子どもとフランス語にチャレンジ!ママも一緒に楽しめる勉強法を紹介
近所に住むフランス人家族と知り合い、子どもたちが一緒に遊ぶのでフランス語に興味があるママ、もしくはフランス文化が好きで、フランス語を親子で学びたいというママもいることでしょう。そこで今回はフランス語はどんな言葉なのか、またオススメのフランス語学習法についてお話しします。
フランス語がどんな言葉なのかを知っておく
難しいけれど美しい言葉のフランス語
フランス語は英語と違い、ラテン語族の特徴として名詞に女性と男性があります。これが日本人にはまず最初の難関になるかもしれません。
しかし単語と覚える際、同時に性別を覚えてしまえば大丈夫です。私、あなた、彼、私達、彼らなどの主語によって動詞が変化するのも最初は難しく感じますが、決まりさえ覚えてしまえば難しくありません。
フランス語は文法構造がしっかりした言語で、日本語よりも文法面での例外は少なく論理的といえます。それがフランス語を「美しい言葉」としている理由の一つといえるでしょう。
日本にも定着しているフランス由来の言葉
ブティックはフランス語でBoutique、店という意味です。日本ではなぜかよく洋服屋に対して使いますが、フランス語では店舗全般を指します。花束のことをブーケと呼びますが、ブーケもBouquetと綴り、花束という意味です。
教室のことを日本でアトリエと呼ぶこともありますが、Atelierと綴り、工房や作業場という意味があります。調査のことを指すアンケートも今ではすっかり日本語のように定着していますが、これもEnquête、フランス語で調査という意味です。
子どもがフランス語を学ぶメリットを知ろう
フランス語は世界で約2億7千4百万人の人が話しているといわれ、フランス語を公用語もしくは公用語のひとつとして指定している国は約32カ国あります。フランスはもちろん、スイス、ベルギー、カナダのケベック地方、モロッコやチュニジア、コンゴなどのアフリカ諸国でもフランス語が日常的に話されています。
また、国際機関や国際機構でも公用語としてフランス語が使われているので、フランス語が話せると将来的に子どもの活躍の場も広がりそうですね。
子どもと一緒に自宅でできるフランス語学習
かるたやトランプ遊びで単語を覚える
フランス語の教材が手に入りにくい場合は手作りしてみましょう。例えば魚 un poissonと書いたカードと魚の絵のカードを作るなど、まずは簡単な単語から始めましょう。
単語だけでなく、男性名詞につけるun(あるひとつの)、女性名詞につけるune(あるひとつの)をあらかじめ名詞の前につけて覚えると、あとから女性名詞か男性名詞か覚える必要がなく楽ですよ。同じ単語と絵を書いたカードを2枚ずつ作り、トランプの神経衰弱のようにしても、楽しみながら単語を覚えられることでしょう。
すごろくをしながら数え方を覚える
フランスの子ども向けボードゲームの定番として「ガチョウのゲーム」フランス語ではJeu de l'oieというのがあります。基本的なルールは日本のすごろくゲームと同じで、ガチョウのゲームではガチョウの絵に駒が止まると、また同じ数だけ前に進むことができます。
インターネットで検索して印刷してもよいですし、子どもと一緒に作っても楽しめますね。遊ぶとき、出たサイコロの目をフランス語でいってみたり、駒を進めるときにフランス語で数を数えれば6までの数を自然と覚えることができるのでオススメです。
ママも褒め言葉や挨拶をフランス語で
【Bonjour】
おはようの意味。ボンジュールと発音し、ルは小さめに発音するとそれらしく聞こえます。
【Bonne nuit】
おやすみの意味。ボンニュイと発音。
【Bon apetit】
めしあがれの意味。子どもが食事やおやつを食べる際にボナペティと声をかけてみましょう。
【Super】
すごいの意味。子どもにシュペーと褒めてみましょう。
【Trés bien】
とってもすごいねの意味でトレビアンと発音。
【Éxcellent】
素晴らしいの意味でエクセレントと発音。