掃除が苦手なズボラ主婦の簡単掃除術!家族みんなで家をピカピカに
育児には力を入れているものの掃除を後回しにしていて、気づいたときには手の施しようがないくらい汚れていたという経験があるママも多いですよね。掃除が苦手なズボラ主婦の場合は、家族みんなで「ついで」掃除がおすすめです。簡単掃除術を知って、手抜きしつつ家をきれいに保ちましょう。
家族みんなで「ついで」掃除の習慣を
子どもも喜ぶモップスリッパで床拭き掃除
おすすめのアイテムはモップスリッパです。モップスリッパとは、スリッパの裏面がモップになっているので、歩くだけで部屋の掃除ができます。最近は100均でも販売されていますので、手軽に購入することができますよ。
大人用だけではなく子ども用のサイズもありますので、親子で揃えて楽しく床掃除ができるでしょう。スリッパの底が厚いクッションになっていて、掃除ができるだけでなく防音効果があるタイプもあるそうですよ。
パパには水回り使用後のついで拭きを
洗面所やキッチンのシンクなどを使うと、水滴が鏡についていたり、蛇口についていたりすることが多いですよね。そのままにしておくと水垢やカビの原因になってしまいますので、水回りの使用後はついで拭きを心がけましょう。
さっと拭けるように使い捨てのペーパータオルなどを用意しておくと、水回りを使用した人がついで掃除をすることができます。パパにも伝えておいて、家族みんなでついで掃除をして水回りをピカピカにしましょう。
ママはお料理ついでにキッチン掃除
食材や食器を洗った後、水滴を拭かずにそのままにしておくご家庭もありますよね。水滴が残っていると水道水に含まれるカルシウムやミネラルなどの成分が原因で、水垢が発生してしまいます。普段からシンクを使った後は、水滴を拭くようにしましょう。
また煮込み料理や電子レンジを使う場合は、待ち時間にさっと床や壁の掃除をしましょう。お料理のついでに掃除をして、きれいな状態をキープしてはいかがでしょうか。
子どもに手伝ってもらうメリットとコツ
子どもが喜ぶ掃除道具を手作りしてみる
子どもが楽しく掃除をするきっかけ作りの一つとして、「掃除道具を手作りする」という方法がおすすめです。不要になった物を集めるだけでよいので、少し不器用なママであっても簡単に取り組むことができるでしょう。
例えば針金のハンガーを用意して、タオルと不要になったパンストを巻きつけると、埃取りハンガーの完成です。また使わなくなった歯ブラシを用意して、広がった部分をハサミで切ると掃除用ブラシができますよ。ほかにもサイズアウトした洋服を小さく切れば、雑巾の代わりとして使用することができるでしょう。
楽しいお掃除会議でコミュニケーションを
ママひとりで片づけをしていると疲れたりイライラしたりして、中断することもありますよね。そんなときは、お掃除会議を開いてみるとよいでしょう。子どものやる気がアップするきっかけになるかもしれませんよ。
お掃除会議では、まずどこが汚れているのかを子どもと一緒に考えます。子どもが見つけた場所を一つでよいので、手作りの掃除道具を使ってピカピカにしてと頼んでみましょう。掃除をした後はたくさん褒めると、子どものやる気がアップしますよ。
掃除のお手伝いは知育にもなる
実際に子どもが掃除をする場合は、「どれくらい拭けば汚れが落ちるのか」「上手にゴミを集めるには、どのように体を使えばよいのか」などを考えますよね。ママから与えられたミッションを達成するために、自分で考えて行動する力が求められます。考えながら体を動かすので、脳の発達によい影響を与えるでしょう。
小さな子どもであればテーブルや床などの簡単な拭き掃除が、手先が器用な年ごろになれば洗剤を用いた風呂掃除やトイレ掃除などがおすすめですよ。子どもの年齢に合ったお手伝いを頼みましょう。
子どもとパパにも手伝いやすい環境づくり
物は戻す場所を決めておくと散らからない
物を戻す場所を決めるときのポイントをご紹介します。大切なのは、使用する場所の近くに物を収納することです。フライパンやボウルなどはキッチンのシンクやコンロの下に、シーツはベッド下や押し入れなどに収納するとよいでしょう。すぐに取り出すことができ、使った後もさっと片づけられますよ。
子どものおもちゃに関しても同じです。おもちゃの片づける定位置を決めておき、遊んだ後は元の場所に片づけるよう子どもにも伝えましょう。