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作り置き3日分でママにゆとりを。作り置きのメリットとコツを紹介

作り置き3日分でママにゆとりを。作り置きのメリットとコツを紹介

時短、節約、といえば作り置き。もはやできる主婦の代名詞のようにも聞こえる言葉になっていますね。一度に品数多く作るのは大変そうと躊躇しているママ、1週間を半分ずつに分けての作り置き、初めてみませんか?ポイントを押さえて始めてみると実はとても簡単なのですよ。今回はそんな作り置きの方法をご紹介しますね。

子育てママが作り置きを始めるメリット

毎日のご飯作りが楽になる

パパにはわかりにくいかもしれませんが、ママは本当に忙しいもの。毎日三度の食事の支度も大変ですよね。こんなときに便利なのが、作り置きです。

ですが、一度に1週間分作ると思うと気が重くなりますね。気負わず、3日分くらいから始めてみましょう。はじめは家族の好きな常備菜を3日で2回食べるとして2回分、このようなペースで作ってみましょう。

小さな副菜を2品作る。ちょっと小皿に盛るだけの料理でも、下ごしらえから考えるとやはり毎日作るのは手間ですよね。添え物程度のおかずでも立派な作り置きになり、疲れたから、時間がないからと市販のお惣菜や外食に頼ることなく、家族に美味しいママの手料理を食べさせてあげられますね。

時間と光熱費の節約になる

このように、美味しいママの手料理で食卓を豊かにする作り置きは、3日分とはいえ、まとめて買い物に行き、下ごしらえをすることになります。

そう、買い物が3日に一度になるので、毎日行っていたママなら、2日は行かなくてもよくなります。その時間は掃除に充てるもよし、ママの趣味に充てるもよし、気持ちにも余裕が持てるようになることでしょう。

3日に一度の作り置きをするときは少し時間がかかりますが、その分日々の調理時間も下ごしらえの手間がなくなり、時短になります。

そして下ごしらえをまとめてすると、毎日するのに比べ、かかる時間は1/3~1/2になるでしょう。光熱費も洗い物の水道代も、3回分を1回にまとめるので、節約につながります。

余裕ができて子どもとの時間が持てる

作り置きがあると、毎日の買い物や調理にかける時間を節約できることがわかりました。すると、夕食の準備にかける時間がいままでと比べたとえ10分短くなるだけでも、子どもの「おなかすいた」という声に、余裕を持って対応できるようになります。


忙しいママのイライラも少なくなりそうですし、子どもと折り紙を折ったり、公園でもう1回、大好きな滑り台を滑るのを笑顔で見てあげたり、習い事の送迎も余裕を持ってできますね。

思いっきり遊んで疲れた日、ちょっと体調がすぐれないときも、作り置きがあると思うと心にゆとりが持てることでしょう。

ママの笑顔は子どもにとって何よりの宝物。作り置きから家族の笑顔が生まれるなんて、ステキなことだと思いませんか?

始めてみたい!まずは作り置きの方法を確認

味は濃いめで水分は少ない調理法にする

作り置きおかずを作るとき、気をつけたいことは、食中毒の予防です。そのために、味付けは濃い目にすることをおすすめします。

食中毒を起こす原因は主に細菌由来ですが、細菌が増えるための環境は、温度、水分、塩分、そして酸性度の加減です。水分は少なく、そして、塩分や酸性度が高いと、増えることができません。

作り置きして、冷凍ではなく冷蔵庫で保存するものは、できれば濃い味付けのメニューを選びましょう。定番おかずなら、比較的味の濃いきんぴらごぼうやひじきの煮物、牛肉のしぐれ煮などがよいですね。

また、殺菌作用のあるお酢を使って作る甘酢漬け、ピクルスは、少し残った野菜をつけておくことで食材の無駄を防げるとともに立派な箸休め、サラダになります。

清潔な保存容器を使用する

味付けに気を使って仕上げた料理も、汚れの残った保存容器に入れると、その汚れから食中毒菌が増えてしまうことがあります。せっかくの美味しいママの手料理が台無しですね。

保存容器は使ったあとはきれいに洗い、しっかりと水分を拭き取った後で食品にも使えるアルコールスプレーを噴霧して除菌しておきましょう。

このとき注意が必要なのが、パッキン周りです。きれいに見えて、意外と洗い残しが多く、ほんの少し食材や油分などの汚れが残っているだけでも食中毒を起こす恐れがあります。はずすことができるものなら、面倒でもそのつどはずして隙間の汚れも残さず洗いあげましょう。また、拭き取りにくいところなので、しっかりと乾かすためパッキンをはずして保管するのも一つの方法ですね。

取り分け用の箸で取り出す

作り置きを食卓に出した際、各自が自分の取り皿に取るときは、必ず一種類の作り置きおかずに一つの取り箸、またはスプーンを用意しましょう。

人の口の中には多かれ少なかれ、いろいろな菌や唾液に含まれる消化酵素がついています。誰かが口にした箸を作り置きの容器に入れると、そこから菌や酵素が混入して作り置きが腐敗したり、食中毒を招く菌が増殖したりしてしまうことがあります。

また、注意しなければいけないのは取り分けるときだけではありません。生の食品には食中毒菌や様々な酵素が付着しています。調理の際に生の肉や魚を触った菜箸は、加熱調理後は使用しないようにしましょう。完成した料理を保存容器に移す際には新しい箸に持ち替えると、食中毒菌の混入を防ぐことができます。

3日分の作り置きでペースを掴んでみよう

副菜が充実しているとバランスがよい

野菜の摂取基準として、成人で1日350gの野菜を食べよう、といわれています。毎日、パパとママの分だけでも700g、これを毎日下ごしらえから調理するのは本当に大変ですが、何品か作り置きしておくと、副菜として添えるだけで複数の野菜料理を食べることができます。

淡色野菜、緑黄色野菜に、大豆製品や海藻類と、品目が増えればどんどんバランスがよくなりますね。メニューが思いつかないときには、作り置きのレシピサイトも上手に利用しましょう。

副菜がとても充実しているサイトもあります。「つくおき」「つくりおき食堂byまりえごはん」は、どちらも作り置きメニュー全般に特化して構成されているので、参考になりますよ。
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