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傷みやすい野菜を上手に保存したい!保管方法や長持ちさせる方法も

傷みやすい野菜を上手に保存したい!保管方法や長持ちさせる方法も

切った野菜は表面の水分を拭いて密封

カットした野菜は、切り口の部分に水分がついているため雑菌が繁殖しやすくなります。また、野菜の切り口からは、成長促進作用のあるエチレンという植物性ホルモンが多く分泌されているので、そこから腐敗が進んでいく恐れもあるでしょう。

そのためカットしてある野菜は、切り口部分の処理が長持ちさせるポイントといえます。キャベツや玉ねぎなど切り口の断面が大きいものは、そこにキッチンペーパーを当てて水分を吸収できるようにしましょう。細かくカットした野菜は、洗った後、表面の水分をよく拭き取るようにします。

そして、保存する際はできるだけ野菜が空気に触れないように密閉できる袋や容器に入れましょう。こうすることで、エチレンの発生を少し抑えることができます。

新聞紙は野菜を長持ちできる強い味方

先ほども紹介しましたが、新聞紙は野菜を保存する際に便利なアイテムです。水分に弱い野菜、乾燥に弱い野菜を知って、できるだけ長く鮮度を保てるように新聞紙を活用しましょう。

まず、人参やゴボウなどは水分に弱いため、呼吸によって出る水分を吸い取ることが大切です。そのため、乾いた新聞紙を使い全体をくるんでいきましょう。保存するときは、育てられていた状態を思い出しながら、根を下にして立てておくと長持ちします。

次に、大根やキャベツ、ほうれん草などは乾燥に弱い野菜です。このような野菜には、濡らした新聞紙を使って全体をくるみます。常に適度な水分が保たれるので、乾燥して固くなったり鮮度が落ちたりするのを防ぐことができるでしょう。

まとめ

食品の鮮度を保つためには冷蔵庫で保管することばかり考えがちですが、野菜は部位や種類によって最適な保存方法が変わってくることが分かりましたね。適切な温度や湿度など野菜の持つ特性を知り、できるだけ長持ちさせましょう。

また、カットした野菜や果物は特に足が速くなります。ゆっくり食べたいという場合には加熱をしたり冷凍したりして、雑菌を繁殖させないことが大切です。下処理をしてから冷凍すれば、忙しいママでも調理が楽になるでしょう。記事の内容を参考に、美味しい状態の野菜を家族みんなで味わえたらよいですね。
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