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子連れ登山する前に知っておきたいこと。登山に必要な持ち物や注意点

子連れ登山する前に知っておきたいこと。登山に必要な持ち物や注意点

子どもを連れて山に登る親子登山が近年人気を集めつつあります。子どもにとっては自然と触れ合う良い機会となり豊かな心を育みます。親にとっても運動することでストレス解消や体力低下の防止にも繋がります。僕も山歩きが好きなので子どもを授かったら一緒に登山をしたいなと夢見てる一人です。しかし、登山は命に関わるリスクも潜んでおり、「なんだか怖いなぁ」と不安になりますね。今回は登山をするママやパパの話をもとに親子登山についてご紹介します。

子どもと登山をする前に知っておきたいこと

子どもの前に親(自分)の登山経験を確認

子どもと山登りをするときにもっとも大事なのが親(自分)の登山経験を把握できているかどうかです。若いころ登山をたくさん経験したとしても、現在は体力が衰えてるかもしれません。まだ小さな子どもは1人で全部登りきることはできないため親のサポートは必要不可欠なんです。

「もう歩きたくない」と子どもが疲れてしまったときは、親がおんぶしたり、担いだりといつも以上に体力が必要です。親がバテてしまっては本末転倒ですので、ご自身の登山経験や体力は把握しておきましょう。

また、登山は体力だけではなく突然雨が降ったり、道迷いをしたりと命に関わるリスクが潜んでいます。親子で道迷いをして命を落としてしまった遭難事故も起きるぐらいです。

天気の判断や遭難防止の知識は、親がしっかり身につけておきたいものです。

子どもを担ぐことを想定する

登る山によって異なりますが、子どもは1人で全部登りきれないことを前提に考えておくのがベストです。長時間歩き続けることは大人にとっても子どもにとっても大変なこと。中には歩き疲れて泣き出してしまう場合もありますので、最初から「子どもはいざとなったら担ぐ」という前提で望みましょう。

とはいえ山登りはバランスが大事なため、普通に負んぶや抱っこするだけでは親子ともに危険です。リュックのように子どもを背負うことができるベビーキャリーはおすすめです。

でも、ベビーキャリーを嫌がり背負うことができなかった経験者もいますので、子どもに合わなければ必要ないかもしれません。子どもが自分で歩くように促しながらペースを合わせることも大切です。

親がバテてしまうと元も子もないため、適度に休憩をとり、水分や栄養補給をしながら歩きましょう。

子どもの登山装備はタイミングをみて揃える

子どもが自分で歩けるようでしたら、子ども用の登山装備も準備してあげたいものです。ですが、登山装備は一般の服とは異なり、外部からの刺激や防水性に優れた特殊な素材を使用しているので安価ではありません…。

また子どもの成長は早く、すぐに大きくなるためサイズアウトするのが心配ですね。標高の高い山に登らない限りはスポーツ用の服などで代替えができるため、全てを揃える必要はありません。

余裕があればソールの固い靴は準備しておきたいところです。野球やサッカーにはスパイク、バレーにはバレーシューズがあるように、登山にも登山用の靴がありますので子ども用の靴を検討してみるのも良いですね。

親子登山に欠かせない持ち物とは

親子登山の基本的な持ち物をチェック!

親子登山で基本的に準備しておきたい持ち物をチェックしてみます。季節によって持ち物は変わりますので計画に合わせた準備が必要です。

下記の図は歩きやすい季節の春や秋の日帰り登山を想定した持ち物です。

「こんなにたくさん持ち物があるの!」と驚くかもしれませんが、必ずしも全部持っていく必要はありませんし、我が家ではこうしてるというものもあるかと思います。

この中でも特に重要なものが「雨具(レインウェア)」「水と行動食」「簡易トイレ」の三つです。これらを順番にご紹介いたします。

濡れることはとっても危険「レインウェア」

「山の天気は変わりやすい」とよく言われますが、実際登山をしていると本当に変わりやすいものです。特に気温の高い夏は突然の豪雨に遭遇しやすくなります。また、山の麓は晴れていたので大丈夫と思って山を登りを始めると、徐々に曇り雨が降ってきた…なんてことも。

