1歳はミルク卒業の時期?卒乳や離乳食を始めるタイミングをご紹介
1歳が近づいてくると、卒乳や断乳の時期が気になるママも多いのではないでしょうか。しかし、いざ始めようと思っても赤ちゃんによって個人差があるため、タイミングが難しいと感じてしまうかもしれません。そこで、悩みの種となりそうな卒乳の時期、離乳食やフォローアップミルクとの併用方法などをご紹介します。
目次
- 1歳の成長の目安。ミルク卒業の時期は?
- そろそろ歯も生え始める時期
- 早いと1歳前に授乳離れの子も
- 1歳を過ぎたらそろそろ卒乳準備
- 卒乳はゆっくり力まずに。断乳は思い切って
- 卒乳と断乳の違いと方法
- 卒乳(断乳)時期は気候も大切
- 寝かしつけと夜間断乳
- 卒乳と離乳食。そのタイミングとは
- 離乳食は卒乳前から徐々に始めよう
- 流動食から固形タイプへ
- コップ飲みも練習しよう
- ミルクとフォローアップミルクの違い
- フォローアップミルクとは
- 併用して次第に卒乳を
- フォローアップミルクの目安
- ミルク離れしないときも無理しないで
- 覚えておきたいミルクの効果
- ミルクはやめなくても大丈夫
- ミルクと虫歯のつきあい方
- まとめ
- 子ども服クリアランスSALE開催中
1歳の成長の目安。ミルク卒業の時期は?
そろそろ歯も生え始める時期
一般的には下の前歯から生えてくることが多いようですが、知人の赤ちゃんは上から生えてきてママがとても気にしていましたが、これも個人差で、その後下の歯も奥歯も生えてきました。
この頃はよだれが多くなる時期で、赤ちゃんはまだよだれを上手に飲み込むことができません。赤ちゃんの肌は薄く乾燥しやすいので、よだれかぶれしないよう頻繁に拭いてあげましょう。
早いと1歳前に授乳離れの子も
早い卒乳はママが寂しいと思ってしまうことも多く、おっぱいが張ることが多い傾向にあるようです。2歳半以降で大きくなるまで授乳している場合、母乳の分泌は緩やかになっているようですが、1歳前後ではまだ母乳は多く分泌されています。
早い卒乳の直後は搾乳が必要になります。しかしやりすぎてしまうとまた多く母乳が分泌されてしまうので注意が必要です。卒乳後はおっぱいのケアも念頭に置いておくとよいと思います。
1歳を過ぎたらそろそろ卒乳準備
まだおっぱいを嬉しそうに飲んでいる子どもにもう終わりと言うのは、子どもにとってもママにとっても辛いことではないでしょうか。すんなりと辞めてくれる子もいれば、泣いて欲しがる子もいるでしょう。
焦って卒乳することはありません。ワーママは昼間の仕事中は授乳できなくなるので、徐々に回数を減らすことは必要ですが、0にする必要はないと思います。
卒乳はゆっくり力まずに。断乳は思い切って
卒乳と断乳の違いと方法
おっぱいに怖い絵を描いたり、絆創膏を貼ったり、昔からママは卒乳のためにいろいろな方法にチャレンジしています。子どもにいい聞かせる方法もあれば、自ら離れていく子もいます。
卒乳を始めると、子どもがおっぱいに執着して大泣きすることがしばしば起こります。ママも見かねてあげてしまい、卒乳に失敗してしまうこともあるようです。そんなときはがんばって続けようとせず、一旦休憩にして期間を開けてまたチャレンジしてみてください。
卒乳(断乳)時期は気候も大切
夏の暑い時期は水分が多く必要なため、あまりおすすめできません。水やお茶など母乳以外で水分が取れるようになっていればいいですが、そうでない場合母乳が水分となりますので、夏は避けたほうがよいでしょう。
冬は風邪など体調を崩すことが多いので卒乳に不向きです。口にできるものが水分だけだった場合、やはり栄養が含まれている母乳は助かる存在でしょう。体調が悪く不機嫌な赤ちゃんも、おっぱいを飲むことで安心感を得られるでしょう。
卒乳には気温が落ち着いている春・秋が適しています。おっぱいが欲しくて泣いてします赤ちゃんをお散歩に連れ出して気を紛らわせてあげることもできます。
寝かしつけと夜間断乳
赤ちゃんの入眠方法をいくつも用意しておくことが大事です。赤ちゃんが寝ているとき、両手をあげて寝ることがあると思います。抱っこで寝て布団に降ろすとよく泣いてしまう赤ちゃん、そのあがっている手を握ってあげるとスッと寝てくれることがあると、幼稚園の先生に教えてもらいました。また、赤ちゃんの呼吸に合わせて、耳元で呼吸してあげると安心することもあるようです。
赤ちゃんがたくさん泣いて、お互いのストレスになったり、ご近所迷惑が気になる場合は無理することはありません。
卒乳と離乳食。そのタイミングとは
離乳食は卒乳前から徐々に始めよう
早すぎる離乳食はリスクもあります。まだ口の発達が不十分な場合、丸呑みして苦しくなることもあるようです。ママが頑張ってあげても、赤ちゃんが嫌がって離乳食が嫌いになったら悲しくなりますよね。
「5~6カ月に開始」といわれますが、赤ちゃんの成長は違います。その子の成長に合わせて毎日の様子を見ながら進めてみてください。まずは大人がおいしそうに食事をしている姿を見せて、楽しいことを教えてあげましょう。離乳食は用意せず、隣に座らせるだけでもよいと思います。
流動食から固形タイプへ
最初は大人の取り分けでなく離乳食だけを作ることも多いと思いますので、多めに作って冷凍することをおすすめします。レンジで温めるだけですぐ出せるので簡単です。その場合1週間を目安に使い切るようにしましょう。
市販の冷凍離乳食もあり、ママが疲れているときや時間がないときなどとても便利です。常温保存のパウチパックや、外出時に便利なサイズで販売されているベビーフードもありますので活用してみてくださいね。
コップ飲みも練習しよう
ステップアップセットのマグも販売されており、乳首・ストロー・コップ飲み、と取り換え可能なマグです。しかしこれらの段階を踏まないとコップ飲みができないというわけではないので、ママのやりやすい方法でよいと思います。
コップ飲みのメリットは、水分補給や片付けが楽になることです。こぼれないマグは便利ですが、洗い物が少し多いですし、つぎ足すときフタを開けるという若干の手間があります。コップでは最初こぼしてしまい、服や床が濡れてしまう心配がありますので、お風呂で練習するのがよいでしょう。