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1歳からの離乳食はどうするの?進め方や量、簡単な献立レシピを紹介

1歳からの離乳食はどうするの?進め方や量、簡単な献立レシピを紹介

生後6カ月ごろから始めていた離乳食も、初期・中期・後期ときて、1歳ごろから完了期に入る人も多いでしょう。完了期といわれても、それまでとなにが違うのかはっきりと分からない人もいるのではないでしょうか。後期から完了期に移るに際し、どのようにしていくのかなどをご紹介します。

1歳~1歳半の離乳食完了期の進め方

離乳食中期から完了期への移行目安を知ろう

離乳食初期(生後6カ月前後)では、10倍がゆやポタージュ状にしたものを食べていた赤ちゃんも、中期(生後7~8カ月ごろ)になると舌で押しつぶせる程度の柔らかいものに挑戦し始めます。1日2回食となり、初期に比べて食物から取り入れる栄養素が増えてきます。

後期(生後9~11カ月頃)になると1日3回食となり、中期よりも授乳以外から栄養素を取る割合が増えます。離乳食からの栄養摂取量が増えるため、ミルクの回数も減ります。

完了期(生後1歳~1歳半ごろ)は、卒乳して100%食物からの栄養摂取を目指す期間となります。一度の食事だけではまだ必要な栄養量を確保できませんから、適度なおやつ(補食)を取り入れて、必要な栄養とエネルギーを補いましょう。

手づかみで自分で食べるように促そう

離乳食は、ママやパパがスプーンですくったものを口に入れてあげるところから始めましたね。初期は、母乳やミルク以外のものに慣れることが目的でした。そのうち、液状でないものを食べる練習をし、徐々に大きく、硬くなっていく食材をつぶしたり、かんだりする練習をしてきました。

完了期になると、「食べさせてもらう」から「自分で食べる」をマスターする時期へと入ります。その一つに手づかみで上手に食べることも必要となります。

手づかみは、手や部屋、テーブルが汚れるからと敬遠する人もいるかもしれませんが、ものをつかんで食べる行為は、脳への刺激を促す大切な行動です。おにぎりやパン、バナナやボウロなどがつかみやすく、食べさせやすいのではないでしょうか。

スプーンとフォークの練習をしよう

今後、手づかみだけでずっと食べるわけにもいきませんね。スプーンやフォークで食べることも、必要になってきます。スプーンとフォークでの食事は、いきなりお箸を使って食べるよりハードルが低く、子どももスムーズに移行して食べることができるでしょう。最初は、スプーンやフォークを上手に口へ運べるように練習をしていきましょう。

最初からなんでも、上手に扱えるわけではありません。赤ちゃんの練習用スプーンやフォークが、さまざまなメーカーから月齢に応じて販売されています。

グリップが太めで滑りにくいもの、握りやすいカーブ状になっているもの、持ちやすい形状に加工してある木製のものなど色々あります。我が子に合うものを選んでみましょう。

1歳からの離乳食の量はどのくらい?

1日3回の食事とおやつを食べるようになる

離乳食後期と同じく、完了期は1日3回食(朝・昼・夕)となります。そして、足りない分はおやつとして1~2回摂取するようになります。このときのおやつは、あくまで、食事だけでは足りない栄養やエネルギーを補うものであって、甘いお菓子を与えるということではありません。

もし、お菓子を与える場合は、不足しがちなものを取り入れた手作りのものや赤ちゃん専用の不足栄養を補うもの、無添加のものを選びましょう。この年齢のころから濃い味のものや、糖分・塩分・油分が多いお菓子を与えることは避けましょう。

不足しがちなものに野菜やカルシウム、鉄分などがあげられます。これら足りなくなる可能性の高い栄養を意識して離乳食やおやつに取り入れていきましょう。

離乳食1回分の食事量の目安

完了期の赤ちゃんが食べる1回分の目安をご紹介します。

・軟飯90gまたは普通飯80g
・野菜+果物40~50g、
・魚または肉15~20g、豆腐50~55g(約大さじ4)、全卵1/2~2/3個、乳製品100g(約大さじ6)

魚・肉・豆腐・卵・乳製品などのたんぱく質は、一度に摂るのではなく、いずれかを選んだり、組み合わせたりしてメニューを作ることになります。ご飯1杯の代わりになるものとしては、8枚切り食パン1枚、ゆでうどん1/3玉が相当となります。

刺激の強い香辛料や生ものを避け、薄味で仕上げましょう。また、その子によって食べる量も違ってきます。量を増やす場合は、一気にではなく、少しずつ様子を見ながら増やすようにしましょう。

母乳やミルクの量について

離乳食を始めると、ミルクや母乳の量をどれくらいあげればよいのだろうかと一度は考えるのではないでしょうか?離乳食初期のころは、母乳やミルクがメインです。そのため、欲しがるだけ飲ませましょうといわれたり、書かれたりしているのを聞いたり、見たりしたでしょう。

しかし、離乳食が進むにつれ、量や質も変わってきます。そうすると、離乳食と母乳・ミルクとの割合に変化が表れます。それでは、完了期にはどのくらいになっているのでしょうか?

