保育園児が喜ぶパトカー弁当を作ろう!不器用ママでもできるレシピ
お弁当の日になると、子どもから、「デコ弁作って」とお願いされることがあります。テレビやネットでは、すごいデコ弁写真が花盛りですよね。しかし、時間や手間がかかりそうで、「あんなの作れない」とあきらめの方が先にきます。そんなパパやママのために、簡単なのに完成度が高い、パトカー弁当を紹介します。
デコ弁を成功させるためのコツとは
海苔のカットは道具を駆使しよう
また、海苔をくり抜くパンチも持っていると、小さめのパーツを作るときに便利です。さらに、ピンセットは海苔をはるときの必需品です。
ハサミで海苔を直接カットするという方法もあります。クッキングペーパーに作りたいパーツを大きめに描き、それを半分に折りたたみ、海苔を挟みこんでクッキングペーパーごと切り抜きます。
袋から出したてのパリパリの海苔は割れやすいので、早めに室内に出しておくか、ポットや炊飯ジャーなどの湯気にくぐらせ、しんなりした状態にすると切りやすいです。
チーズの扱い方をマスターしよう
目や口などの円形パーツには、小さめの丸型や楕円形の抜き型を使います。手に入りにくい場合は、色々な太さのストローで代用もできますよ。
大きめのパーツを作るときには、つまようじでスライスチーズをカットします。鉛筆で絵を描くようにしながらカットしていくと、きれいに切り抜けます。形ができたら、カットした端は、手でならして整えておきましょう。
チーズを使って、大きめのパーツや細かいパーツが作れるようになると、デコ弁が一気ににぎやかになります。子どもも大喜びですね。
色々な食材を使ってデコレーションしよう
薄焼き卵は、黄色い花、ひよこ、金髪などに使用するのに便利です。水溶き片栗粉を少々混ぜると、裂けにくい薄焼き卵が作れますよ。また、ゆで卵なら、黄身は濃い黄色、白身は純白のパーツとして使えます。
カニカマは、繊維にそってつまようじでゆっくりはがしていくと、赤いパーツと白いパーツに分けることができます。ピンク色のパーツにはハムや魚肉ソーセージ、大きめの白いパーツが欲しいときには、はんぺんがおすすめです。
凝った大作になってくると、細かいパーツのズレが気になってしまいますが、ズレやすいパーツは、マヨネーズや焼き揚げパスタで固定するときれいですよ。
パトカー弁当の人気で作りやすいレシピ3選
ご飯と海苔のカットだけでできて簡単
まずは、ご飯と海苔のカットだけでできる簡単レシピから紹介します。パトカーは、原則、白と黒だけのデザインですから、ご飯の白と、海苔の黒があればそれでよいわけです。デコ弁が初めてのときや、手先の器用さに自信がないときには、ここから始めてみましょう。
まずは、ご飯で、車らしき形を作ります。よく分からなければ、ネットで写真やイラストを検索してみるとよいですね。
後は、窓の部分と、車体の下半分、タイヤ部分を海苔で飾ってできあがりです。余裕があったら、プチトマトをパトカーの上に乗せて、赤色灯代わりにするとバッチリです。
子どもうけ抜群の電車とのコラボ弁当
電車の車体には、ソーセージを使います。両端は切り取ってパトカーのタイヤとして使います。残りを縦に2等分して、半円状の電車2台にしましょう。
次に、海苔を正方形に切り取って、ソーセージの車体に一列に並べていき、窓にします。このとき、マヨネーズを接着剤代わりにうすく塗っておくと、ズレがなくて作業がしやすいです。最後に、ゆでにんじんをストローで抜いて、スパゲティでタイヤ部分に固定したら、電車のできあがりです。
パトカーは、前に取り上げました簡単レシピでもよいですし、おにぎりにして窓と下半分に海苔を貼り、タイヤ部分に先ほど切り取ったソーセージの両端を並べてもできます。
ミニカーみたい!立体型パトカーおにぎり
まず、ご飯をラップに包んで立体的なパトカーの形に成形します。ミニカーをご飯で作っているイメージです。フロント部分をやや広めに、横のラインを平らにするとよりクルマっぽくなります。
次に、パトカーの黒の部分に海苔を貼っていきます。車体の下半分、ボンネット、フロントガラスとリアガラス、窓部分に貼ります。これもネットで写真やイラストを検索すると分かりやすいでしょう。
最後に、カニカマを使って赤色灯を作ります。余裕があれば、カニカマの残りで白いライトを作ったり、赤いブレーキランプを作ったりすれば、よりリアル感が増します。完成後、ラップで包んで押さえておくと、パーツがズレにくくなります。
保育園児のお弁当作りのポイントを知ろう
食べきれるように少なめの量を意識しよう
まず量ですが、子どもが食べきれるように、少なめの量にしましょう。食べるのが遅いとき、食べてしまうまで先生が面倒をみてはくれますが、ずっとではありません。時間内に残さずきちんと食べきることが重要です。
また、子どもにとって、ママと離れて1人で食事をするのは、とても大変なことです。ですから、子どもが「お弁当を全部食べられた」という自信を持つように、まずは少なめの量からスタートしてみましょう。
「ちょっと量が少ないかな?」と感じるようなら、子どもの様子を見たり、「量はどうだった?」と直接聞いてみたりして、徐々に量を増やしていくとよいですね。子どもが、食べることを苦痛に感じない配慮が必要です。