子どもとの海遊びはしっかり対策を!日焼けやケガに気をつけて
この夏、子どもと海に行く計画を立てているママやパパは、たくさんいるのではないでしょうか。海には楽しいこともたくさんありますが、子どもにとって危険な場所でもあります。そこで今回は、子連れで海に行くときに注意したいことや、便利な持ち物などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもとの海、どこに気をつけるべき?
日焼け対策、岩場でのケガには十分注意
子どもが紫外線をたくさん浴びてしまうと、急にほくろがたくさんできてしまうこともあるので、しっかり日焼け止めを塗りましょう。特に炎天下の中、砂浜で砂遊びをするときは、水着だけでなく、上にラッシュガードやTシャツを着るようにしてくださいね。
浅瀬に岩場がある海辺の場合、磯遊びなどをする子どももいると思います。岩場には鋭い箇所も多く、ケガしやすいので注意しましょう。
くれぐれも素足で岩場に行くことがないよう、足を覆うマリンシューズや濡れてもよいスニーカーなどを準備しておいてくださいね。
子どもは数cmの水で溺れることも
特に幼児の場合、まだ泳げない子も多く、水の中で体のコントロールも上手にできないため、簡単に溺れてしまいます。
海の場合、浅瀬であっても砂に足をとられたり、波が来たときにびっくりして転んだ拍子に、水の中に顔をつけてしまったりなど、色々なケースが考えられます。
大人から見て大丈夫そうな深さであっても、「浅いから大丈夫」と安全を過信せずに、常に子どもから目を離さないよう注意しましょう。
15分遊んだら休憩!水分補給もしっかり
海に入っていると暑さを感じにくいため、つい長居をしてしまいがちですが、体はしっかりと紫外線を浴びています。さらに砂浜で砂遊びに夢中になっていると、温度の上がった砂と太陽の光で、体調が悪化する危険性も高くなります。
15分遊んだら日陰で休憩するというように、海遊びは最初にルールを決めて、楽しむようにしましょう。
休むときは、ビーチパラソルやテントだと砂の照り返し熱であまり涼しくなく、暑さで疲れてしまいがちですから、できれば海の家なども利用するようにしたいですね。海にいる間は、特に意識して、水分補給をしっかりと行いましょう。
子連れでの海遊び、便利な持ち物リスト
レジャーシートとテントで熱から守ろう
テントを張って、中に断熱効果のあるレジャーシートを敷けば、テント内でも比較的涼しく過ごすことができますよ。炎天下にずっといると脱水症状を起こしてしまうので、適時子どもをテント内で休憩させながら、しっかりと水分補給するように心がけましょう。
保冷グッズもあると便利です。例えば保冷剤をタオルでくるんで頭にあてたり、冷却シートを太い血管が走る場所に貼ったりすることで、ほてった体を冷やすことができます。
またテント内は空気がこもりやすいので、うちわや扇子もあるとベターです。
日焼け止め、帽子、ラッシュガードは必須
日焼け止めは、大人用と子ども用で別に用意します。子ども用の日焼け止めは、できるだけ肌に刺激を与えないよう、紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めがおすすめです。
帽子は海風に吹かれて脱げてしまいやすいので、あごの下でゴムで留められるものにしましょう。砂遊びのときに汚れてもママが安心していられるように、洗濯機で洗える素材がよいですね。
日焼け対策にはもちろん、肌寒いときにもラッシュガードは便利なので、必ず持っていくようにしましょう。前面にジップのあるタイプが脱ぎ着しやすいのでおすすめですよ。
マリンシューズで火傷やケガを防ごう
マリンシューズがあれば、太陽光で熱くなった砂で足の裏をやけどする心配もなく、尖っている貝などで足を切ってしまう心配もありません。磯遊びのときも、足がしっかりカバーされているので安心ですよ。
マリンシューズを選ぶ際は、できるだけジャストサイズのものを選びましょう。来年も使えるようにとワンサイズ大きいものを買ってしまうと、脱げやすく歩きにくいです。また小さすぎるものは靴擦れの原因にもなります。
メーカーによってサイズが微妙に違うこともあるので、できれば店頭で試着してから買うようにしたいですね。
もしもに備えて大人ができる事前対策は?
子どもから絶対に目を離さないで!
また海水浴客で砂浜が混みあっている場合、人混みの中で迷子になってしまうことも考えられますね。まだ自分のフルネームが言えない子どもの場合、念のため、着ている水着やラッシュガードに名前を記入しておくと安心です。
砂浜にいるカニに指を挟まれたり、クラゲを触ってしまったりなどのトラブルも考えられます。子どもが砂浜で遊んでいるときも、なにをしているのかこまめにチェックするようにしましょう。