離乳食完了期になると、離乳食8割、母乳やミルクが2割となります。またアレルギーなどの心配がなければ、牛乳などに切り替えていくことになるでしょう。2割がどのくらいかというと、合計200~300mlくらいです。

離乳食完了期の簡単にできる献立とレシピ

献立は主食、主菜、副菜で作ろう

母乳やミルクだけのころとは違い、離乳食が始まると食事のバランスが気になりますね。大人と同じ1日3回食になるこの時期は、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

大人と同じ回数とはいえ、同じ味は濃すぎますし、同じ硬さも歯がきちんと生えていないため食べづらいでしょう。そこで、薄味、小さめ、軟らかくを心掛けます。

献立のバランスは、主食+主菜+副菜が基本です。主食は、軟飯、うどん、スパゲティ、食パンなどの炭水化物です。主菜は、魚介類、肉、豆腐などの豆製品、などのたんぱく質、副菜は野菜や果物などのビタミン類です。

また、野菜には緑黄色野菜、根菜類、淡色野菜、きのこ、イモ類、海藻などがありますので、これらのバランスも考えましょう。

大人の料理から小分けできるレシピ

離乳食だけを別に作るというのは、忙しいママやパパにとっては負担になることもあるでしょう。そのときに、自分たちが食べるものに少し手を加えるたり利用したりするだけで離乳食にすることができれば、気も楽になりますね。

まず、使えそうなのは調味料を加える前の野菜の煮物などです。削りぶしや昆布など自然のものでだしをとったものは、塩分も少なく、添加物もありませんから安心してそのあとの味付けをしたり、そのまま食べさせたりすることもできます。

ハンバーグは、塩コショウをする前のものを少し取り出し、そこに水切り豆腐やひじきなどを加えてタネを作ることができます。コロッケも味つけ前に取り出し、パン粉をつけた後、油で揚げず少量の油で焼きます。

簡単に作れるおやつのレシピ

牛乳寒天の作り方
(材料)牛乳500ml、砂糖大さじ3、粉寒天4g

1.牛乳と砂糖を鍋に入れ、混ぜながら弱火で溶かす。
2.粉寒天を入れて混ぜ溶かし、沸騰直前に鍋ごと氷水をはっているボウルなどに入れ、粗熱をとる。
3.粗熱がとれたら、バットに流し入れ冷蔵庫で冷やし固める。
4.一口大に切る、スプーンですくうなどして器に盛り、できあがり。


また、ホットケーキミックスに裏ごししたほうれん草・かぼちゃ・さつまいもを加えて焼くと、野菜不足も補えます。茹でて裏ごししたじゃがいも・にんじんを少量のマヨネーズであえ、ご飯を混ぜて焼いたり、かぼちゃ、ツナ、ブロッコリーを混ぜて焼いたりするおやきもあります。ほかには、蒸しパンに混ぜてもよいですね。

離乳食完了後は好きなものを食べていいの?

離乳食の後は幼児食に移行させよう

離乳食が終了すると次は、幼児食になりますね。幼児食とは、ミルクや母乳に頼らず、食事だけで栄養を摂れるように調理したもののことです。期間としては、個人差はありますが、1歳半~6歳くらいまでの食事のことです。それでは、離乳食から幼児食へ移行する目安はなんでしょうか?

