双子が通う幼稚園選び。費用やクラス分けについて知っておこう
双子の場合はクラス分けの悩みも多い
2人を同じクラスにした場合
幼稚園に入園したばかりの年少や年中では同じクラスを選ぶママが多いようです。初めは知らない環境で過ごすので緊張することもあります。お友だちがすぐにできなくても、双子が一緒にいれば何かと心強いでしょう。ひとりぼっちになる心配もなく、馴染みやすいメリットがあります。
ママにとっても参観日や行事などで、双子を見逃すことなく一つの場所で見学できて安心ですよ。
しかしながら、同性で似ていると「双子ちゃん」とひとくくりにされることがあるそうです。また、双子同士がお互いの行動を気にしすぎてイライラするような場面もあるようですよ。
あえて別々のクラスにした場合
また、今までずっと一緒だった双子が別々で過ごすことで、自分で考え行動できるようになります。ママは頼もしさを感じるでしょう。
大変なことは、参観や行事のときにママとパパで参加したり、大人が1人の場合は交互に見に行ったりしなくてはならないことです。先生に相談すれば、どちらかのクラスに双子を一緒にするなどの対応をしてくれることがありますが、そうでない場合は落ち着いて見られないことがあります。
別々の幼稚園を選択する方法も
また、人気の幼稚園だと定員がオーバーするので抽選を行うこともあります。抽選によって、別々の幼稚園に通うことになると、行事や送迎に時間を費やしたり費用が掛かったりして、さらに負担が増えてしまいます。それぞれの園のことも把握する必要があるので、ママやパパは大変ですね。
そのため、双子は同じ幼稚園に通うことがほとんどです。その中で、クラスをどうするかなどを先生と相談するとよいでしょう。
双子の大きな悩みである費用について
双子に掛かる幼稚園の費用は2倍になるの?
2019年10月から幼児教育無償化が実施されましたが、子ども・子育て支援新制度未移行の私立幼稚園もあります。その場合、双子の入園は兄弟姉妹と考えられ、自治体によっては補助金が受けられる場合があるようです。
公立や子ども・子育て支援新制度に移行している私立幼稚園がない地域は、補助金制度があると助かります。双子はお金が掛かるからといって希望の幼稚園を諦めなくてもよいでしょう。自治体によって支援が多少異なるので、まずはお住まいの地域の補助金制度を確認しましょう。
保育園と幼稚園の無償化について
制度の内容としては、公立・私立幼稚園や認可保育、認定こども園の利用において、0~2歳児は住民税非課税世帯、3~5歳児は全世帯無償化の対象となります。
認可外保育も0~2歳児は住民税非課税世帯は上限42,000円、3~5歳は上限37,000円の補助があります。
また、幼稚園での預かり保育も対象となる場合もあります。このような制度があると、双子を持つママやパパはとても助かりますよね。金銭的に余裕もできるので、双子の幼稚園選びの選択肢も広がりますね。
まとめ
また、費用などの金銭面では上記で述べた補助や制度もありますので、上手に利用したいですね。納得がいく幼稚園選びをして、双子が充実した幼稚園生活を過ごせるようにしたいですね。