就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

42週までに出産しないと危険!?予定日を超過した場合の対処法とは

42週までに出産しないと危険!?予定日を超過した場合の対処法とは

出産までにパパと確認しておきたいこと

パパといつでも連絡が取れるように

出産42週は赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状況なので、日中はパパと連絡が取れる状態にしておくことが大切です。破水や陣痛が始まってもスムーズにお産が進まないと、帝王切開になる可能性もあります。

色々な可能性があるということをパパにも伝えておき、パパの職場から病院まではどのくらい時間がかかるかや、お産が始まったら早退できるかどうかなども、あらかじめ職場の方に聞いてもらっておくと安心です。

また、パパだけでなく母や兄妹などに病院への送迎やつき添いをお願いしている場合も、いつでも連絡が取れるように待機してもらいましょう。「連絡しても出てくれないかも」という不安がママのストレスになってしまうので、家族に協力をお願いしてくださいね。

出産に立ち会うかどうかも最終確認を

初めての出産の場合、パパやママ自身も出産がどのようなものなのかイメージするのは難しいですよね。なんとなく「出産は立ち会おうかな」と、気軽に決めてしまっているパパも中にはいるかもしれません。

しかし、赤ちゃんが産まれる場だと思うと「立ち会ってみたい」と思うかもしれませんが、実際はママが痛みに苦しむ姿を支えなければなりませんし、独特なにおいがしたり、血が見えたりなど、リアルな出産に立ち会うことになります。

気軽に立ち会ってパパが倒れては周りにも迷惑なので、本当に立ち会うかも最終確認しましょう。立ち会うと決めたら、お産中にどんなサポートをしてもらいたいかや、して欲しくないことなどをパパにお願いしておくとよいですね。

赤ちゃんとの楽しい生活をイメージしよう

42週を過ぎると「このまま帝王切開になるのかな」「赤ちゃんが健康に産まれてきてくれるか不安」など、様々な悩みでママは不安に包まれているかもしれません。しかし、ママの心が不安定だと、お腹の中の赤ちゃんにまで伝わってしまいます。

「外の世界は楽しいよ」「早く赤ちゃんに会えるのを待っているよ」という気持ちが赤ちゃんに伝わるように、パパと赤ちゃんとの楽しい生活をイメージしてみませんか?赤ちゃんとの生活を夫婦でイメージすることで、沐浴はパパが担当する、ベビーベッドはこの場所の方がよいかもなど、パパとの分担方法や快適に生活できるアイデアなどを話し合えますよね。

パパと楽しく会話をしていると、不安も解消されてリラックスして過ごせるでしょう。

42週まで出産の兆候がない場合の対処法

週2回の妊婦健診で万全に

妊娠40週を超えると、今まで月に1回や2週間に1回だった妊婦健診が週2回になります。もういつ産まれてもおかしくない状況であるだけでなく、出産予定日を超えると胎盤の機能が低下し赤ちゃんを育む環境が悪化してくるため、こまめな経過観察が必要です。

妊婦健診では胎児心拍数モニタリング(ノンストレステスト)や超音波羊水量検査などを行い、子宮内での赤ちゃんの様子を詳しくチェックしていきます。特に、高齢出産や妊娠高血圧症候群、多胎などのハイリスク出産の場合は、注意が必要ですので妊娠42週まで分娩を待つことはまれですよ。

母体も赤ちゃんも健康であるノーリスク出産である場合は、病院の方針や個人の希望により自然なお産を待つことができます。

誘発分娩を行うことも

出産予定日を超えて胎盤の機能低下や羊水の減少、赤ちゃんが大きくなり過ぎたなどの兆候が見られた場合は、自然に陣痛を待つ間に出産のリスクが上がってしまうため誘発分娩を行うことがほとんどです。特に異常が見られない場合でも、妊娠41週を過ぎると病院の方針や医師の判断により誘発分娩を行うことは珍しくありません。

誘発分娩とは陣痛誘発剤の点滴や内服薬によって陣痛を促し、分娩につなげるというものです。陣痛誘発剤によるトラブルも考えられるため、使用の際には家族や本人の同意書が必要になります。

ママとしては、自然な陣痛を待ちたいという気持ちもあるでしょうが、出産予定日を超えた場合の対応は病院の方針によるところが大きいため、出産方法を選べない場合も多いでしょう。

帝王切開で出産の可能性も

予定日を大幅に超えても、母体、赤ちゃんともに健康状態に異常がなければ自然に陣痛がくるのを待つこともできます。しかし、子宮口が開かない、陣痛が弱いなどのトラブルも起きやすいため、赤ちゃんと母体の安全を考えて予定帝王切開分娩となるケースも少なくありません。

特に、子宮口の熟化(子宮口が出産に向けて柔らかくなること)が見られない場合は、陣痛誘発剤を使用したとしてもなかなか分娩に至らないケースがあります。

子宮口の熟化を促す子宮頸管拡張バルーンなどの方法もありますが、母体、赤ちゃん双方が長時間の分娩に耐えられない、または誘発分娩によるトラブルが考えられると判断された場合は、帝王切開になる可能性が高いです。

まとめ

「おっとりとした性格の赤ちゃんは産まれてくるのが遅い」「ママのお腹の中の居心地がよいと産まれるのが遅くなる」とはよくいわれますが、ママとしては早くかわいい顔を見たいですよね。長くママのお腹の中にとどまって成長することは悪くはありませんが、長過ぎると様々なリスクをともないます。

自然分娩を望んでいるとしても、赤ちゃんの命、ママの体、両方が安全であることの方が大切です。出産予定日を超えて産まれるリスクを十分理解して、出産予定日を超えたら医師の判断に従い元気な赤ちゃんを産みましょう。
36 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND