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おにぎりなら子どものお弁当にぴったり。食べたくなるお弁当のコツ

おにぎりなら子どものお弁当にぴったり。食べたくなるお弁当のコツ

子どもが通園時に持っていくお弁当の内容に悩んでいるママもいるでしょう。帰宅した子どものお弁当箱を開けて、食べ残しがあるとがっかりしますよね。そこで今回は、子どもが食べやすいおにぎりを作るコツや少量でも崩れにくいお弁当の詰め方、子どもが食べたくなるおにぎりのアイデアなどについてお話しします。

子どもが食べやすいおにぎりを作るコツ

手に持っても崩れにくい小さめサイズに

子どもが一生懸命おにぎりを持って食べている姿を見ると、手や口は小さく、噛み跡も本当に小さいなと感じます。

おにぎりのサイズは子どもに合わせるようにしましょう。年少さんはひとくちで食べられるサイズにし、年中さん、年長さんと少しずつ大きくしていくとよいそうです。普段どれくらいの大きさなら食べやすいのかなど、おうちでしっかり見ておくと作りやすいと思います。握りが弱いおにぎりは崩れてしまうかもしれないので、少ししっかりめに握った方がよいと思います。

大人の手で小さいおにぎりを作るのは難しいですが、ラップでご飯を棒状にしてひとくちサイズに分けていくと、コロコロとした小さなおにぎりが作れます。100均の専用グッズを使ってもよいですね。

のりを巻くときは、かみ切れる工夫をして

おにぎりにのりを巻くときは、ご飯が温かいうちに巻くときれいに仕上がります。小さい子どもはのりを嚙み切ることが苦手なので、食べやすくなるように工夫しましょう。ママたちのアイディアを少し紹介します。

・のりを小さくちぎっておにぎりにたくさんくっつける
・サッカーボールの柄にする
・のりにたくさん穴を開ける

など工夫されています。最後の「穴を開ける」というのに便利なグッズで「パリッと!のり切り隊」というものがあります。シリコンシートの上にのりを乗せ、突起がたくさんついた穴あけ器で挟むと穴が開くという商品です。

のり自体が柔らかく食べやすいものもあります。「はごろも かみきれーる おむすびのり 味のり」という商品で、初摘みのりなので柔らかいようです。

ラップでくるんでスティック状にしても

おにぎりは丸形や三角形のイメージがありますが、スティック状にすると食べやすく崩れにくく、持ちやすいです。ご飯をラップに細長くのせて巻くだけなので簡単に作れますよ。

混ぜご飯で作ったり、巻き寿司のように食べやすい大きさの具を巻いてみたりしても、何が入っているのか楽しみになりますね。スティック状にすれば端から端まで具を入れることが可能です。

具を外側にしたいときは、一度巻いたご飯の上にウインナーや鮭など子どもの好きなものを乗せてもう一度巻いてみましょう。具が落ちやすいので、抑えながら巻くと巻きやすいです。

ラップの上に薄焼き卵とケチャップライスを乗せて巻けば、スティックオムライスの完成です。好きな具材でアレンジが自由にできます。

量が少なくても崩れにくい弁当の詰め方

大きいものから順番に詰める

お弁当の時間にさぁ食べようとふたを開けたら、おかずやご飯が寄ってしまってせっかくのお弁当がぐちゃぐちゃなんて、子どももママも悲しすぎますよね。そうならないように崩れにくい詰め方を工夫しましょう

おにぎりや大きいおかずを先に入れ、小さいおかずを後に詰めていけばバランスが取りやすくなります。紙カップやシリコンカップを使うことで固定され、動きにくくなるのでおすすめです。味移りを防ぐことにもなります。

食べやすいような大きさにカットして入れていても、小さすぎると逆に食べにくいものもあります。柔らかく嚙みちぎれるものであれば、あえて大きめにして噛む練習をしてもらうのもよいです。成長に合わせて大きさを決め、つるつる滑るプチトマトなどは切って詰めましょう。

彩りおかずを使ってすき間をなくす

ぐちゃぐちゃなお弁当にならないように、すき間を空けず詰めていくと崩れにくくなります。ご飯とメインのおかずのほかに、すき間を埋める具材を紹介します。ただ埋めるだけでなく彩りを考えて、見た目にもおいしいお弁当にしましょう。

彩りは赤・黄・緑の具材が入るようにするとよいです。
【赤】
・ウインナーでカニやタコを作る
・ハムを半分にして切り目を入れて丸めると花にできる
・プチトマトをすき間に入れる

【黄】
・トウモロコシを湯がいてよい大きさにする
・うずらの卵にごまなどで顔を作る

【緑】
・きゅうりは切り方でいろいろ使える
・枝豆はそのまますき間に入れてもよいし、豆を出してスティックで刺してもよい

果物を使ってすき間を埋めるのもよいですね。

ふたをする前に弁当箱にラップをかける

すき間を埋める以外におかずが崩れない裏技があります。それは、ラップをかけることです。お弁当を詰めた後にすぐふたをせず、ラップをお弁当箱から少しはみ出るくらいにかけ優しく押して密着させます。そしてふたをすると真空パックに詰めたようになるので、お弁当箱を入れたカバンを振っても崩れにくいのです。

崩れなくても、せっかくがんばって作ったキャラ弁ののりがふたにくっついて顔がない、なんてことになると台無しです。ご飯につけたのりがはがれてしまうときには、マヨネーズを接着剤の代わりにのりの裏につけ、粗熱のとれたご飯にのせます。

クッキングシートをご飯とラップの間に挟んでも、ご飯につけたのりがくっつきにくいので、キャラ弁をかわいいまま食べることが可能になります。
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