1日3回、食事を摂ることに慣れてきていること、前歯や歯茎を使ってかみ切ったり、すりつぶしたりができるようになっていること、コップで飲み物を飲めたり、手づかみ食べ、スプーン、フォークを使って食べる気持ちがある、などが整ってきたら、移行を考え始めましょう。

完了期の終了目安は1歳半ですが、個人差がありますのであまりこの時期にこだわらず、子どもの成長に合わせましょう。

味は薄味で嫌いなものも工夫して食べよう

味つけは離乳食同様、薄味を心掛けましょう。大人と同じ味つけでは身体に負担をかけますし、まだ歯が生え揃っていないので、硬いものを食べるのは大変です。幼児食といっても、離乳食の延長上と考えればよいでしょう。

幼児食も入園前と入園後では違ってきます。3歳くらいまでは離乳食の延長上で、薄味、ご飯の硬さ、食材の大きさなどが少し変わってくるくらいでしょう。苦手なものがあるときは、見た目をかわいくするなど工夫するとよいかもしれませんね。

入園後は給食も始まるところもありますから、それに対応するためにも徐々に普通食に近くしていくとよいでしょう。ただし、薄味は、子どもだけでなく大人の健康にも大切なことですから、控えめな味つけは変わらず続けましょう。

3歳くらいからはお箸の練習もさせよう

「お箸をいつから使わせたらよいの?」と疑問に思うママも多いでしょう。幼稚園などによっては、「スプーン・フォークは禁止なので、お箸を持ってきてください」との決まりがある園もあります。希望の園がお箸必須だと入園直前に知ってしまったら間に合いませんよね。そのためにもできるだけ、練習する時間を長くとりたいものです。

最初は、矯正箸や補助箸に頼ってしまうこともあると思いますが、頼り過ぎると普通のお箸を正しく持てなくなる子どももいるようです。時期を見て普通のお箸での練習に移行していくようにしましょう。また、なかには最初から矯正箸よりも普通のお箸の方がうまく扱える子どももいますので、試してみてはいかがでしょうか。

幼児食の献立の作り方とレシピ

一汁二菜で栄養バランス考えて献立を作ろう

一汁二菜とは、「主食+主菜+副菜」のことです。食事のバランスは、五つの色「赤・黄・緑・白・黒」で表されます。この五色で食材を揃えるとバランスがよくなります。

赤…良質たんぱく質を含む肉類や赤身魚。にんじん、トマトなど。
黄…大豆製品、卵、かぼちゃ、さつまいも、味噌、とうもろこしなど。
緑…ビタミンやミネラルを含む食材。緑黄色野菜、キャベツ、レタス、ブロッコリーなど。
白…ご飯、うどんなどの主食となるもの、白身魚、豆腐、大根、もやしなど。
黒…低カロリーなもの、食物繊維、ミネラルが豊富なものなど。きのこ類、海藻類、黒豆など。

この五色の食材を使い、1日3回あるいは1週間の間でバランスのとれた食事作りをするようにしましょう。

野菜嫌いを克服!幼児食レシピ

ピーマン、にんじん、なす、きのこ類は、子どもが嫌いな野菜の代表格です。食べてくれなくて困っているママも多いのではないでしょうか。

にんじんが嫌いな子に多いのは、苦みが苦手というものがあるでしょう。にんじんは電子レンジで熱を加えると苦みが和らぎます。それでも形が見えるだけで嫌な子には、すりおろすのがよいでしょう。すりおろしてカレーに加える、卵でくるんでしまうと分かりにくくなります。またホットケーキに入れるのもよいでしょう。

ピーマンも苦くて嫌という子が多い野菜の一つです。ピーマンをできるだけ小さいみじん切りにして、ハンバーグやミートボールのタネに混ぜこみましょう。ケチャップやソースを工夫すれば、誤魔化されてくれるでしょう。

忙しいときはレトルトも使ってみよう

「手作りのものをできるだけ食べさせたい」と思うママたちは多いでしょう。でも、忙しかったり、体調が悪かったり、天候のせいで小さい子を連れて買い物に行けないときなどは、レトルトが一つあると助かりますね。

子どもに食べさせるものは、月齢、年齢に合ったものをきちんと用意しましょう。手作りが一番でしょうが、レトルト食品に頼ることが悪いというわけではありません。すべてではなくても一部だけ、あるいはレトルトをアレンジしてみる、レパートリーが狭いので参考に使ってみる、忙しいときだけなど使い方はさまざまです。

また、店舗にある市販のものだけでなく、ネットでも子ども向けの無添加レトルトを販売しているお店もありますので、探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

離乳食完了期までくると、普通食へ近づく一歩ですね。離乳食は面倒だから早く普通食になってほしいと思うこともあるでしょう。しかし、まだまだ内臓は未熟な時期です。焦らず、我が子に合わせたスピードで進めていきましょう。

「〇カ月目だからこれを食べないといけない」という決まりはありません。たとえ周りの同じ月齢のお友だちが我が子より進んだものを食べていたとしても気にしないようにしましょう。お友だちが正解とは限らないからです。

身体も気持ちも個人差があります。焦らずに一人一人に合わせてあげましょう。

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