雨が降ることで危険なことは一体何でしょうか。大きく2つあると思っています。

一つは濡れてしまうと体の体温が奪われるため、低体温症になる可能性があり、もう一つは足元が滑りやすくなるため転倒してケガをする確率が高くなってしまうことです。

山の天気予報を事前にチェックして、曖昧で判断に迷う場合は中止にするという決断も必要です。曇りでも行く場合は、必ずレインウェアを持参していきましょう。例え天気が完全に晴れであっても、急に雨が降ってくる可能性もありますので、子どもの分だけは準備していくことをおすすめします。

水分とカロリー補給は必須「水と行動食」

登山で消費されるカロリーは成人男性の1日に摂取するのに適正な約2,000calと言われています。それだけのエネルギーを消費するとなると、その分体に摂り入れないとバテてしまいますね。

登山用語に「シャリバテ」という言葉があります。「シャリバテ」とはエネルギーが切れてしまうこと=炭水化物が不足している状態のことを指しています。車のガソリンのようになくなってしまうと動けなくなってしまう可能性があるのです。

さらに、登山では大量の汗をかくため水分不足に陥りやすくなります。体の水分が足りなくなると、脱水症状や気温によっては熱中症になりやすくなります。

これらのリスクを回避するには「水と行動食」が必要不可欠です。水も行動食は歩きながら小まめに摂取するのがポイントです。

行動食はミックスナッツやドライフルーツ、ゼリーなどがカロリーが高くておすすめです。

子どもが好きなお菓子を用意しておけば、食べる楽しみができて登山を好きになってくれるかもしれませんね。

緊急時にトイレがない!「携帯トイレ」

山では街のように必ずトイレがあるとは限りません。また、山にあるトイレは小まめな管理ができないため汚れがひどい所もあります。水洗でもなければ、臭いがきついときもありますので、小さな子どもがトイレに行く場合は、一緒に入ってサポートしてあげてください。

排泄は生理現象なので自分でコントロールするのは大人でも難しいものですね。特に子どもは我慢が難しいかもしれません。そんなときに便利なものが「携帯トイレ」です。緊急時に取り出して排泄を済ませることができます。

もし山の中で排泄する場合は、安全を確認した上で山道から少し離れて行いましょう。隠れるためのポンチョ付の携帯トイレも販売してますので、検討してみてください。

親子登山で軽視してはいけない山の注意点

登りよりも下りが危険!サポートは忘れずに

登りがつらいイメージがあるかもしれませんが、実は怖いのは下りです。登りはまだ体力があり、頂上まで登るという目標があるため、緊張感あります。体的にも精神的にも余裕があるのです。

一方、山頂でお昼ご飯を食べてお腹が満たされると、温まった身体も冷え、食べたものを消化しようとエネルギーを使います。「あとは下るだけで楽だ~」と集中力が切れた状態です。登りで足の疲れもピークに達し、足をくじいたり、滑って転倒する確率が高くなります。滑落事故が多いのも登りより下りなのです。

子どもが思うように歩くことができない場合は、親がサポートをしてあげましょう。逆に子どもの方が元気なときはどんどん下っていってしまうので、見失わないように注意が必要です。

何かあってからでは遅い。撤退する選択も

実際に親子で登山をした夫婦からお話を聞きましたが、子ども目線でみることが一番大事だそう。大人が簡単に歩ける場所も子どもからすると大冒険かのように手足を使ってよじ登るため時間がかかってしまうのです。

そのため、一般的なコースタイムどおりに計画していると大幅に遅れてしまうことがあります。もし頂上へ到着する時間が遅くなってしまうときは、子どものためにも撤退する判断も必要です。

山の天気は変わりやすく、特に15時以降は不安定になりやすいので、それまでに下山できなさそうなら途中でも引き返すことをおすすめします。

親子で安全に登山をするには念入りな計画を

子どもと安全な登山ができるかどうかは計画段階でほぼ決まります。パパやママが登りたい山を優先せずに子どもの体力を考慮した登山計画が望ましいです。例えば人気の富士山でも小学校高学年以上が推奨されています。

年齢にもよりますが子どもの体力を考えると往復で1~2時間のところが望ましいでしょう。ロープウェイやケーブルカーを利用すれば標高の高い景色を子どもに見せてあげることも可能です。

親子登山に慣れていないときは、道が整備されてる歩行距離が短いコースから始めるのがよいですよ。徐々に慣れていけば標高の高い山にもチャレンジできるようになります。

登山する前に登山届けを提出しておくのも忘れないようにしましょう。
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