使用可能ですが、母子手帳と一緒にもらった妊婦健診補助券は手続きが必要になります。

妊婦健診補助券は、妊娠中の健診の費用を自治体によって補助してもらえるものです。妊婦健診の補助額は各自治体によって多少の違いがあり、引っ越しなどで居住する地域が変わった場合には、その自治体の助成を受ける必要があります。

引っ越しをしたら、使わなかった分の妊婦健診の補助券をその自治体の補助券と交換してもらう手続きをしましょう。

妊婦健診補助券の交換手続きは、引っ越し先で転入届をだすタイミングで同時におこなえることがほとんどです。前もって問い合わせをして置くとスムーズに手続きが済み、体の負担にもなりません。

転院する場合は診療情報提供書を

妊娠中の引っ越しで通院する病院が変わるときには、これまで通っていた病院から新しく通うことになる病院へ診療情報提供書を書いてもらいましょう。

診療情報提供書は紹介状とも呼ばれています。これまでの受診の記録や注意事項などが記載され、これから通う病院の担当医があなたの妊娠経過状況を把握するために役立ちます。診療情報提供書は1通で3,000円ほどかかります。

引っ越し後に通院を希望する病院には、引っ越し前に問い合わせをして受け入れが可能か確認しておきましょう。里帰り出産をする予定の方は、問い合わせの時点でそのむねを伝えておきます。その病院で出産を希望する場合は、特に早めに問い合わせをして出産予約を取っておくと安心ですね。

出産前に引っ越しするメリットとデメリット

引っ越しの荷造りがしやすい

出産前に引っ越しをするメリットは、引っ越しの荷造りがしやすいことですね。まだ赤ちゃんはお腹の中にいるので、ベビー用品も少なめで夫婦2人の荷物がメインになるため、荷造りや片づけがしやすいです。もちろん妊婦さんなので無理は禁物ですが、重いものでなければ休憩をとりながら自分で荷造りを進められます。

また、引っ越しに関するいろいろな届け出の手続きなども、出産前に動けた方がママとしては楽な面もあります。赤ちゃんが生まれてからでは荷物も多くなるし、頻繁に授乳をする必要があるので、出産前の方が用事をスムーズに済ませることができます。

お腹の張りや貧血など、ママの体調に注意しながら無理なく荷造りを進めていきましょう。
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