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子どものランチやおやつにぴったり!フランス人が大好きなキッシュ

子どものランチやおやつにぴったり!フランス人が大好きなキッシュ

フランス料理のキッシュについて知っているというママもいるでしょう。「食べてみたいけれど子連れでレストランへ行くのが難しい」というママもいますよね。キッシュは自宅でも気軽に作れるので、子どもと一緒に作ってみるのもおすすめですよ。今回はキッシュの作り方についてご紹介します。

キッシュはフランス人にとって身近な料理

アルザス地方から広がったフランス料理

キッシュがフランス料理というのをご存じのママも多いでしょう。日本ではおしゃれなイメージがある料理ですが、フランスではとてもカジュアルな料理の一つです。

キッシュはフランスのアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理の一つで、パイやタルト生地の中にクリームやチーズ、野菜、ベーコンなどを流し込んでオーブンで焼く料理です。

フランスでは一般的な料理で、パン屋の店頭で切り売りが売っているほか、スーパーの冷凍コーナーでも見かけます。手抜きをしたいときは、出来合いや冷凍を利用するフランス人ママもたくさんいます。

材料さえそろえば簡単に作れるので、友だちとのパーティや幼稚園や学校関連のイベントに持参するママやパパも多いです。ママもぜひキッシュを自宅で作ってみてくださいね。

持ち寄りにもぴったりなキッシュの作り方

キッシュの王道「キッシュ・ロレーヌ」

キッシュというとキッシュ・ロレーヌが思いつくママも多いでしょう。ベーコンの風味が利いたキッシュ・ロレーヌは持ち寄りパーティにもぴったりの1品です。ここでまずはその作り方についてご紹介します。

キッシュ・ロレーヌの作り方(4人分)

調理時間:55分

・パイやタルト生地・・・1枚 200g(26cm)
・ベーコン・・・230g
・バター・・・適量
・卵・・・3個
・生クリーム・・・20cl
・牛乳・・・20cl
・塩コショウ・・・適量
  • アレルゲン 卵、乳、小麦、豚肉

①オーブンを180℃に温めます。その間に型にバターを引いてから生地を敷き、フォークでいくつか穴を開けましょう。

②フライパンでベーコンを軽く炒めます。フランスのベーコンは角切りタイプが一般的なので、ここでは角切りタイプを使っていますが、日本で作る場合は板状のベーコンを1cm幅に切って使うとよいでしょう。

③ボウルに卵と牛乳、生クリーム、適量の塩コショウを入れ、よく混ぜ合わせます。子どもと一緒に食べる場合、ベーコンに味がついているので、塩コショウは少なめがよいでしょう。

④③に②で炒めたベーコンを入れて混ぜたものを生地に流し込み、45~50分程度焼けば出来上がりです。我が家では生地に流し込んだ後、上にぱらぱらと細かく刻んだエメンタールチーズをかけてからオーブンで焼いています。表面で溶けてカリっとしたチーズの風味がおいしいですよ。

魚好きには「キッシュ・オ・サーモン」

フランスでは、キッシュ・オ・サーモンも定番です。ベーコンが苦手な人や豚肉が食べられないイスラム教の人も食べられるので、こちらを学校関連のイベントに持参するママやパパも多いですよ。

余談にはなりますが、フランス、特に様々な人種が集まるパリではイスラム系フランス人も多いので、幼稚園や小学校のイベントなど不特定多数の人が集まるときは食材に注意する必要があります。

キッシュ・オ・サーモンの作り方 (4人分)

調理時間:55分

・パイやタルト生地・・・1枚 200g(26cm)
・スモークサーモン・・・3~4切れ
・ほうれん草・・・1束
・バター・・・適量
・卵・・・3個
・生クリーム・・・20cl
・牛乳・・・20cl
・塩コショウ・・・適量
  • アレルゲン 卵、乳、小麦、さけ

①オーブンを180℃に温めます。その間にバターを塗った型に生地を敷き、フォークでいくつか穴を開けましょう。

②ボウルに卵と牛乳、生クリームを入れ、よく混ぜ合わせます。

③下茹でしたほうれん草とスモークサーモンを適当なサイズにカットし、②に混ぜます。

④③を生地に流し込んで45~50分焼けば出来上がりです。オーブンによっては焼き加減にむらが出るので、時折チェックしながら焼いてくださいね。チェックを怠ると、写真のように部分的に焦げてしまうこともあります。

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