作り置き材料で手間を省いて時短しよう!ポイントや注意点、レシピ
子育てや仕事で忙しいときは、作り置きの材料があると便利です。野菜などを切ったり茹でたりしておくだけで、お腹を空かせた子どもを待たせることなく栄養のある食事ができあがりますよ。作り置きをするときのメリットやデメリット、うまく作るポイントを知って、作り置き材料を活用してくださいね!
作り置きを初めて作る際のポイントを知ろう
初心者はまず2、3品を試しに作ってみよう
時間のある週末や子どもが寝ている間に、レタスを洗ってちぎっておいたり、ブロッコリーを茹でておいたりするだけでも大丈夫です。そのほかにも、じゃがいもを切って茹でておけば、サラダに混ぜたりサンドイッチに挟んだりできるのでレパートリーが広がりますよ。
はじめは「あれもこれも、作ってみたい!」と思うかもしれませんが、作り置きに時間がかかると続かないものです。調理にかけられる時間を考えて、できる範囲で作り置き材料を準備するようにしましょう。
残ったおかずは簡単アレンジで楽しもう
日によっては子どもがおやつを食べ過ぎて、食事がお腹に入らないこともあるでしょう。パパに急な飲み会が入ってしまい、外でご飯を済ませてくることもありますよね。
せっかく作ったおかずが残ってしまったときは、捨てるのはもったいないですね。残ってしまった食事を「アレンジ」してほかの料理に作り替え、次の食事に出してみてはいかがでしょうか?
例えばシチューが余ったときは茹でたマカロニを入れてみてください。チーズをのせて焼くとマカロニグラタンになりますよ。また、そぼろ丼のお肉はオムレツにいれたり、パスタの具として使ったりすることもできます。
作り置きのメリットデメリット
作り置きのおかずがあれば、包丁やまな板、フライパンやお鍋などの調理器具を洗って片付ける手間もかからなくなります。食事後の片付けも楽になるので、子どもと過ごす時間などが増えて嬉しいですね。
作り置きのデメリットは、作ってから食べるまでの間に、細菌が繁殖するリスクが高まってしまうことです。おかずが冷めるまで常温で置いておくと細菌が増える原因になるので、氷などを使ってできる限り早く冷まし、落としラップなどで空気に触れさせないことが大切です。
作り置きを作る際に注意する点とは?
清潔な調理器具を使って衛生面に注意しよう
料理中は作ったものを味見すると思いますが、作り置きのおかずを直箸で触るのは控えましょう。人間の唾液には菌がいる場合もあるので、味見をするときはきれいなお箸を使ってくださいね。
おかずを長期保存するときは、濃い味付けにしておくほうがよいですよ。作り置きのおかずは、冷めると味が薄く感じられますし、濃い味付けのほうが傷みにくいからです。
作り置きのおかずを作るときは、衛生面に注意して細菌が繁殖しない環境を作っておきましょう。
日持ちさせるなら冷凍保存で1週間が目安
しかし、食材によっては冷凍に向かないものもあります。じゃがいもや豆腐、こんにゃくは、冷凍すると中がスカスカになったり、水っぽくなったりしてしまうので冷凍には向きません。
ひじきやきんぴらごぼうなどは、冷凍ができてお弁当のおかずにも使えるので、時間があれば作っておきたいものです。保存容器の中に小さいカップを並べ、そこにおかずを入れて冷凍しておけば使いたい分だけ取り出すことができて便利です。
作り置きする時間がなかなか取れないママは、多めに作って冷凍保存しておくとよいですね。
食中毒のリスクもある自然解凍はNG
ネットなどで調べたところ、自然解凍するときに細菌が繁殖してしまう可能性があるので、凍らせたものは再加熱して食べたほうが安全のようです。
市販の冷凍食品には、自然解凍OKのものがありますよね。市販の冷凍食品は自然解凍しても細菌が繁殖しないように作られているようですが、家庭で作ったおかずは工場のように衛生管理ができないので、冷凍したものは再加熱したほうが安心なのです。
冬に作るお弁当でも、暖房の効いた部屋に置いておくと細菌が繁殖しやすい温度になってしまいます。季節にかかわらず食中毒のリスクを考えて、作り置きを自然解凍して食べるのは控えましょう。
忙しいママ必見!子どもも喜ぶ時短レシピ
甘みがハマる「にんじんしりしり」
【材料】
・にんじん 中2本
・卵 1個
・砂糖 大さじ1
・だし醤油 大さじ1
・白ごま 大さじ1
・ごま油 大さじ1
【作り方】
・にんじんを細く千切りにする。
・ごま油を熱し、にんじんがしんなりするまで炒める。
・砂糖とだし醤油を入れて味付けする。
・溶き卵を入れて、にんじんと絡ませるように混ぜる。
・仕上げに白ごまをふる。
好みに合わせて、調味料を調節してくださいね。