子どもがミルクを飲んでくれない。飲んでも吐いてしまうときの対処法
赤ちゃんがおいしそうにミルクを飲んで安心したと思ったら、吐き出してしまった…そんなときはどこか悪いのではないかと心配になりますよね。慌てなくてもすむように、ミルクを飲まなくなったり、吐いてしまう理由、吐いてしまったときの対処法をまとめてみました。
なかなかミルクを飲まないのはなぜ?
ミルクの味や温度に敏感な場合がある
また、母乳だけで育てていて、ミルクも飲ませるようになったときに、母乳との味の違いから、飲んでくれなくなることもあります。赤ちゃんも味に敏感なのですね。
敏感なのは味だけでなく、ミルクの温度も適温でないと飲んでくれないことがあります。熱すぎたり冷たかったりするとダメなんですね。
ミルクの試供品で赤ちゃんの好みの味がどれなのか確認したり、人肌の適温であげるようにしたら飲んでくれるかもしれませんね。
哺乳瓶の種類が関係してるかもしれない
産まれたての赤ちゃんは口の使い方が上手くありませんので、哺乳瓶の乳首がミルクの飲み方に影響してしまうのです。ミルクを吸って勢いよく出るとびっくりして飲んでくれなくなることもありますし、吸ってもなかなか出てこないと飲むのをあきらめてしまうこともあります。
乳首との相性が悪いと空気をミルクと一緒に飲んでげっぷが出やすかったり、ミルクを吐いてしまうので、相性の良い乳首で飲むことは大事なことですね。赤ちゃんがミルクを飲んでくれないときには色々な乳首を試してみるのも一つの方法です。
環境が原因かもしれない
まずは赤ちゃんが安定するように抱っこして、赤ちゃんの顔を見てみましょう。汗をかいていませんか?口びるの色はきれいな色をしていますか?
汗をかいていたら一枚服を脱がせたり、寒そうであれば服を着せたりと心地よい状態にしてから、落ち着いてミルクを飲ませてあげましょう。ママが心地よい環境であれば、子どもにも心地よい環境になりそうですね。
ミルクを飲んでも吐いてしまう理由は?
子どもの胃の構造について
赤ちゃんの胃は、縦型の円柱のようにまっすぐになっていて、胃の入り口も未熟できちんと育っていないため、しっかりとしまっていませんし、胃も小さいので沢山のミルクは入りません。そのため、ミルクを飲んですぐに動かしたり、横向きに寝かせたりすると、一度飲んだミルクが胃から逆流して吐いてしまうことがあるのです。
口の横から垂れるように吐いたり、勢いよく出てくることもありますが、吐いても体調も悪くなく元気でいたら病気ではなさそうです。どの赤ちゃんにもあることと知ったら、少し安心できますね。
ミルクを飲みすぎていませんか?
ミルクを作るときには、月齢や年齢に合わせた量で作っていると思いますが、赤ちゃんも大きかったり小さかったり、体調もありますので、規定通りとはいかないこともあります。一度吐いてしまったら、次は少し量を少なくして様子を見てみましょう。
赤ちゃんの様子をみて判断することも難しいですが、飲みすぎてしまったら吐くということが分かっていたら、神経質にならずにすみますね。
ゲップをさせていますか?
そのため、ミルクを飲んだ後にはゲップをさせてあげることが必要になるんですね。ゲップをしたときに、ミルクも一緒に吐いてしまうこともありますが、ゲップの仕方がうまくなってくると吐かなくなります。
ただ、ゲップをさせなければと必要以上に赤ちゃんの背中を叩いてしまうと赤ちゃんがしんどいですから、ゲップが出なくても少し様子を見てあげましょう。空気が入らず上手に飲めて、ゲップが出ないということかもしれませんね。