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赤ちゃんとベビーカーでお出かけ!安全に楽しむための基本や注意点

赤ちゃんとベビーカーでお出かけ!安全に楽しむための基本や注意点

出産準備品をそろえるときに、ベビーカーも一緒に購入している方は多いですよね。しかし、初めて育児をしているママは、扱い慣れていないベビーカーでお出かけするのに不安を抱えている方もいるでしょう。ここでは、ベビーカーでお出かけするときに注意することや行きやすいスポットなどをご紹介します。

赤ちゃんとママのお出かけはいつから?

赤ちゃんとのお出かけは1カ月健診後から

出産前にベビーカーを購入している家庭も多いですが、退院してすぐに赤ちゃんとお出かけを楽しめるわけではありません。赤ちゃんとのお出かけは、赤ちゃんの1カ月健診が無事に終わってからがよいですよ。

新生児の頃はとくに赤ちゃんの体が未熟なため、なるべくお家のなかで安静に過ごすことが大切でしょう。体が未熟な赤ちゃんはウイルスなどに感染しやすく、感染すると重症化する可能性が高いです。

また、赤ちゃんだけでなくママの体も、出産のダメージやホルモンバランスの乱れ、慣れない育児の疲れなどから心身ともに不安定な状態です。赤ちゃんが成長しママの体が回復すれば、たくさんお出かけできるので産後しばらくは無理をせずに休息をとることを優先しましょう。

初めてのお出かけは短時間にする

生後1カ月健診が無事に終わると気持ちがホッとして、「気分転換に赤ちゃんとお出かけしてみようかな」と思うママも多いかもしれませんね。ママにとって久しぶりの外出となると、「どこにお出かけしよう」とテンションが上がる方もたくさんいるでしょう。

しかし、赤ちゃんにとっては初めてのお出かけです。ベビーカーに乗るのも初めてなので、少しの時間でも赤ちゃんにとっては負担が大きく疲れてしまいます。ベビーカーに慣れるまでは、お出かけは短時間がおすすめですよ。

初めて赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけするときは家の周りを1周する、少しだけお散歩するなど、5~10分くらいで終わるとよいでしょう。ベビーカーを上手に扱えるように、ママも練習が必要ですね。

人混みはできるだけ避ける

赤ちゃんとベビーカーでお出かけするときは、人混みをなるべく避けたほうが安全でしょう。ベビーカーの扱いに慣れていないと真っ直ぐ進めなかったり、操作を間違って人にぶつかったりする可能性があります。人にぶつかると相手の方にケガをさせてしまう危険性があるだけでなく、赤ちゃんがケガをすることもあるかもしれません。

とくに、通勤や通学ラッシュで混み合う駅や電車のなかは人が多いので避けましょう。満員電車の車内は身動きが取れないくらい混み合うので、ママは赤ちゃんの様子を確認することが難しくなります。電車で移動するときは、赤ちゃんとゆったり移動できるように空いている時間帯に乗るとよいですよ。

人混みを避けたほうが赤ちゃんと一緒に落ち着いて行動できるでしょう。

お出かけにベビーカーを使うときのポイント

赤ちゃんの年齢や体格にあったものを使う

ベビーカーを購入するときは、見た目や使いやすさなどを細かくチェックするパパやママは多いでしょう。見た目や使いやすさはもちろん大切ですが、ベビーカーにはA型とB型の種類があるので、いつから赤ちゃんをベビーカーに乗せたいのかを夫婦で話し合うとよいですよ。

A型のベビーカーは、生後1カ月頃から使用できます。ねんねの赤ちゃんでも快適にベビーカーに乗せられるように、背もたれの角度が150度以上リクライニングします。また、赤ちゃんの様子を見ながら移動ができるように、ママと対面した状態でもベビーカーを動かせますよ。

B型タイプは生後7カ月頃から使用可能です。軽量で持ち運びがしやすいため、赤ちゃんが成長してからはこちらのほうが移動が楽かもしれませんね。

夏は暑さ対策や虫よけ対策をしよう

夏場にベビーカーでお出かけするママも多いですよね。夏場は気温が高く暑いので、暑さ対策をしっかりすることが大切です。

ベビーカーは背が低いため、赤ちゃんが乗る位置は大人の太ももあたりになり、地面から近いですよね。ママの顔が感じるよりも赤ちゃんのいる位置は温度が高いので、暑さ対策をしないと熱中症になる危険性があります。ベビーカー用の保冷シートを背中に敷く、こまめに水分を赤ちゃんに与えるなど、短時間の移動でも暑さ対策をしましょう。

また、虫よけ対策をすることも重要です。赤ちゃんのお肌はデリケートなので、蚊に刺されただけでもお肌がかぶれることがあります。赤ちゃん用の低刺激の虫よけスプレーを活用するとよいですよ。

冬のお出かけは防寒対策を忘れずに

夏場は暑さや虫よけ対策が必要ですが、冬にお出かけするときにも防寒対策を忘れてはいけません。冬場は気温が低くベビーカーに乗っている赤ちゃんは運動量が少ないため、体が冷えてしまいます。

冬にお出かけするときは、赤ちゃんにダウンやウール素材の温かいアウターを着せる、ネックウォーマーやニット帽、手袋、レッグウォーマーなどの防寒グッズを着用する、ひざかけをかけるなど、赤ちゃんの体を冷やさないように工夫しましょう。

ベビーカーの防寒対策として、雨の日に活用するレインカバーをするママも多いです。レインカバーをすると風をとおさないので、ベビーカーに乗っている時間が長いときは活用すると便利かもしれませんね。

ベビーカーと抱っこ紐は両方あると便利

ベビーカーを嫌がる赤ちゃんがいる

ベビーカーに乗っている赤ちゃんを見かけることは多いですが、すべての赤ちゃんがベビーカーにご機嫌で乗ってくれるわけではありません。赤ちゃんのなかにはベビーカーに乗るのを嫌がる子もいるので、お出かけするときは抱っこ紐も持っておくと安心ですよ。

パパと一緒にお出かけするときは、赤ちゃんが途中で泣いてもパパとママ、どちらかが抱っこすればよいので問題ないですよね。しかし、ママが1人で赤ちゃんとベビーカーでお出かけしているときに赤ちゃんがぐずると、抱っこしながらベビーカーを移動させるのは大変です。

ベビーカーに乗せようとすると泣く、ベビーカーに乗ってもすぐに泣き出すなど、ベビーカーを嫌がることが多い赤ちゃんの場合は、抱っこ紐も持って行きましょう。
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