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赤ちゃんの生活リズムはどうやって作ろう?基礎知識とお悩み対策

赤ちゃんの生活リズムはどうやって作ろう?基礎知識とお悩み対策

初めての育児ではとにかく不安がつきものですよね。「赤ちゃんの生活リズムの作り方がわからない!」と困っているママもきっと多いのではないでしょうか。今回は、子どもの月齢別に合わせた生活リズムの例と特徴、ママにふりかかる悩みとその対策についてご紹介します。

赤ちゃんの生活リズムの基礎知識

生活リズムってどういうもの?

生活リズムとは生活するリズムのことで、朝に目を覚まし、昼に活動して、夜になったら眠るという生活のパターンのことをいいます。

人間の身体には1日周期で一定のリズムを刻む体内時計が備わっていますが、時計で決められた時刻のサイクルと体内時計には少しのずれがあります。

体内時計は朝日を浴びることにより調整されていますが、生まれたばかりの赤ちゃんは体内時計がまだうまく機能していません。そのため、授乳と睡眠をくり返しながら、少しずつ生活リズムを作っていくことになります。

もし、パパやママが夜型の生活を送っていると、赤ちゃんも夜型の生活リズムになってしまう傾向があります。生活リズムを整えるためには、パパやママが規則正しい生活を心がけていくことが大切なのです。

生活リズムができるのはいつごろから?

新生児期の赤ちゃんは体内時計がうまく機能していませんから、無理に生活リズムを整える必要はないでしょう。ただ、このころの赤ちゃんでも周囲の明るさは認識できますし、音も聞こえています。朝はカーテンを開けて光をとり入れたり、「おはよう」と優しく声をかけてあげたりするとよいですね。

また夜には寝る部屋の明かりを早めに暗くして、静かな環境を作ることも大切です。親が意識的に眠る環境を整えてあげれば、自然と生活リズムの土台ができていきます。

生後2~3カ月ころからは、徐々に生活リズムを整えるように意識していきましょう。赤ちゃんのころから夜更かしを続けていると、ホルモンバランスや自律神経が乱れる原因となってしまいます。メリハリのある生活を心がけてあげたいですね。

生活リズムは表にするとわかりやすい

慣れない育児では、どうして赤ちゃんが泣いているのか、どうして眠ってくれないのかわからないのでママは本当に大変ですよね。

赤ちゃんの生活リズムを表にしておけば、赤ちゃんが泣いている理由を探りやすく、それを見ながら育児ができるので便利です。ノートのほかにも、スマートフォンのアプリなどで簡単に記録できるものありますから、ママに合ったものを選んでみてもよいかもしれませんね。

表には赤ちゃんが朝起きた時間、授乳の時間、おむつ替えで泣いた時間、昼寝の時間、お風呂の時間、夜眠った時間などを記録するとよいでしょう。

記録しておくことで、赤ちゃんの成長を感じたり、ママとして成長している自分を振り返ったりもできます。ママ自身の育児の励みにもなりますよ。

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2歳までの生活リズムの例と特徴その1

生後0~3カ月の生活リズム

生後0~1カ月の赤ちゃんは1〜2時間ごとに起きて、授乳と睡眠をくり返します。1日の7割を眠ってすごしますが、まだ昼夜の区別がないので、夜中でも目を覚ましておっぱいやミルクを欲しがります。またこの時期は消化器官が未発達なため、赤ちゃんは一度にたくさんのおっぱいやミルクを飲むことができません。授乳間隔は気にせずに欲しがるたびにあげましょうね。

生後2〜3カ月ころになると、赤ちゃんも上手におっぱいやミルクを飲めるようになり、授乳回数がだんだん安定してきます。授乳回数は1日に7~8回で、3~4時間おきくらいのペースです。このころは1回の睡眠時間が3~5時間ほどで、起きている時間も長くなってきます。意識的に昼夜を区別できるようにしてみましょう。

生後4~6カ月の生活リズム

生後4カ月ころになると授乳間隔や、お昼寝の時間や回数なども落ち着いてきます。本格的に生活リズムを整える時期ですね。朝起きたら着替えさせたり、夜寝るときはパジャマに着替えさせたりしてメリハリのある生活を習慣づけてあげましょう。

生後5~6カ月ころではお昼寝の時間帯も決まるなど、赤ちゃんの生活リズムが落ち着いてきます。お散歩や離乳食の時間を確保するために、できるだけ早寝・早起きを心がけましょう。

このころなると、離乳食が始まる子も多いですが、この段階では栄養のほとんどをおっぱいやミルクでとっています。食べる量はあまり気にせずに、離乳食後には赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいをあげてくださいね。授乳回数は、離乳食後の授乳を含めて1日5~6回が目安です。

生後7~9カ月の生活リズム

生後7カ月ころは睡眠のリズムの変化期ともいわれており、少しずつ夜にまとめて眠るようになってきます。1日の平均睡眠時間は夜の睡眠とお昼寝を合わせて11~13時間くらいです。

ただ、中には夜泣きが始まる赤ちゃんもいて、生活リズムが大きく崩れる場合があります。夜に眠れなかった分はお昼寝できちんとカバーできますから、朝は決まった時間に起こすことが大切です。

また生後9カ月を迎えるころには体力がつき、動き回る時間が増えてきます。夜にぐっすり眠れるように、日中はなるべく身体を動かすなどして、疲れるようにするとよいでしょう。

離乳食はできるだけ毎日同じ時間を心がけ、2回目や3回目の食事は19時までには食べ終わるようにすると、生活リズムも乱れにくくなりますよ。

2歳までの生活リズムの例と特徴その2

生後10〜12カ月の生活リズム

生後10カ月になると夜の睡眠もまとまってくるので、お昼寝の回数も午前・午後の1~2回くらいに落ち着きます。成長ホルモンの分泌をしっかりとうながすためにも、夜は20~21時までには寝かせてあげるようにしましょう。

生後11~12カ月では睡眠が深くなり、短時間で起きることは少なくなります。ただ、睡眠リズムには個人差があるので、夜に何度も起きる子や、夜泣きがなかなかおさまらないという子もいます。1日の生活スケジュールを見直すなどして、生活リズムを整える工夫をしてあげましょう。

体内時計は強い光を浴びたり、食事したりすることでリセットされます。朝は早めに起こして、離乳食も決まった時間に与えるように心がけておけば生活リズムも整いやすくなりますよ。
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