作り置きに最適な入れ物は?素材に合った容器でお料理を楽しもう
常備菜などを保存するために使いやすい容器が欲しいけれど、種類がたくさんあってどれを選べばよいか分からないというママは多いのではないでしょうか。今回は容器選びのポイントや素材の特徴、高性能なおすすめ容器などをご紹介します。保存容器選びに悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
作り置きおかずの入れ物に求める条件
密閉性が高く中が見える
密閉性の高さは、フタが隙間なくきちんと閉まるかどうかがポイントです。フタの内側にパッキンが付いたものや、ストッパーが付いているものならしっかり密閉されて、汁漏れの心配も少ないでしょう。
同じ種類の容器をいくつも使う場合、冷蔵庫を開けてすぐに中身が分かるものが便利です。使うたびにラベルを作って貼り付けるのは手間ですし、毎回フタを開けて確認するのも大変です。
容器部分が透明なものならば、中身の状態も一目で分かるので食品の管理もしやすくなりますね。
作ったおかずを入れるのに程よい大きさ
保存容器が場所を取りすぎないように、重ねられるタイプのものを選ぶと、見た目もスッキリさせることができます。赤ちゃんの離乳食用にミニサイズをたくさん用意するママも多いようです。
たくさん作るからと大きなサイズばかりを揃えると、洗いにくかったり使わないときの保管に困ったりすることがあります。大きい容器一つに入れるよりも、中くらいの容器に分けて保存するほうが、コンパクトにおさまって使いやすいかもしれません。
そのまま電子レンジで温められる
フタにバルブが付いているものや、少しフタを開けて加熱するものなど種類もさまざまです。飽和ポリエステル樹脂という素材で作られた容器なら、耐熱はもちろん耐冷にも優れ、冷凍庫からそのまま電子レンジで加熱することも可能です。
ほかにも、軽くて使いやすい耐熱プラスチックのものも便利です。電子レンジでは使えないものの直火OKなホーロー製のものや、フタを取ればオーブンにも入れられる耐熱ガラス製のものなど種類も豊富なので、常備菜の種類によって使い分けをするとよいでしょう。
代表的な作り置きおかずの入れ物の種類
熱に強く丈夫な【耐熱ガラス容器】
また、容器が透明なためラベルを貼らなくても中身の確認が容易なのもメリットです。食洗機にも対応できますし、見た目もおしゃれなものが多いので、グラタンなどをオーブンから出して、容器のまま食卓に並べられるのも嬉しいですね。
価格はそれほど安くはないものの、長く使えることを考えれば買いやすいといえるでしょう。ただし容器自体に重さがあるので、洗うときなどは取り扱いに注意が必要です。使わないときの収納も、プラスチックに比べると若干かさばってしまうかもしれません。
加熱時間が短い【耐熱プラスチック容器】
手軽に買い求められる価格のものが多く、フタにバルブが付いたものや、中に仕切りをつけることができるものなど種類も豊富です。また保存用としてだけでなく、ボウルなどの調理器具としても使うことができます。
デメリットとしては、色や匂いが移りやすく汚れが少々落ちにくいこと、ほかの素材に比べると劣化するのが速いことがあげられます。ほかにもオーブンには使えませんし、そのまま食卓に出すには少し抵抗を感じてしまうママもいるかもしれません。
油汚れが落ちやすい【ホーロー容器】
匂いや色移りにも強く、油汚れも落ちやすいのでお手入れが簡単です。空いた容器も重ねることができるので、収納スペースを取らなくて済むのも嬉しいメリットですね。
ホーローは基本は白色のものが多く、一目で中身を確認することができないため、ラベルなどを使う必要があります。また電子レンジでの使用ができないのもデメリットといえるでしょう。
また、小さな衝撃でも表面が割れやすいため、お手入れの際には充分に注意が必要です。
おすすめの作り置きおかずの入れ物
サイズ豊富な【iwakiパック&レンジ】
冷蔵と冷凍の両方に対応(汁物は冷凍不可)しており、加熱も電子レンジとオーブン両方に対応しているので使い勝手のよいアイテムです。フタ部分はプラスチック製ですが、劣化したときのためにフタだけの別売りもしてくれるので安心です。
セット販売もされているので、冷蔵庫内や常備菜用の容器に統一感を出したいママにもおすすめです。フタが完全密封ではないため、横にすると汁もれを起こす場合があるので注意しましょう。